20061103

　今回の釣行のきっかけになったのは、某船宿のホームページで見つけた、こんな一言だった。早速、政美丸常連のＫ島さんを誘って、釣行日決定。後は何処に行くか・・・。候補に挙がったのは、神津島、銭州、新島。新島の船は、「５人集まれば下田まで送迎」。でも、二人だけだし・・・と一消え。神津島の船宿は、前回乗った寿美礼丸は・・・、１１月３日～４日で銭州・神津島一泊釣行で二消え。で、銭州になりました。船宿は、前回銭州釣行と同じ龍正丸。一度でも行ったことのある船宿なら、システムがわかってるからね。

　集合時間２時半の所、オイラ達は１時過ぎに到着。船の周りに車が少ないので、結構早めに着いたのかと思いきや、船には竿竿竿・・・。１０人中、８・９番目でした(^^;　で、空いていた左舷ミヨシ、ミヨシ２番の席を確保。ついでにベッドも確保（前回と同じ場所）。後は、銭州に着くまでグッスリと・・・。

　またまた、ワクワクウキウキ状態でほとんど眠れないまま、３時間半程掛けて銭州に到着しました。まずはエサ用のムロアジを釣って、カンパチ狙いから始めるとか。エサ用のムロアジなんか、あっという間に・・・これまた、なかなか釣れないんだよね。ポツリポツリと、なんとか７～８匹ほど釣り上げて、早速、カンパチ仕掛け投入っす。でもね、チビムロを期待していたんだけど、あまり小さいムロじゃないんだよね。まぁ、このムロでも食うときは食うんだろうから、じっくりやりましょ。

　結構早い時間に、右舷側で３～４キロのカンパチが取り込まれて、続いても右舷、更に右舷と、右舷側ばかりで同サイズのカンパチが取り込まれます。で、オイラの方っはってぇと、暴れはするんだけど、まるっきりアタリガナイ状態。・・・１時間経過・・・アタリガナイ。２時間経過・・・アタリガナイ。３時間経過・・・アタリガナイ。・・・飽きてきた・・・。

　ふだん、動く釣りばかりやってるオイラにすると、３時間もじっくりやっていたのは奇跡的なこと。でも、向かいにいた船でシマアジが取り込まれるのを見た瞬間、仕掛けバッグからシマアジ仕掛けを取りだしてました(^^;

　次の流しからは、シマアジ仕掛けを投入。前回、神津島で聞いたことを思い出しながら、底付近でゆったりシャクります。底付近でやっているだけあって、コマセ籠がつつかれたり、先針に付けたオキアミが囓られたり、何かしら竿先にアタリは出るんだけど、なかなか魚が掛けられません。やっとの事で掛けたのはイサキ。型はいいので、結構ガッツンガッツン竿先を叩いて、ちょっと期待してたんだけどね～(^^;

　ほとんど釣果がないまま、五目も出来ると言うポイントに移動。泳がせのハリス５０号指示が出たところを考えると、大きめカンパチかモロコが出るところなのかな？　でも、オイラはお土産釣りに走ります。

　暫くの間は、エサ取りにやられるだけだったんだけど、一匹目のウメイロが掛かってからは、結構良いペースでウメイロが掛かってくる。６ｍの仕掛けの扱いに慣れてないので、手返しはかなり悪いんだけど、仕掛けを投入すれば、ほぼ１００％の確率でウメイロが掛かってくる。サイズも、小さいので３０ｃｍ弱、大きいのは４０ｃｍ位あるので、結構楽しめるよね(^^)　食べて美味しい魚だし・・・。

　五目仕掛けで遊んで暫くしたとき、ククンとウメイロかイサキっぽいアタリで竿を手に取ると、いきなり竿先が絞り込まれる。デカメジナが掛かった。この時は完全にそう思っていたんだよね。にしても、重量感たっぷり、何度と無く突っ込むパワーもなかなかのもの。とはいえ、ハリス６号の遠征五目仕掛けなので、無理さえしなければ、切られることはないでしょ。途中、Ｋ島さんの仕掛けとオマツリしながらも、ビシを掴んで、さすがにメジナはよく引くなぁ・・・と仕掛けをたぐり寄せると、青白く光りながら浮いてきたのはマダイ・・・。慌ててＫ島さんにタモで掬ってもらったのは、もちろん、オイラの記録魚。７２ｃｍ４．５ｋｇの立派なマダイでした(^o^)　（まぁ、遠征では大きいとは言わないのかもしれないけど・・・）　なにか、一匹でも遠征らしい大きさの魚を釣りたいと思っていたので、この一匹で大満足！！　遠征の底力を見せてもらいました(^o^)

本日の釣果；マダイ×１，ウメイロ×１２、イサキ×４でした。ウメイロはやっぱりまいう～っすね(^^)　マダイは頭を割るのに一苦労・・・。味は・・・やっぱり、もう少し小さい方が美味しいっすね・・(^^;　でも、タイ鍋は、今までやったことがないほど大きな切り身で、食べ応えは十分でした(^^;