20020727

　港に着いた頃は、腰越海岸に寄せる波は結構高いかな・・と思ったんだけど、港を出てしまうと、以外と波は穏やか。ただ、風がほとんど吹いていないので、めっちゃ暑いっす～。

　政美丸が、まず、目指すのはいつも通り江ノ島沖・・・じゃなくて、鎌倉方面に向かって進路を取っている。すぐ近くで、同じ腰越の孝太郎丸が流しているが、そっちの船はコマセダイの船。ということは、メインはマダイかな・・・と、待ちをゆっくり目にとるマダイシャクリで探ってみる。餌取りは結構いるみたいで、先バリに付けたオキアミはボロボロにされていく。状況は・・・よくはないんだろうなぁ・・・

　タイからのアタリは無いまま、更に南下。定置網のすぐ近くで釣り開始となる。こっちも状況は同じような感じで、たまーにあたっても、マルアジやらスズメダイ。ここに来て、アタリが多くなってきたのは、サバと曼陀羅。どちらも走りまわるので、船中お祭り騒ぎ。オイラもお祭り騒ぎを起こしたり巻き込まれたり。中で大きめのサバを２本〆サバ用に、曼陀羅を一匹ニャンコのおやつ用にキープしたけど、後は、仕掛けをブチブチ切られたり、メチャクチャにされたりと、どんどん仕掛けが無くなっていく。底付近で久しぶりにアジのアタリを捕らえても、上げてくる途中で曼陀羅が食い付いて、アジを振り落とす始末。反対舷では、船中初のハナダイまでもが、曼陀羅に振り落とされてしまったらしい・・。今年も忙しい季節になってきたなぁ・・・(-_-;

　お腹が減ってきたので、竿を置き竿にして、棚は、さっきからアジのアタリが出るハリス分。一つ目のオニギリを頬ばったところで、竿先に、アジやらサバとは違うアタリ。竿を手に取ると・・・、タイっぽい引き込みが・・・。途中の引きもタイっぽい・・。仕掛けをたぐり寄せて来たところで、はっきりとタイの姿・・・が、一瞬で視界から消える。先針に曼陀羅が食い付いたみたいで、次にタイの姿が見えたときは、タイの意志とはまるっきり違う方向に引っ張られている。ちょっと強引に引き抜いたところで、先バリごと曼陀羅の姿は消えたが、ハナダイは何とか無事に取り込めました。ふぃ～っ、危なかったぁ(^^;;;

　その後も曼陀羅の攻撃は続くが、海面を見ていると、結構、型のいいのも泳いでいる。あれが平なら・・・と、平狙いにしようかとも思ったが、もう一匹くらいハナダイがいるかも・・と、ハナダイ狙いに絞ることに。その後も、あちこちのポイントを攻めるんだけど、何処に行っても、あまり、アタリが無い状況は続く。最後に、江ノ島沖に戻ってきてみたけど、こちらもアタリ無し。まぁ、ほんの３０分位ぢゃぁ、状況ははっきりはわからないけどね。ま、来週は又、頑張りましょうということで、今日の釣りはおしまい。そうそう、今日は、陸も暑かったけど、海上もめっちゃ暑かったのだ。暑さに弱いオイラは、何度か、別の世界に連れ去られちゃいそうになってました。