20020622

　先週まで、絶好調だったタイ五目。今週はちょっと釣果が落ちてきたみたいだけど、カイワリは絶好調みたい。前日はハナダイがトップで7～8枚で小マダイはほとんど混じらなかったらしい。で、期待してたんだけど、何故か、喜久丸には続々と釣り人が集まり、２８号船は２０人以上、政美丸も１３人と、ここ最近では、一番の賑わいになった。これだけ乗ると、タイは厳しいかなぁ・・・(^^;

　大賑わいの政美丸は、満員で定刻よりも早めの出船となり、いつものポイントに向かう。気になるのは、潮の色が、濁っていると言うより、暗い感じ・・・。春に、こういう色の潮でさんざん苦労してきたからなぁ・・・。その不安は的中したようで、アタリがほとんどないっす～(-_-;　朝一の数投こそ、何かが仕掛けにちょっかいを出しているような感じだったんだけど、餌の囓られ方が、餌とりっぽい。とは言っても、先週までの状況から考えれば、しつこくシャクリ続けていれば、群が回遊してきて、バラバラっと食ってくる筈・・・だったんだけど、アタリは、船中パラパラっと出てアタリがなくなっちゃうのだ。朝の時点で、オイラの桶にいるのは、小マダイとカイワリが１枚ずつに、マアジが５匹。その他釣れたのは、小カマスが数匹・・・。どうも、全体的に釣果が悪いみたいで、移動するにも、移動する場所さえ無いという状況らしい・・・。先週までの状況で、すっかり贅沢（？）になったオイラには、辛い状況なのだ(^^;

　朝の時合いが過ぎると、今度は付け餌が、囓られもしない状況が続く。シャクリ幅を変え、待ち時間を変え、タナシャクリに切り換え、最後には、置き竿にしてみたりするが、何をやっても餌が囓られない。ただ、時々群が回ってくるみたいで、その時、そのタナを丁度シャクれれば、掛かることがあったりするらしい。群がまわってくると、船中のどこかで3～4枚カイワリが釣れるが、先週までのように、船中至る所で魚が掛かるという状況にはならない。オイラも、忘れた頃アタリが出て、カイワリを拾っていくが、アタリとアタリの感覚が一時間近いんじゃないかっていう感じ。まぁ、釣れれば、カイワリの方はいいので、とにかく、シャクリ続けて、拾っていくしかないんだろうけど・・・。
　状況が変わらないまま、12:00をまわった頃、お土産のサバ釣りに向かうことに。サバだけは相変わらずの食いっぷりで、シャクリ始めると、すぐにグンと竿先が入り、40cmほどのサバがあっという間に食い付いてくる。上がってきた仕掛けは、サバが三本に他、枝スが二本切られていた・・ってことは、パーフェクトに付いていたって事だね(-_-;　タイ狙いの1.7号ハリスの仕掛けでゴリ巻きすると、やっぱり、ブチブチ切られて、とりあえず、お土産分の三本をキープして、後はリリースを繰り返す。時間的に考えて、最後にもう一回タイを狙いに行くだろうから、あまり体力を使うのは・・・(^^;

　サバ釣りでお土産十分ということで竿をたたんでしまった人も何人かいたが、やっぱり、最後にもう一度タイ狙いに向かう。ここで、仕掛け交換をして、気合いを入れ直してシャクリ始める。一投目の二往復目、底でガツンと来たが、引きが全くなく、上がってきたのはマアジのトリプル。船中、これ以外の魚が上がることなく、そのまま沖上がりになってしまいました。

　先週までの状況とは完全に変わってしまって、アタリがほとんどなかったんだけど、普段の二倍以上の釣り客がいたし、前日はハナダイ中心に釣れてたという事もあるし、まぁ、復調を期待するしかないですね(^^;　来週までに、ハナダイだらけの海になっていればいいんだけど・・・(^^;　そうそう、シラス漁の網に、カイワリの稚魚と小カマスが大漁に混じるみたいなので、これから、カイワリともう少し大きく育ったカマスが、花を添えてくれるんぢゃないかと期待しています(^^)