軟体五目?
 昨日船長から聞いた情報によると、先週の日曜日以降は好釣果が続いているそう。前日も一人で20枚釣ったとか。そう聞いてしまうと、期待が膨らまないわけはない。常連さん達は、やっぱりその情報は聞いているらしく、何となく、ウキウキソワソワ・・・。
 出船前、変な雲が出ているなぁ・・・と思っていたら、どうやら火事(その日の夕刊で海老名市の工場火災)だったらしく、相模湾に沿って真っ黒い煙がたなびいている。すっごい煙っすねぇと常連さんと話している内に、早速ポイントに到着。魚の活性をみる意味もあって、先針にオキアミを付けて投入。が、まるっきりアタリがないんぢゃぁ。シャクリ方を色々変えてみてもなんの反応も無し。この、暗い濁った潮のせいか? 他の人にもアタリは出ていない様子。いつものポイントを流し続けるが、カスリもしなければ触りもしない。昨日まで絶好調だったのに、またまた食い渋りの日に来ちゃったか・・・(-_-;
 結局、朝一のハナダイ場では、船中ハナダイが一枚上がっただけで、お土産のアジポイントに移動。が、堅いと思っていたアジまで口を使わない。いつもなら、一投目からアジが食ってくるのに・・・。これには船長も参った様子。オイラはこの時点でマアジ一匹のみ。う〜ん、どうしたものか・・・。
 「西に行ってみよう」という事になって、茅ヶ崎方面に移動。途中の浅場で小マルアジを3匹釣り、烏帽子沖のタイ船の脇に到着。ここでは、大きいマルアジがガンガン当たってきて、オイラは大きめのを選んでキープする。取り込むときに、マルアジに近寄る魚影を見つけて、早速小マルアジをハモノ仕掛けに付けて投入。上ではなんの反応も無かったので底から1mで様子を見る。1分ほど経過したところで、底を切っていたはずなのに、道糸が弛み気味になっている。何かが食ったか水深が浅くなったか・・・。ちょっと巻いて様子を見るが生命反応無し。餌が外れちゃったかな、と仕掛けを巻いてくると、マルアジは既に絶命状態。その頭にははっきりと囓られた後が。敵はイカっぽい。けど、イカの仕掛けはないからなぁ・・・。すぐにマルアジを付け直して投入。すると、またまた竿先に変化が・・・。ゆっくり巻いてみると、妙な重さが・・・・。仕掛けが上がってきたところで海を覗くと、胴長50cm程のでっかいヤリイカがマルアジを抱いている。ただ、ハモノ仕掛けにはイカを引っかけられるような針が着いているわけでもなく、とりあえず船長にタモを用意して貰ってゆっくり引き寄せる。が、水面まで後ちょっとで離してしまう。すぐにアジを落とし込むと、見えるところですぐに抱きつくが、水面の手前で離すの繰り返し・・・。結局、ヤリを手中に収めることなくハナダイポイントに移動になってしまった。今度は、イカ用の泳がせ仕掛けと、餌木を持って来なきゃっ!!
 ハナダイポイントに到着するが、潮の色も相変わらず。おにぎりを食べている間置き竿にしておいた仕掛けに25cmほどのメバルが掛かっただけ。続いてのポイントで、やっと、ハナダイらしい引き込みが来ました!! 時間は既に12:00。いやぁ、長かったぁ(^。^; やっと片目が開いたところで、ひたすらシャクっていると、船中でもポツンポツンとハナダイが上がって、顔を見れる人が増えている様子。やっと、ちょっとだけやる気を出してきたようで、今度はガツン!!と派手に当たって、二枚目を釣り上げる。これで気分は楽になったものの、結局数は伸ばせないまま、最後のアジポイントに移動。
 ここは、イシダイポイントでもあるので、オイラは狙いをイシダイ一本に絞り、タナハリス−1で置き竿。このポイントのイシダイは、1kg以上のものは置き竿の方が有利なので、残り僅かな時間を苦手な置き竿で攻めるのだ。その一投目、竿先が根掛かりしたような感じに・・・。でも、巻くと上がってくるんだよなぁ・・・。ゴミでも引っかけたかな・・・、でもこの感じは、もしかしたらヤツがコマセ籠に付いているのかも・・・。仕掛けが上がってくると、やっぱり、ヤツがコマセ籠に抱きついていました。船長にタモをお願いして、掬って貰ったのは、マダコ。イカは駄目だったけど、これはいいお土産ができたのだ(^o^) 
 前回に引き続き、またまた食い渋りの日に当たってしまったけど、まだ、期待がもてるのも確か。2回連続で厳しい釣りになっちゃったけど、新しい楽しみもできたし。今度はちゃんとイカ用の仕掛けを釣り道具の中に忍ばせておこうっと。あ、そろそろマルイカ用の仕掛けを忍ばせておくのもいいかも
しかし、これぢゃぁ、何を釣りに行くのかわからないっす〜(^^;
本日の釣果;ハナダイ×2、メバル×1、マダコ×1、マアジ×1、マルアジ×6(持って帰ってきた分のみ)でした。食い渋りだったので、これだけ釣れれば満足でっす(^o^)