初釣りはシャクリで
 2002年1月2日、南西の風が強く波が高いという予報の中、腰越に向かって出掛けてみると、風も波もほとんどない。途中から風が出てくることは予想できるが、どうしても竿の調子が見てみたいからねぇ・・・(^^; 予報が悪いせいか、港は閑散としたもの。政美丸も、結局、客2人だけの大名釣り状態で出船となった。ただ、人数が少ないので、深場のマダイは狙わず、江ノ島周辺でシマシマを狙おうということになった。まぁ、シャクリの感覚を見てみたいので、願ったり叶ったりっす〜。ただし、前日の時化で底荒れしていないか心配なんだけど・・・。
 最初のポイントは、昨年、大型の2〜3kgのイシダイが釣れたポイント。ハリス2号4.5m3本針の仕掛けで、タナは仕掛け-1.5mで置き竿。ここのイシダイは、餌を底に這わしておいた方がいいというのは去年と同じらしい。ただ、今日は小さいマアジ・マルアジがわんさかといるので、コマセを撒くと釣りにならない。このポイントで、今年最初となるマダイが・・・。ただ、極小サイズなので、速やかにリリース。暫く打ち返していると、アジでは無いアタリが出たが・・・、ハリスに傷が付いていたようで、ヤリトリする間もなく妙なところで切れてしまった(=_=; 手応えからして、1kg前後とは思うが、去年同様、楽しみなポイントっす〜。ただ、置き竿というのが・・・(^^;
 次に移動したのは、ハナダイポイント。今度はシャクリで・・・と思ったら、先針にオキアミ刺して、底付近を探ってみてとのこと。とりあえず、指示通りやっていると、コッパナが一枚掛かり、何とか、ボーズ脱出。後は、ガンガンシャクりたいなぁ・・・。
 時化の影響はやっぱりあるらしく、その後はほとんどアタリ無し。ここで、突然大移動。秋口にシマシマ&シマシマパンツ狙いで行ったポイントに到着。最初のシャクリは、ソフトなシャクリで待ちは3秒位。1投目、2投目とアタリもないまま餌だけ取られたが、3投目、底から8mで小さいアタリ。あわせてみると、シマシマパンツっぽい引きが・・・。仕掛けを上げると、真ん中のオレンジのウイリーにシマシマパンツが掛かってました。その後はまたまたアタリが感じられなくなり、色々とシャクリ方を変えてみる。色々やってみるが、どれも同じような状況だったが、早めのシャクリで待ちほとんどなしというシャクリに変えたところ、ガンガンアタリが出るようになった。アタるタナも、底から10mならどこでもアタリが出る。しかも、ウイリーにもガンガン反応するので、付け餌も必要なく、やっと、シャクラーの本来の姿に戻れたっていう感じっす〜(^o^) ただ、アタリの数の3分の1も掛けられないのがちょっと悔しいんだけど・・・(^^; その時、突然、ガクンと大きなアタリが・・・。引き具合がタイっぽくないので何かはわからないものの、明らかにシマシマパンツよりは大きくて強い魚が掛かっている。ハリスは1.5号なのでゆっくり上げてくると・・・、浮いてきたのは35cmほどのウマヅラ・・・(^^; まぁ、午年だし、縁起がいい(?)って言うことにしましょう(^^;
 その後も、同じシャクリ方にシマシマは反応を示し、足下の桶はどんどんシマシマ色に変わっていく。最近、タイの活性が低い日に当たることが多くて、ガンガンシャクるということがほとんどなかったので、メチャクチャ楽しくて、水分も食事もとるのも忘れて、ひたすらシャクリまくりました。途中で、底付近を餌を付けて良型を狙おうかとも思ったのですが、久々にガンガンシャクって掛けるという快感を味わったため、結局、狙いは変えず、ひたすらシャクリ続けてしまいました。
 暫くやっていると、更にバラシが多くなってきて、考えてみると、途中からは、スレ掛かりが多くなってきて、バレが多くなってきている様子。ただ、アタリの数は全然変わらない。船長も、魚探真っ赤だよ〜と言っているので、シマシマパンツの魚影はかなり濃い様子。深場のマダイは型が揃うので、それはそれで嬉しいんだけど、やっぱり、シャクラーはガンガンシャクって魚を掛けたいので、オイラとしてはこっちの方が嬉しいかも(^^;
 結局、南西風がどんどん強くなってきて、12時過ぎに早揚がりとなってしまったけど、初釣りは大成功というところでしょう(^o^) 今日は大きい魚が掛からなかったので、ヤリトリを楽しむことはできなかったけど、竿おろしとしては充分な釣果でしょう。
本年最初の釣果;ハナダイ×1、イシダイ×14、ウマヅラ×1、マアジ×4でした。ちなみに、アタリの数の3分の1もとれなかったシマシマパンツ、全部とれてたらえらいことになってたなぁ(^^;