ototoの夏休み〜シャクリ編
 季節はずれの夏休み釣行第二弾は、オイラのホームグラウンド腰越港喜久丸からのタイ五目。先週体調を崩しているときに、船長から「イシダイが釣れてるよ」と電話が掛かってきて気が気ではなかったけど、遂にこの日がやってきました。オイラの中では、今日の本命は赤いのではなく、シマシマのヤツなんです。ちょっと不安になるのは、海がベタ凪なんだよなぁ・・・。何度も味わっている凪倒れ、今日は果たして・・・。
 最初はハナダイから狙うと言うことなので、まずはハリス1.7号の仕掛けを用意。ただ、まだ、本格化はしていないらしく、なかなか浮いてくれないとのこと。ハナダイが掛かる棚は、だいたいハリス分とか・・・。更に話を聞いていると、イシダイも釣れなくなっちゃったとか。こちらも浮いてくれないので、底付近で狙うしかないとか・・・。確かに、反応は底べったり。しゃくればマルアジ。暫くするとサバが回遊。午前中はずーっとこんな感じで、オイラの桶にはカワハギが一枚泳いでいるだけ・・・(=_=; 今日はもうこのまま・・・?
 そんな不安がよぎったところで、やっとオイラの本命イシダイポイントに移動。が、期待と気合いとは裏腹に、なんにもカスリもしない。やっと来たガツンはといえば、定置網のロープ。これは、船の動きに併せて強烈な引き込みをみせた大物でした(=_=;
 その後、茅ヶ崎方面の深場を流すも、アタリなし。オイラは、仕掛けバックの中からアマダイ仕掛けを見つけて落とすが、憎きぐーふーの登場で、一瞬で針がとられる始末。小アジでも釣れていれば泳がせでもやるんだけど、今日はおっきなマルアジしか釣れてないし・・・。この時点でも、オイラの桶にはカワハギ1枚だけ・・・(=_=;;;
 今度は茅ヶ崎沖の岸寄りに移動して、さっきよりはちょっと浅めのポイント。置き竿にしている人にもアタリがないようなので、オイラはひたすらシャクリ続ける。今日は一体何回シャクったんだろう・・・ガツン!! 底から10mだし、マルアジかな・・・と、タイっぽい引き込みが!! やっとの事で掛かってくれたのは、ちょっと小振りながら本命のマダイでした。えっ?イシダイが本命じゃなかったのかって? まぁまぁ、イシダイポイントはちょっとしかやらなかったんだから、本命は純粋に赤いタイって事で・・・(^^;
 最後に、朝狙ったとおり、葉山方面から鎌倉方面に流してくるときに、大きさの割には強い引き込みをみせてくれた小振りのハナダイがやっとこさ釣れました。残り時間も残りコマセも後わずか。下をのぞくと曼陀羅が泳いでいる。うちのニャンコ、マルアジより曼陀羅の方が好きなので、海面から5mくらいでコマセをドバ撒き。が、ウイリーにもオキアミにも目をくれず、曼陀羅はアミコマセを食っているだけ。船長の揚がりましょうの声で、コマセ籠を海面で洗っていると・・・ギュン!! やっと食ってくれました。しかも、予想通り、平ソーダ。これで、一応お土産もできたし、小さいながら赤いのも釣れたし、まぁ、ヨシとしておきましょう。
 まぁ、今日はどこも悪かったようなので顔が見れただけマシだったみたいだけど、相変わらず水温が高いみたいっす。更に、ハナダイはまだ抱卵していたので、一体いつ始まることやら・・・(=_=; ただ、今日はタイっぽいバラシが3回あったので、食いがもう少しよければもうちょい釣れるかも・・・。
本日の釣果;マダイ×1、ハナダイ×1、カワハギ×1、平ソーダ×1でした。ちなみに、マルアジは数は減ったものの、まだ元気みたい。それから、ちょっとサバが出てきたかなぁ・・・(=_=;
クーラーの中が寂しすぎる・・・(=_=; まぁ、前日の大漁のおかげで夜ご飯は豪華にはなったんだけど・・・。
本日の夜ご飯;ハナダイの塩焼き・アマダイの一夜干し(左上)、イトヨリの薄造り(右上)、アマダイの昆布〆(左下)、平ソーダのタタキ(右下)でした。
港からの富士山。この時点では大漁を夢見ていたんだけど・・・
やっぱり日が短くなったんですねぇ。出船後なのに、太陽はまだこの高さ。
天気は良かったんだけどナァ・・・