もうちょい・・?
 台風による余波が残っているとの予報だが、北風だし、折角の有給だし、とりあえず、港にいってみよう。腰越に向かう海岸線では、波は大したことはないので、大丈夫かな?
 港に着くと、車はほとんどいないけれど、28号船、18号船は既に岸壁に繋がれているので、出船はするみたい。でも、肝心の政美丸の姿が見えない・・・。受付で聞いてみても、出るよ〜とのことだったので、ちょっと安心。でも、オイラ一人だけだったら・・・。
 6時頃にもう一人お客さんが現れて、政美丸も、無事(?)出船することになり、ほっと一息(^。^) 早速準備をして、慌てて出船。まぁ、前回がボーズだったので、今日は顔が見られればいいかな。出船前に船長から聞いた状況でも、今年は海がおかしいとのことだったので、これでも、目標が高いかも・・・(^^; でも、平日釣行だし、同船者は一人しかいないし、何とかなるんでは・・・。
 で、答えは結構早くに出たのでした。2投目、底から6mほどでコツンと来て、ちっちゃいながらもマダイを上げる。置き竿有利とのことだったが、とりあえず、ボーズは免れたので、後はひたすらシャクって、海の様子を伺おうと決めた。本当は刺し餌なしでウイリーのみでシャクりたかったんだけど、餌取りがなんなのかを見極めたかったし、どうも、ウイリーに対する反応が良くなさそうなので、刺し餌だけは付けてみることにした。マルアジだけは元気で、餌だろうがウイリーだろうが関係なしに食ってくるんだけど、サバや曼陀羅でさえ餌にしか食ってこない。更に、グーフーがいるらしく、先針だけ取られること数回、ガツンというアタリで、これはっ!? と巻いてくると、サバフグだったりして・・・。その後、またまたガツンというアタリで、引きはまさしくマダイ。が、針がのばされてあえなくバラシ。それからは、カイワリが4匹釣れただけで、後はかすりもしない。まぁ、こんなもんかなぁ・・。
 葉山方面に移動するが、こっちでは更に食いが悪い状況で、マルアジ、サバ、曼陀羅しか食ってこない。で、何度か移動した後、イシダイポイントにたどり着いた。その1投目、底から8mでガツンと来たのに、なぜか掛からない。ただ、イシダイの雰囲気はあるので、ここでは、ひたすら、ガンガンシャクってみることにする。で、暫くシャクっていると、底から10mでガツンっ!! ガクンガクン来る引きはイシダイかマダイの筈。数回の突っ込みに耐えながら上げてくると、道糸がすーっと横に走って・・・? をや? 何と掛かっていたのはイナダでした。引きは、絶対にイナダぢゃなかったのに、どこかで魚が入れ替わった・・? で、その後はひたすらシャクリ続けるけど、アタリはあるものの食い込まないという状況が続く。まぁ、タイなのか外道なのかはわからないけどね。で、その後、またまた底から8mでガツン!! が、最初の突っ込みであえなくぶち切られてしまったっす〜。仕掛けを確認すると、一番上の茶色ウイリーが切られてました。オイラは、茶色ウイリーでイシダイを掛けることが多いし、引きからしてもイシダイでは・・・(とか言いつつ、さっきはイナダだったんだけどね(^^;)
 その後、イシダイポイントを諦めて、ポイント移動するが、まぁ、ウイリーにも反応を示すタイがいてくれたようで、ちっちゃいながらもマダイ、ハナダイを追加して、本日の釣りは終了となりました。
 で、今日シャクって見た感じでは、まだ、本番とまではいかないまでも、少しはウイリーに対する反応が良くなってきたのでは・・? 今回の3枚の内、2枚はウイリーに食っていたし、シャクリ方も、前回までのように待ちの時間を長くとったものではなく、ハナダイシャクリよりちょっと待ちを長くした程度で食ってきたし、さらには、掛からないまでも、タイっぽいアタリが結構多かったし。しっかし、釣りというのはタイミングというか、バランスが大切なもので、例えば、シャクリ言えば、シャクる→止める→アタる→あわせる→釣り上げるという一連の動作がぴったり合っていれば、そこそこ釣果があげられるのでは? 今回は特に、ガツっとあたってもあわせられなかったり、掛けた直後に切られる、針をのばされるといった事があって考えさせられた訳です。針を延ばされると言うことは掛かりどころが悪かったと言うこともあるだろうし、切られると言うのも魚が有利な体勢のままヤリトリを始めてしまっていると言うこともあるだろうし・・・。時には魚が大きくて延ばされたり、切られたりすることもあるんだろうけど、今日に限って言えば、ちっこいタイ相手でもやたらと引きが強く感じてたので、こっちが有利な体勢でヤリトリをしていなかったんだろうナァ・・・。でも、まぁ、そんなこんなでも、釣られてくれる魚が居たことだけでも感謝感謝っす〜(^o^)
本日の釣果;マダイ×2、ハナダイ×1、イナダ×1、カイワリ×4、マルアジ×4(持って帰ってきた分)。ちなみに、サバ・曼陀羅はマルアジに比べると、かなり少なそうっす。掛かる魚の9割はマルアジでは? という感じでした。
ka型には不満足だけど、赤いのが釣れたし、美味魚カイワリも釣れたし、まぁ、いいんでは無いでしょうか? マルアジは前回好評だったマルアジそぼろ用に持って帰りました。