お手上げの一日
 前回の3連休はボーズ&早揚がりでストレスが溜まったばかりとなってしまったが、果たして今回は・・・? 日曜日は政美丸が仕立てということなので、初日の土曜日に政美丸でシャクることにした。でも、前情報では、時化後は全然釣れていないとか・・・。釣る人は置き竿で、シャクリにはかなり厳しい様子。ただ、シマシマが出始めたとのことなので、ちょっとは期待できるかな・・・?
 定刻少し前の6:20頃に出航し、シマシマポイントに向かうが、ポイントの手前でUターン。遅れてきた・・・というか、出船時間ぎりぎりで来た人がいたらしく、一度、港に戻り、再度、シマシマポイントに向かう。去年、ハナダイ混じりで、結構釣れたポイントなので、気合いを入れて投入。その一投目、プルプルというアタリで、ちっこいマダイ。放流サイズというより、赤ん坊サイズ・・・。その後、当たるのは、ちっこいマダイかマルアジ。早々にポイント移動となる。この時点では、まだ、この後の情けない結果は予感していなかったのだが・・・。
右の堤防越しに見える江ノ島、定置網(?)から帰ってきた漁師さん達と朝ご飯を待っているニャンコ達。ここまでは、いつも通りの朝だったのだが・・・
雲の間から射す光。このときは、まだ、大漁を夢見ていた・・・
 移動してきたのは、かなり久しぶりの烏帽子沖。近くには、茅ヶ崎のおだか丸や、沖右衛門丸が流している。でも、何か、船上が静かなんだよなぁ・・・。置き竿にしか食わないという前情報はあったのは確かなんだけど、どうも置き竿が性に合わないオイラは、とにかくシャクって様子を見てみる・・・が、前評判通り、シャクリというか、魚自体がウイリーにまるっきり反応を見せない。掛かってくるマルアジや曼陀羅にしても、掛かるのは8割方先針のオキアミばかり。ウイリーシャクリに、妙なこだわりを見せるオイラは、従来、ウイリーだけの仕掛けで釣ることに執念を燃やしていて、オキアミなどの餌を付けてのシャクリ自体、それほど納得してやっているわけではないが、ここまでウイリーに反応を示さないと、全くのお手上げ状態。それでも、おにぎりを食べる間意外は、やっぱり、置き竿にすることもできなくて、ただただ、シャクリ続ける。この時点で、オイラがキープしているのは、ヒラソーダが2本だけ。しかも、この2本、お土産キープのため、わざわざ、水面から10m以上の棚をシャクって
掛けたもの。人間が食べる分と、ニャンコが食べる分だけでもキープしないといけないからね・・・(^^;
 やっと、オイラの竿に、いいアタリが出たのは、もう、10:30を廻った頃だろうか・・・。いいアタリといっても、タイではなく、イナダ。今日の状態だと、引きが楽しめる魚が掛かることは滅多にないだろうから、ここぞとばかりに引きを楽しんでおくことにした。いつもだと、ある程度弱らせたら、ちょっとドラグを締めて一気に勝負に出るのだが、今日は、ズルズルのドラグのままのんびりとやりとりをする。それこそ、一本上げるだけで腕がぱんぱんになるくらい時間を掛けてあげました(^^; 結局、この時だけはイナダがシャクリに反応を示したので、今日のキープ分の2本をひたすら時間を掛けてあげた。とはいっても、こういう食いが悪い日のイナダっていうのは、体からは想像できないような突っ込みを見せるときがあるので、イナダにしては強い引きだったんだけどね。
 その後は、置き竿というより、ミヨシ側を中心にイナダがぽつぽつといった状況。今日のキープ分を上げたオイラは、もう、イナダには興味を見せないようにして、どうにかして、赤い魚を・・と、シャクリ方、待ちの時間を色々試してみるが、結局はそのままタイのアタリは感じないまま沖揚がりとなってしまった・・・。
 今回は前評判通りというか、それ以上の食い渋り。ベタ凪、澄み潮、更に潮が流れないといった状況で、置き竿の人にも、小型のマダイが何枚か出た程度。まったりするにはいい天気だったんだけど、しゃくっているとまったりできないからなぁ・・・(^^;
気が付けば、もう、帰りの時間・・・。結局、なんにもできなかったナァ・・・
本日の釣果;イナダ×2、ヒラソーダ×4、カワハギ×1でした。その他、リリースは極小マダイ5匹くらいにマルアジ、曼陀羅がそれぞれ20〜30位・・・。まぁ、今は、濁り&水温低下を待つしかないかなぁ・・・。