たまにはボートアジもいいカナ?
 9月15日、今週も政美丸が仕立てととのことで、何を釣りに行くか迷ったが、久しぶりに、手漕ぎボートのアジ狙いでも、と思い、走水の斉田ボート店に行くことにした。この斉田ボート店は、店にポイントの山ダテが書いてあるので、それさえ覚えておけば、ポイントを間違えることはないはず。後はアジが廻ってきてくれさえすれば・・・。
棒島&猿島
赤燈&寺
ミル根の山ダテ。これをぴったり合わせると、ほぼ、ミル根の頂上付近なのだ。
 出船前に、今釣れているポイントを聞くと、「ミル根」周辺がいいとのことで、早速、ミル根を目指して漕いでいく。ミル根の山ダテは、右側は棒島の杭を猿島の中心、左側は赤燈を走水の山にある真ん中のお寺に合わせるとのこと。山ダテをぴったり合わせると、丁度、ミル根の頂上付近。だが、頂上付近には魚影はなく、頂上からやや落ちかけた付近に魚影を確認し、そこに付けられるように、アンカーを落とす。これが問題で、いつも、潮の流れや風で、丁度ポイントの上にボートを止められたことがないんだよなぁ・・・(^^; で、今回も失敗。とはいっても、魚探にまるっきり反応がないわけでもないし、ここのアンカーは重くて上げ下げが大変なので、とりあえず始めてみることにする。開始間もなく、親父にジンタが掛かるが、走水にしては珍しく、潮が全く流れていない。船が近くを通った後の引き波で多少ボートの向きが変わる程度で、アンカーロープを延ばすこともなく、ボートが固定されている。アジは、忘れた頃に掛かる程度で、なかなか数が延びない。何度かポイントを探っているが、反応はあるものの、なかなかアジが釣れず、時々、派手なアタリを見せるのはウルメイワシ。店主の話だと、潮が動けばアジが食い出すはずとのことだが、走水らしい潮の流れがなかなか出ない。アジの食いも相変わらず。これはシビアな釣りになりそう・・・(-_-; まぁ、とりあえず粘ってみるしかないか・・・。
アジの食いはイマイチなのだ。周りのボートも同様の様子。潮が流れてくれればナァ・・・(-_-;
 10時頃まではミル根付近を探っていたが、周りのボートもあまり上げている様子がないので、ここで、ポイントを変えてみることにする。前回、ミル根でアジの食いが渋かったときに狙ったポイントを探して、観音崎方面に漕いでいくと、白燈堤防の沖にあるブイの付近で反応を見つけ、その付近にアンカーを落とす。相変わらず、狙ったポイントにボートを止めることはできなかったが、暫くコマセを蒔いていると、群が廻ってきたのか、パタパタとアジがあがった。ちょっとはアジの食いが良くなってきたようで、魚端に反応が映るとアタリが出るようになる。サビキ仕掛けの他に、キス仕掛けに青イソを付けてそこから1〜2mに置いておいた竿にもアジが掛かる。このポイントで徐々に数を延ばすが、午前船の帰港時間が近づき、やむなくポイント移動することにする。ふと、近くにいたボートを見ると、何やら大物を掛けた様子。ポイント移動しながら近くを通っていると、なんと、1.5kgほどのマダイが・・・。港の直ぐ目の前、水深も20mそこそこしかないポイントで、よく、マダイがいたもんだ(*o*)
観音崎灯台もすぐ目の前。港も目の前。こんな所にマダイが潜んでいるとは・・・
 その後はアジの追加はできず、最後に、キスを30分ほど狙ったが、こちらはベラの猛攻にあい、12:30過ぎに沖上がりとした。今回は潮が流れず苦戦はしたが、夜飯のおかず分位の釣果は確保できたし、まぁ、よしとしましょう。ただ、コマセを蒔くためにしゃくったときに折れたキス竿の竿先だけが・・・(=_=; でも、華奢な竿でアジを釣るというのも、なかなか釣趣がよく楽しいもんですよ(^o^)
今日の釣果;マアジ×36匹、ウルメイワシ×12匹、シコイワシ×3匹、メバル×2匹、丸ソーダ×1匹(親父と併せての釣果)でした。今日のマアジは小型主体でしたが、日によっては中アジが入れ食いになることもあるそうなので、クーラー満タンなんて事も夢ではなさそうっす。また、小イワシが何かに追われてナブラが立つこともあったので、泳がせで思わぬ釣果を得ることもできるかも・・・