時化後と濁り潮と・・・
 7月14日、喜久丸の駐車場に着くと、いつもより、お客さんの出足が悪いみたい。昨日の予報では、朝のうちはうねりが残っていそうだったので、出足が鈍っているのかな? 政美丸に至っては、結局3人だけしかお客さんが来ず、先週に続いて大名釣りっす〜。出船前に船頭と話をしていると、ハナダイが結構固まってきていて、月曜日は16枚、火曜日は4枚だけど、その人が8枚ばらしているとか・・・。水曜日は6枚釣った人が、「海が荒れてきたので帰ろう」と言ったので、10時半に帰って来ちゃったとか。時化後でどんな状況かは分からないけど、いつもよりは期待できそうっす〜(^o^)
 港を出て江ノ島沖のポイントに向かうが、潮の色が濁っていると言うより、泥水と言った感じ。こんな潮で果たしてハナダイが食ってくれるのか・・・
 そんな心配をよそに、2投目で小っぱなながら本命を上げる。しかも、こいつを掛けるまでに3回もアタリがあったので、食いは良いのかも。右舷胴の間の常連さんは良型を交えて2枚上げている。と、底から5m程のところでいきなり引き込まれるようなアタリっ! 引きはそれほど鋭くないが、重い引き込みで、ずるずると道糸が出されていく。巻いては出されの繰り返しで耐えてきたが、残り8m程でふっと竿先が軽くなって、痛恨のバラシ(-_-; 仕掛けを確認してみると、先針が伸ばされていた・・・。マダイかクロダイか・・・。どちらにしてもそこそこの大きさはありそうだったのに・・・。次のポイントではガツンとアタリが出たが、やりとりする間もなくはずれてしまった・・・。う〜む、バラシ癖をつけないようにしないと・・・。
 潮の濁りは朝と殆ど変わらないが、特に、朝一で狙ったポイントは、魚探の反応はすこぶるいい。が、食いは反比例・・・。シャクリ続けていると、やっとカツンとアタリ。ばらさないように慎重に上げてくると、想像していたより遥かに小さいサイズのハナダイの背中にオレンジのウイリーが・・・。これで3回連続で背掛け達成(^^;
次の投入で、またまたカツンとアタリが出て、同じ位の引きで同じ様なサイズが、今度は白いウイリーをくわえて上がってきた。アタル棚が水面から10m〜15m程とかなり浅いので、引きが強いらしい。
 と、喜んでいたのはここまで。その後はシャクろうが置き竿にしようが全くといって良いほどアタリがなくなってしまった。魚探の反応は相変わらずばっちりらしいが、ビシを落とすと反応が消えてしまうらしい・・・。
「をっ、アミコマセが漂って来よったでぇ。ここ二日アミコマセ食っとらんかったさかいなんか懐かしい気が・・・、あいたたたたたぁっ! 口になんか引っかかったでぇ。 うわぁ、助けてぇな。 うわ、わいを釣った奴、えらいにやけてるでぇ。 わい、ちっちゃいんやから逃がせよな、ほんま。 うわ、桶に入れよった。信じられん、やっちゃ、ほんまに・・・・」
「うわぁ、痛たたっ!! 背中になんか掛かったでぇ。をい、そんなに引っ張るなや。どういうこっちゃ、久しぶりのアミコマセ食いに来ただけやのに、ひどい話やで。もしかして、わい、釣られとるんか? へたっぴぃやなぁ、ちゃんと口に掛けろや。 って、冗談言ってる場合やないでぇ。早よ逃げな・・・。あかん、もう水面や。」
「をいをい、こっちは朝から活魚(シラス)食ってるんやで。今更、そないな冷凍モンのエビが食えるかぁっ! ええ加減にせぇよ、ほんま。 食わんゆぅとろうが! しつこいなぁ。 もう、逃げるよりしゃぁないやんけ。」
 潮も流れているし、海も凪いでは来たけど、多少うねりは残っているし、いい感じだと思っていたけど、結局、カイワリを一枚追加しただけで起き揚がりになってしまった。シラスがかなり湧いているので、シラスを食っちゃてるのかもと船頭が言っていたけど、まぁ、確かに、生シラスと比較されちゃうと、アミコマセぢゃぁ食欲が湧かないかも・・・(^^;
本日の釣果;ハナダイ×3、カイワリ×1でした。今日は無線の情報もひどいモノで、サバすら釣れない、ワカシも釣れない、ウリンボも釣れないとみなさん嘆いていました。海の状況が良くなれば、あの魚探の反応からすれば、大釣りも夢ではないかも・・・。
久しぶりの釣り日和。こんがりと妬けそうっ(^o^)
天気良し。多少の波気。でも、潮が泥水みたいなんだよなぁ・・・
むむっ、これは寂しいぞう・・・。このほか釣れたのはネンブツ×2&小メバル×1
ここからは2元中継でお送りします。
ハナダイ1枚目
ハナダイ2枚目
その他のハナダイ達