2007年(平成19)年2月1日(木)晴れ

 

月変わりとなった今日は旅立ちの日です。

夜明け前に旅立つつもりが、寝坊してすっかり日は昇りきり(^_^;)
ああ、乗車券とかなくてよかった…
八時過ぎ、うちのプリウスくんと一緒に出発です、突然に母上も乗車して。

 

浜松で下車。
鰻が食べたいそうです…
たまたまガソリンを入れたシェルでお勧めのお店を聞いて、ウナギを昼食にいただいた。
美味しいウナギやさんで、肝は私の舌には絶品でした。
昼食も終わると一路、伊勢湾フェリーの乗船場所、伊良湖(愛知県)へ大急ぎ。
自宅からここまで、昼食入れて6時間弱。
乗船時間約55分で鳥羽(三重県)へ。 ここは真珠で有名なミキモトのお膝元のようです。
ミキモト真珠島という看板を横目に素通り。一路、伊勢へ。

ちょっと挨拶の予定が一人乗り込んだため、しっかり伊勢神宮巡りになりました。
負けました…。今晩には、和歌山にいたかったんだけど(^_^;)
…となれば今夜の宿も急遽、高速から変更の電話をしてたし。
なんでも、まだお伊勢参りが盛んだった頃あった多くの宿も、その衰退と一緒に宿も減り、今も現存するお宿とかで…。
朝食に目玉残して、お魚を食べたら喜ばれてしまいました(^-^ゞ
そんなもの???

お伊勢さん。
ここの空気は、やはり違いますね。
特別な何かがあるような…。
このピンと張り詰めた空気。風の音、風が揺らす木々の音、鳥の囀り、足元の砂利を踏みしめる音…
五感の全てが、なんとも言えない面持ち…
やっぱり、ここが源流なのかな?

20年ごとの遷宮…次は、25年ってあったかな?
既に61回も続いているこれも、技術の継承なんだよね。


風の宮。
日が傾くと冷たい風が柔らかく吹いていたんだけど、風の宮への橋を渡ると突然、ピタリと止まった。
これって歓迎されてたってことなのかしら???
一番にお伊勢さんに立寄りたかったのは、通り道なのに素通りするのもというのもあったけど、ある理由で申し訳ないけど(^_^;)
内宮の所管社の一つの、木華開耶姫/木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)が大きかったんです。
なんてったって、今回の旅は『ヒノエを巡る旅』がテーマだったから。

そういう訳で「ちょっと挨拶」のつもり…だったけど、一人増えたからね。
わが母上、急遽乗り込んだので、伊勢に来るまで気付かなかったけど、コートも持たないでいたみたい。
余計なショールを持ってこなければ、どうしていたんだろう。。。
寒がりじゃないから、なんとかなったと思うけど。さすがにこの時期だし…

 

伊勢神宮を失礼する頃には、満月に近い月が、夜空に浮かんでいました。
猿田彦神社で挨拶して今晩のお宿へ。

 

猿田彦神社は、内宮と外宮の間。内宮寄りです。
写真を撮りそこなったけど、ここは道案内をしたと謂われる神様を祀った神社です。
<主神>猿田彦大神
<相殿>大田命
境内…既に日も暮れ、デジカメ君は惨敗。なんとか明かりだけ撮ってみましたけど???
ですが、八角の方位石がありました。

 

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