「ラジオ・パステルコレクション」第6回 2001/5/13 25:00〜25:30 TBSラジオ
ナビゲーター 
 森川智之
インタビュー
 石田彰
   小杉十郎太


●タイトルコール
『眠れない熱い夜、ありませんか。ラジオ・パステルコレクション。』

●オープニング
 みなさん、こんばんは。ナビゲーターの森川智之です。ちなみに、血液型は、O型です。
(笑)っていうのは、さっき、収録の前に、スタッフの人が、「森川さん、B型でしょう」と言っていたので、じゃあ、放送スタートしたらオープニングで言ってあげる、と。
O型ですよ。B型ではありません。
 実は、ワタクシ森川智之は、実は、犬を飼い始めました。まだ2か月ちょいぐらいなんですけども、ラブラドールのイエロー。いわゆる、白いやつですね。
かわいいです。雄です。名前は、森川ダブルアクセル、通称アクセル。
この番組の中でも、ちょくちょく成長記なんかを、ご報告できたらいいかなあ、と思います。今、ホント、家の中、しっちゃかめっちゃかです。
この番組では、今注目のジャンル、ボーイズラブにスポットを当ててお送りしているわけなんですが、リスナーのみなさんからは、番組の感想をはじめ、コーナー宛てのお便りなど、たくさんいただいてます。これも、みなさんがこの番組を一緒に作って行こう、という、意気込みなんでしょうね。ガンガン、我々のほうには伝わって来てます。みんなで盛り上げて行きましょう。

それでは、今夜も早速、お便りをご紹介しましょう。まずはひとりめ。名前には、一応ふりがなをお願いしたいと思いますけども。
『今日は私の悩みを聞いてください。実は将来、漫画家か声優を目指している、と、兄と母に言ったら、兄が、「もっとしっかりした職に就け」と言って来たんです。「私の夢なんだからいいでしょ」と言ったら、「いや、失敗したらどうするんだ」と言って来ます。母は、「あんたがやりたいことをやりなさい」と言ってくれるのですが、どうしたらいいのか、わからなくなってしまいました。森川さん、是非私にアドバイスください。お願いします。』
そうですね。漫画家か声優、ということなんですけど、どっちかにしましょう。
欲張るとあれなんでね。まずはどっちか。悩んでるのかなあ。悩んでるのなら、もうちょっと考え直したほうがいいのかもしれませんよ。それで、もし声優になるんだったら、兄を、話術というか、我々はどっちかっていうと、話術というか、しゃべりが仕事ですから、その話術を使って、兄を説得する、と。
それがもしかしたら声優への道の第1歩かもしれません。がんばってください。

そして、もうひとりご紹介しましょうか。こちらはEメールでいただきました。
『とても楽しく聴いています。特に、「男の子のきもち」と「ひとりごと」のコーナーがお気に入りです。番組のコンセプトがボーイズラブに関することだということは、なんとなくわかっていました。ですが、嫌いじゃないけど好きでもない、程度にしか関心のないジャンルがメインテーマになっている番組を、楽しく最後まで聴けるんだろうか、なんて思ってしまて。でも、思い切って聴いてみました。
お世辞にも詳しいとは言えない私でも、充分に把握して楽しめる番組でした。アフレコスタジオでの声優さんの話や収録裏話など聴ける日が、ちょっと待ち遠しいです。』
どうもありがとうございます。この番組を通して、是非、このボーイズラブの世界にハマってくださいね。

お便り、どうもありがとう。今夜も楽しんでもらえるとうれしいです。もちろん、この番組で取り上げることができなかったお便りも、必ず拝見させていただいてます。
これからもみなさんの声をどしどし聞かせてくださいね。待ってます。

『毎週日曜日の夜、眠れない夜を一緒に過ごしませんか?』

●作品紹介
  あらためましてこんばんは。ナビゲーターの森川智之です。
このコーナーでは、ボーイズラブのドラマCDを、いろいろご紹介して来ました。
何から聴いてみたらいいんだろう、という方には、特にこのコーナー、参考になったんじゃないかと思います。
さあ、そして、いよいよ今夜からは、5月25日発売の新作ドラマ、「お金じゃ買えないっ」のダイジェスト版を、3週にわたって先行オンエアします。
いやあもうけっこう、待ち遠しかったのではないでしょうか。
原作は篠崎一夜、キャストは、綾瀬雪弥役に石田彰、狩納北役に小杉十郎太、染矢薫子役に飛田展男のレギュラー陣。そしてゲストに、、久芳操役の辻谷耕史、
許斐キヨタカ役の鈴置洋孝、他、豪華キャストでお送りします。
ということで、楽しみに待っているリスナーの方々がたくさんいると思いますので、早速聴いていただきましょうか。「お金じゃ買えないっ」。

『お金じゃ買えないっ』(ダイジェスト)

どうでしたか。いきなり、こう、なんていうんでしょう、ハードなことろから入りましたね、ダイジェスト版。そうですね、今、北京語? 中国語。北京語ですね。
あー、さぞや収録はたいへんだったでしょうね。けっこうあるんですよね。
たまに、中国語だったり、英語だったり。ちゃんときっちりと、先生がついて、けっこう発音とかたいへんなんですよ、中国語。一度僕、別の作品でやったことあるんですけどね。変な人になっちゃうんですよ、僕がやると。
それから、狩納北VS許斐キヨタカ。いやあ、もう、小杉さんVS鈴置さんですか。
この、渋い声の対決も、聞き応え満点、っていう感じがしますけども。
さて、この作品は、「お金」シリーズ第4弾になりますが、昨年2月に第1弾「お金がないっ」をリリース以来、第2弾「お金しかないっ」、第3弾「可愛気ないっ」が続々とラインナップされている人気シリーズです。まだ知らなかった、という方、今回のダイジェストで面白そう、って思った方は、明日にでも早速チェックしていただきたいと思います。
この作品も、インターコミュニケーションズ、ビビッド・コレクションより、5月25日にコンプリート版として発売されます。
ダイジェストを聴いて気に入った方は、是非手に入れていただきたいと思います。


●ボーイズラブ促進委員会
  はい、このコーナーでは、ボーイズラブをたくさんの人に楽しんでもらうための、促進レポートやアイディアを募集しています。

さて、またまた今回も、素晴らしいお便りが届いていますので、早速ご紹介したいと思います。
『私は趣味で自分のホームページを持っているのですが、その場を使って促進しています。自分が聴いたドラマCDの感想を載せたり、自分が足を運んだイベントのレポートを載せたりしています。そのレポートがきっかけで、ドラマCDに興味を持ってくれた方もいるんですよ。ネットの力って、すごいですよね。』
ありがとうございます。来ましたか、インターネット。けっこうこういうホームページ持ってる方、たくさんいると思うんですけど、こうやって自分なりの感想、ドラマCDを聴いた感想とか、載せてくれて、うれしいですね。それをきっかけに、聴いてみようかな、と興味を持ってくれて、どんどん広がっていけばいいなと思いますけども。
僕も家に、コンピュータがあるんですよ。一応世界にはつながっているけれども。
たまに、ファンの方がやっているホームページとか、ちらっと覗いたりとかしてますけども。イベントやったりとか、ドラマCDとか、テレビのやつとか、みなさん感想とか書き込んでくれてて、それをけっこう、ちらっと見たりとかして。
うん、うまく行ってるのかな、みたいなね。ちょっと不安だったりとかして。
少し参考にしてたりとかします。ひとつの、インターネットっていうのは、情報源として活用できるのではないでしょうか。
これも、ボーイズラブ、世界に広がるための、ひとつの礎になっていただければ。
インターネット。ということで、ありがとうございます。

さて、今日紹介した人には、ボーイズラブ促進委員会会員ナンバー5番に任命します。おめでとうございます。みなさんも負けずに、どんどん促進してくださいね。
また、今回インターネットで紹介して、ホームページでやってますよ、っていうの、紹介しましたけど、また別の、ホームページでも何でも、いろんなやり方あると思うんで、私はホームページで、こういうふうに紹介してますとかね、そういうのありましたら、是非是非こちらまで、お便りをいただければと思います。
次回、会員ナンバー6番をゲットするのは、君かもしれない。お便りの宛先は、郵便番号160-0022、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、促進委員会まで。メールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。

さて、CMの後は、みなさんお待ちかねのあのコーナー。
ラジオのチューニングはそのまま。

●ドラマCD収録現場突撃インタビュー
 さて、このコーナーは、「パスコレ」第1回目の放送から告知して以来、心待ちにしているというお便りをたくさんいただいていましたが、前回の放送でお知らせしたとおり、ついにワタクシ森川智之が、行って参りましたよ。アポありで。
ドラマCD収録現場突撃インタビュー、っていうことなんですけど、先日、都内某所のスタジオ、これがミキサールームには、かわいいミニチュアダックスフントのロングがいて、スタジオのマスコットと化してまして。けっこうかわいいんですけども。
そういう、けっこう和やかなスタジオです。けっこう、そこのスタジオで、インターコミュニケーションズの作品、録ってたりするんですよ。いい感じです。
ちなみに、ブックレットに載ってますよ。そのワンちゃんもね。
では、早速、収録現場の模様をお届けします。
森川
「はい、ということで、森川智之の収録現場、トク…、突撃インタビューとこっ…。
はい、もう1回行きます(笑)。はい、『ラジオ・パステルコレクション』のリスナーのみなさん、こんばんは。森川智之です。ただ今私は、都内某所のスタジオにおります。なんとここでは、『お金』シリーズの第4弾、『お金じゃ買えないっ』の収録が行なわれていたんですけども、たった今、収録が終わりまして、非常にくつろいでいる、というか。」
小杉 「あー(伸びをするような声)。」
森川
「あ、よろしいでしょうか。インタビューをしたいと思いますけども。
まず最初に、綾瀬雪弥役の、石田彰さんにインタビューしたいと思います。
お疲れさまでした。」
石田 「お疲れさまでした。」
森川 「とりあえず、収録を終わった感想なぞを。」
石田 「さすがに4作目ということで、シリーズ長く続いているので、もういつ来ても怖くないぞ、って感じで。がんばってやりました。完璧です。」
小杉 「(ささやくように)すごい…。」
森川 「完璧ですか。なんか、3作っていうか、前回のCDのフリートークのところで、小杉さんと倦怠期を迎えているような感じがする、って言ってたんですけど。」
小杉 「そんななんだ。」
石田 「そんなこと言いましたっけ?」
森川 「それは、解消されたんですか?」
石田 「あ、あのー。この3作目と4作目の間に何があったかはお伝えできないんですけども、けっこういい感じです。」
小杉 「ちょっと。何かあったぁ?」
森川 「じゃあ、続いて、狩納北役の小杉十郎太さんに、お話を伺いたいと思います。お疲れさまでした。」
小杉 「ども。お疲れさまでした。」
森川 「感想を。」
小杉
「もう彰くんとはね、息、ぴったりですから。この作品も4作目ですからね。
本当に、自信を持ってみなさんにお送りできる仕上がりになったと自負しております。」
(一同笑)
森川 「一応、このラジオで初めて、この『お金』シリーズっていうのを聴く方もいると思うので、なんとなく概要というか。どんな話なですか。
『お金』シリーズっていうのは、ちょっと不思議ですよね。
全部借金がどうこう、っていう話。」
小杉 「簡単に言えば、僕がやっている狩納が、彰くんがやってる綾瀬を、自分の手に入れるために、罠にはめるわけですね。とてもとても彼には返せないような、すごい借金を彼に負わせてしまうわけですよ。それのために彼を、逃げられなくしてしまう、と。ところが、彰くんも、じゃなくて綾瀬も。」
森川 「彰くん。あははは。」
石田 「(笑)あ、そこ、重要ですね。」
小杉 「そこ、重要ですね。ここ、重要です。…小杉じゃないですよ。狩納と綾瀬の話ですからね。でまあ、綾瀬も、狩納のいろんな面に気付いて行く、と。
惹かれ合っていくような部分も、あるのかな、と。これはまあ、聴いていただいて、ね。」
石田 「そうですね。」
森川 「はい、ということで、とりあえずラジオのほうは、先行オンエアするんですけども、リスナーの方に、聴いてください、っていう感じで、振っていただけるとうれしいんですが。」
石田 「4作目になりました。ということで、綾瀬と狩納さんのふたりの関係も、だんだんだんだん微妙に、1作目から変わって来てます。で、そのふたりがどんな具合に、4作目なっているのか、っていうところを、是非聴いていただいて、で、物足りないところは、CDも買って聴いていただきたいと思います。はい。よろしく。」
ということで、石田彰くんが言っていた「物足りないところ」とは、いったい何だ。
へへへ。あと2回のダイジェストを聴いて、みなさん気に入っていただければ、5月25日。
あ、そうだ。もう1回聴けば、もうそのまま発売の25日、来ちゃうんだ。ということで、みなさん、我慢できない方は、予約していただいて、楽しみに待っていてください。
まだまだこれからも、新作の収録現場に、森川智之がアポありで行きます。お楽しみに。

●森川智之のひとりごと
 ここでは、声優としての、僕のふだんあまり見せない一面を話して行こうと思います。
今回のトピックは、「声優の仕事の種類」。これについて話したいと思います。

みなさん、いくつ言えますか。声優の仕事の種類。おそらくは、アニメーション、洋画の吹き替え、ドラマCD。このぐらいまでは言えるでしょうね。じゃ、他には何があるか。CMナレーション。テレビとかラジオですね。それから、テレビのナレーション番組の声。ナレーションですね。報道番組とか、動物の紹介番組とか、いろいろあります。それともちろん、今僕がやっているラジオのパーソナリティ。
これも我々声優の仕事のひとつです。それから、ゲームの声。ね。けっこうみなさん、やるんじゃないでしょうか。各キャラクターの声とか、説明の声とか、やっております。
それから、駅のアナウンス。駅のアナウンスですよ。やってるんですよ。
「まもなく何番線に」。これが我々声優の仕事のひとつなんですね。
さて、他には何があるかというと、遊園地のアトラクションの声。それから、パビリオン、博覧会とかありますよね、各パビリオンの中でのキャラクターの声とか、説明の声とか、それから企業が作る商品説明のVTRのナレーション。学校案内のナレーション。教材。みなさん、勉強しますね。あれも、我々声優がやっております。
そして、そう、洋画の吹き替えであるんですけど、みなさん海外旅行とか行くと思うんですが、そこで国際線に乗ったときに、機内でやってますよね。映画を。
吹き替え版。あれも、もちろん、我々声優の仕事のひとつです。
最近では、声優個人個人のパーソナルな部分で、声優雑誌とか、歌、コンサートもやってたりとかしておりますが、これはどっちかっていうと、声優としての本業ではないですけどね。サイドビジネスなんでしょうか。いろいろと、我々声優の周りをとりまく環境というか、仕事、どんどん増えている感じがしますね。
ということで、声優の仕事の種類でした。


●エンディング
 みなさんと一緒に過ごして来ました、「ラジオ・パステルコレクション」。
そろそろお別れの時間が近づいて来ました。今夜は新企画も織り交ぜてお送りしましたが、いかがでしたか。各コーナーや番組への感想のお便りをお待ちしています。郵便番号160-0022、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、それぞれの係りまで。メールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。

最後に、今日番組内で紹介していたドラマCDをもう一度ご案内します。
タイトルは「お金じゃ買えないっ」。続きの気になる方は、是非5月25日、全国一斉発売となりますので、お近くのアニメイトや取り扱い書店などにご予約いただきたいと思います。
そして、森川智之・中原茂の名コンビがお届けする「CD版ラジオ・カレイドスコープeye's」も、5月25日発売となります。
詳しくは、インターコミュニケーションズまで、お問い合わせください。電話番号は、東京03-5287-6141。平日朝10:00から夜7:00まで受け付けています。ホームページのアドレスは、ic-net.comです。
それでは、また来週も、楽しい時間を一緒に過ごしましょう。
ナビゲーターは、森川智之でした。