つばさの海外ドラマMY知識

シーズン

 日本では4月から新学年になるように、多くの外国では秋からですよね。同じように、秋の前後で「シーズンが変わる」という。
去年の新年度が始まった秋に始まり、今まで続いている番組は「第1シーズン」が放送中という。 この番組が続いて今年の秋から新作を放送するとしたら、それはこの番組の「第2シーズン」という。
また、秋に始まった新シリーズで視聴率が悪く打ち切りになると、別番組に切り替えられる改変期も1月にある。 ここで始まった番組は「ミッド・シーズン」に始まるという。(これも番組を通してみれば第1シーズンになりますね。)
視聴率が悪いと、例え第3話の製作が終了していても、第2話で打ち切られる事もあるという。
 日本では、このシーズンを「シリーズ」と呼ぶことが多い。理由は、日本のテレビ局では約13週間(3ヶ月)が番組編成の単位期間(らしい)で、これをクールと呼ぶ。一部ではこれを「春クール」、「第1クール」などの表現もあり、あまりにもアメリカの習慣と異なるから…らしい。

 

エピソード数

 アメリカで秋に始まったテレビドラマは、打ち切られない限り翌年の5月まで、1時間ドラマは22話、30分物のコメディーは24話が製作される。
第2シーズンまで続いていても、視聴率が悪ければそこで打ち切りになる。第1シーズンが何話構成であるか決まってないし、各エピソードが同じエピソード数でないことも多いそうです。
 日本のように製作会社とテレビ局が綿密な関係になく役割分担がはっきりしてるので、打ち切りするしかないと考える局と、チャンネルを変えてでも続けたいと考える製作会社の意向がかみ合わないのは仕方ない…のでしょうね。

 

TVシリーズ

 日本で言う1時間枠の連載ドラマ。
これも視聴率が悪ければすぐ打ち切り、良ければ「ER」のようにシリーズとして延々と続く。
人気が出てシリーズ化しても、視聴率が悪ければ、また打ち切りするとか。
さすがアメリカ…?なんてシビアでしょう…。その作品のファンにとっては、涙ものですねぇ(ー'`ー;)
大抵、パイロット版というテスト番組が作られ、 反応を見てからシリーズ化するかどうかが決定される。

 

ミニ・シリーズ

 TVシリーズと違って、最初からエピソード数が決まっていて、短い回数で終了する。
2時間枠で3〜4回。その週のうちに集中的に放送されるのが一般的…らしい。大河ドラマのように、そのシーズンの局の目玉ドラマとなることが多いそうです。


シチュエーション・コメディ

 略して「シットコム」。コメディ・ジャンルのひとつ。
日本にこれに相当する言葉がないそうだけど、日常に起こる様々な状況で 登場人物(ゲスト出演あり)が彼らにとっての事件が起こる。アメリカで新作が放送されるのは3週間に2話の割合で、残るは特番や再放送となる。
 私が好きなものは、その中のハートフル〜♪な家族ものです。

 

 

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Mon, 06/05/2006 10:59