2006年10月03日
平成18年 財政委員会第12号
山加委員長
発言は終わりました。

 最後に、私からも一言ごあいさつさせていただきます。
 財政委員会で一年間、委員長としての就任のごあいさつをさせていただいたのがきのうのように、とても速い一年であり、また、一つ一つ振り返りますと、とても長い一年であったように思います。

 山積する課題もたくさんございましたけれども、第二次財政再建推進プランの総仕上げの年から、まさに財政再建への新たなステージへの移行ということで、私は、当財政委員会史上でも歴史に残る大変重要な一ページであったのではないかと思っております。

 やはり、今、幸田出納長からもお話がございましたけれども、複式簿記・発生主義という新たな公会計制度、国際的な主要国ではもう当たり前になっていることが、まだ日本では当たり前でなかったこの制度が、まさに東京から国に対して発信をして、そのスタートを切ることができたという、まさに大きな喜ぶべき事実もございました。

 そしてまた、悲願でありました都税の実質収支の黒字転換、これも徹底したスクラップ・アンド・ビルドの結果であると思います。また、徴収率も九七・三%と三年連続の最高の数字を更新いたしました。

 このように数字だけを並べますと本当に一言で片づいてしまいますけれども、その裏には、各局長、所管局長の皆様方のすばらしいリーダーシップのもと、末端の職員の皆様方のたゆまない汗と努力があったということを、この一年間、委員長としてしっかりと見させていただきました。

改めて皆様方に心からの敬意を申し上げたいと思います。
本当にご苦労さまでございました。

 そして、大変未熟な委員長ではございましたけれども、東村副委員長、大沢副委員長、両副委員長にしっかりとお支えいただきまして、理事そして委員の皆様方、党派を超えましてご協力をいただき、お助けいただきましたご友情に心から感謝を申し上げたいと思います。

 そしてまた、最後になりましたが、書記の皆様方、そして速記をおとりの皆様方も、しっかりと見えない部分で当委員会をお支えいただきましたことに御礼を申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 これからも財政委員会は、この首都東京が、日本の首都ということではなくて、それはもちろんでございますけれども、国際都市の中の、首都東京の財政委員会として、しっかりと世界の範たるべき、私は、その道筋をしっかりとこの財政委員会は築いていっていただきたい。

それを心からご祈念申し上げまして、最後、心からの感謝と御礼にかえさせていただきます。

本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
以上をもちまして本日の委員会を閉会いたします。
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資料URL  http://www.gikai.metro.tokyo.jp/gijiroku/zaisei/d3020146.htm