それぞれの想い⑤




No.81
Sent: Tuesday, June 02, 2009 2:59 PM
Subject: 悔やまれるエアチェック


> 初めまして、なかみ様
>
> 昨年の夏頃、古いカセットテープを整理していた時に中身不明のも のがあり、聴いてみると
> 昔のFUSIONでした。たぶん〈チョコレート?(日本のバン ド、曲目不明)〉。
> 懐かしくて聴いていると、曲が終わり人の声が聞こえてきました。 津嘉山さんでした。
> 「ああっー、クロスオーバーイレブンだ!!」とちょっとした驚き と感動。
> ところが、多くの方がそうだったように、目当ての曲だけを録音し ていたため曲しか入っていません。
> たまたま失敗した時に津嘉山さんのナレーションが少しだけ入って いたのだと思います。
>
> 私がクロスオーバーイレブンを聴いていた時期は80~86 年。ちょうど中高生頃です。
>
> 宿題や試験、受験勉強をしながらよく聴いていました。FM雑誌でオンエアされる曲をチェックし、目当ての曲を録音。
> ラジカセのアンテナ角度を気にし、ナレーション終わりを見極め、 ポーズボタンを解除するあの集中力と緊張感。
> それをもっと勉学に活かせなかったのかと、のちに悔やみましたが。
>
> 大学生になってからは聴く頻度も減ってしまい、社会に出てからは 全く忘れてしまいました。
> ところが、前述の様なちょっとした事で、まるでドラマの記憶喪失者が一瞬にして過去の記憶を思い出すかのように
> あのクロスの〈イイ感じ〉を思い出しました。
> まだ放送してるかな? と調べたところで、なかみさんのこのサイ トに出会ったわけです。そして、私が知らなかった事も含め
> いろんなことを知りました。もう放送してない、05年に復活放送、CD化など。
>
> 何だか急に自分の中で盛り上がってしまい、何とかCD4種類と書籍2種を手に入れました。
> 今になって気づいたことですが、音楽よりもナレーションが好き だったのかもしれません。
> 4種類のCDに入っているナレーションを利用して、そのストー リーに沿った選曲をし、
> それごとにジャケットもつくったりして楽しんでいます。
> ポーズボタンなんか使わず、番組全部を録音しておきたかった、と 今さら悔やみます。
>
> 是非、また復活してほしいです。先日の「サンスト」のようにアー カイブスでもいいから。
> なかみ様の活動、応援しております。
>
>
> コジマ


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。CDのナレーション部分を利用したご自分なりの選曲をされているということで、なかなか面白そうですね。またジャケットも作られているそうですが、どんなジャケットなのか、拝見してみたいものです。
クロスオーバーイレブンは音声のみのラジオ番組であり、もちろん視覚的に固定化されて提示されるイメージ映像はないわけですから、ビジュアルなジャケットというのは、個人個人のクロスオーバーイレブン像がほぼそのまま反映されるのではないかと思います。
本の表紙やCDのジャケットも、これまで世に出たものがありますが、本来は人それぞれにイメージされるクロスオーバーイレブンのイメージやそのシーンの一瞬が、その人にとってのジャケットなのかもしれません。おそらくお聴きになっていたリスナーの数だけ、たくさんのジャケットが存在するのではないでしょうか。それを集めた美術館がどこかにあれば、とても面白いだろうなと、妄想してしまいます。




No.82
Sent: Monday, July 13, 2009 12:15 AM
Subject: お尋ねです


懐かしさとともに楽しく拝読させていただいております。

受験生から大学入学の頃ですから1978~79年当時、アジムスのテーマ曲より
1世代前のオープニング曲名をあれこれ検索しても判明せず、もどかしいところです。

時計の秒針のようなチクタク・チクタクという導入音の後に、流れるようなアコーステイック調のスペースチックなギターでしたか?NHK FMの23時放送だったはずですが、
クロスオーバーイレブンという番組だったかどうかは曖昧です。
いい曲だったので当時のラジオから古いカセットテープに録音していましたが、もう
30年も経過しており、どこかに行ってしまいました。

懐かしくてもう一度聞いてみたのですが・・・。ご存知でしたらぜひとも教えてください。

yoshi


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。お尋ねの件ですが、時計の秒針のような導入音、スペースチックなギター、となりますと、お尋ねの年代とは異なるのですが、富山敬さん時代(1980年度)のテーマ曲、茂木由多加さんの「スカイ・ラブ」ではないかと思います。

僕が実際に音源を聴いて確認している番組テーマは、
①アジムス「地平線上を飛ぶ」79年4月~
②茂木由多加「スカイ・ラブ」80年4月~
③アジムス「フライ・オーバー・ザ・ホライズン」81年4月~
です。

番組がレギュラー化された78年11月~79年3月の石橋蓮司さん時代と、その前の特番時代のテーマは、まだ確認できておりません(おそらく石橋さん時代から「地平線上を飛ぶ」が使用され始めたのではないかと推測しております)。

もしこの時代のテーマ曲をお尋ねなのでしたら、残念ながら当方もまだわかっておりません。




No.83
Sent: Thursday, July 30, 2009 12:05 AM
Subject: Re: クロスオーバーイレブン2005&2009・FMふぁん


なかみさま

感謝!
ファンサイト 返信めいる確認しました、いよいよ始まり
ましたね、曲もスクリプトもなかなか良いですね。
2005年版は再放送のようですが、教えていただいた
おかげで聞けてとてもうれしく思います。

ご存知かと思いますが 2ちゃんでも 
【NHK-FM特番】クロスオーバーイレブン実況1
であがっていますね、これをあげたのもなかみさん?
この中でも復活を望む声があったり、当時を懐かしむ
同世代?の書き込みが多数あったりで、ネットとラジオ
の両方で楽しんでいます、これも今から考えると当時
では考えられない事です。
スクリプトの固定電話の話で思いだしましたが、私も
東京で学生寮に暮らしていて、当番制で毎晩寮生
にかかってくる電話を受けて館内放送で面白おかしく
呼び出しをしたりしていましたね。
「○○クン 彼女から電話だ早く来い」とか
「まーじゃんパイは早く捨てて電話口に来なさい」とか、
今も寮はありますが、電話当番はもうないでしょう。
個人の人間関係が垣間見えたり、ちょとしたつながり
があった時代が懐かしいところでもあります。
ではまた。
FMふぁん


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。2ちゃんねるのスレッドは僕がUPしたわけではありません(やり方もわかりません)が、そういったコミュニティーが出来上がるということは、やはりたくさんのクロスオーバーイレブン・ファンの方達がいらっしゃるということの証なのだと思います。僕は拝読だけさせていただきましたが、不特定多数の方々とひとつのものを共有し共感し合えるというのは、やはりうれしいし楽しいことですよね。
それにしても、携帯電話やらインターネットやらと、レギュラー放送当時から比べると時代は確実に変化を遂げていますね。




No.84
Sent: Thursday, August 06, 2009 3:07 PM
Subject: 聴いてます


先日は、「クロスオーバーイレブン」の放送の、お知らせメールをありがとうございました。
先週の2005の分から、灯りを消して、かかさず聴いています。

2005の放送を聴いた時、改めてオシャレな番組だったと、どこからあの不思議でJAZZYな曲を選んでくるのかと、思いました。

ところが正直、今週の2009版の放送を聴いて、違和感を感じました。
「もやしくん」は懐かしい響きで良かったのですが、
作り方や、選曲してる方が変わったのではないでしょうか。

昔の不思議な空気が感じられません。
津嘉山さんの語りが、声が出なくて巻き舌になってしまっているのは、お年のせいでしかたないと思いますが…。
それと、以前の津嘉山さんは、あんなにムキになって、セリフを言う方ではなかった気がします。(笑)

新たな「クロスオーバーイレブン」は、若い頃の津嘉山さんの声、以前の選曲には、かなわないかなというのが正直な感想です。
でも、他の番組に比べたら、もちろんバツグンに良いですが。

JAZZ好きより


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。昔の不思議な空気が感じられないということですが、さまざまな受けとめられ方があって当然だと思います。良くも悪くも、レギュラー放送時代からは何年もの年月が経過していますし、その間漏れなく皆が歳を重ねていて、それぞれの環境も、ものの考え方や感じ方も変化しているでしょうから、レギュラー時代とそっくりそのままというわけにはいかない側面も多少はあったのかもしれませんね。
ちなみに作り方はおそらく当時のままあまり変わっていないと思いますし、選曲担当も同じ小倉さんと大伴さんです。




No.85
Sent: Saturday, August 08, 2009 1:52 AM
Subject: おかげさまで


今、2009を聴き終えて月曜日からの録音を聞きなおしながらメールしております。

今回はしっかりすべてをライブで聴き、録音もできました。
後の元春レディオショーも続けて聞いて(これも色々思い入れがあるプログラムです)
気分はすっかり16歳です。(1978年くらい(^^;))
本当に有難うございました。
一時的とはいえ、なかみさんの努力の集大成ですね。

やはり当たり前の様に完全復活してもらいたいですね~。
今必要ですよ、こういう番組が。
NHKらしく、流されないで、ひたすらいいモノ作ろう、いい音楽流そう、が。
もう一度やってもらえないですかね。

おかげさまで今年の夏はラジオが楽しいです。

MOTO


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。今回のクロスオーバーイレブン復活も、このサイトへ復活への思いを寄せていただいた方々や、実際に制作へと動いていただいたNHKのスタッフの方々のおかげでありまして、決して僕の努力などではありません。本当に多くの方々に感謝しております。
それにしてもNHKらしく、流されないで、ひたすらいいモノ作ろう、いい音楽流そう、が必要というのは、まさにその通りですね。




No.86
Sent: Monday, August 10, 2009 11:42 AM
Subject: Re: クロスオーバーイレブン2005&2009


 こんにちは。
 先週、先々週と、クロスオーバーイレブンを聴きました。とくに先週は、モヤシ君や猫またぎ君と再会できた気持ちで、楽しく聞くことができました。曲もなつかしいものばかりでした。
 クロスオーバーイレブン2005の再放送と2009の企画には、なかみさんのサイトの存在が大きく寄与していると思います。サイト運営の労力は大変なものと想像しますが、これからも期待しておりますので、がんばってください。
 また、何か情報があれば、私からも提供させていただきたいと思います。毎晩楽しみのある2週間をありがとうございました。


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。2週にわたっての復活週間をしっかり楽しんでいただけたようで何よりです。サイトの運営はそれほど大変ではないんですけれども、とにかく更新をサボりがちな管理人で、本当に申し訳なく思っております。すみません。




No.87

Sent: Friday, August 14, 2009 3:29 PM
Subject: なかみ様/今回の感想です。


なかみ様


感動と驚きの2週間でした。
7/27(月)23:00時報後の最初の音で頬がゆるみ、少しだけ目頭が熱くなり、「オオーッ!」とか何か声に出してしまいました。
2005年分は今回初めてだったのですが、なかみさんのコメントにあった「衝撃的なスクリプト」の意味が理解できました。
初日の放送を聞いた時は、「目黒シネマ? 近所だし、行ったことあるぞ」とか、「あれ? これで終わり?」「続きモノ?」
など消化不良で終わりました。翌日の放送で続きモノと解り、しかも何となくスクリプトや津嘉山さんの声のトーン、選曲に不気味さを感じ、
「夏だし、怪談モノ?」と思いきやまだはっきりしない。青春恋愛モノにしても何か変な湿度があるような? でも、お化け出て来そうにないし…。
もやもやしながら最終回を迎えました。
このスクリプトの雰囲気を映画に例えると『レクイエム・フォー・ドリーム』『ジェイコブスラダー』「オーディション」『砂の女』『回路』『四谷怪談』。
さすがに暗い作品ばっかり思い出してしまいました。
そして、小説を読んだり、オーディオ小説を聞いたりする時によくやる癖なんですが、勝手にキャスティングしてしまいました。
イケウチ マサト/小出恵介(過去)/佐藤浩市(現在)
ウシバ ナオミ/吉高由里子(または蒼井優)
映画館の女性スタッフ/堀内敬子
大学の女友達カオル/仲別府葵
マサトの部屋の隣人/長塚史圭
監督/黒沢 清
音楽/大野雄二
エンディング曲/『残 像』(新田一郎/1983)かなり昔の曲ですが、歌詞が意味深にマッチするし、
ホーンのフレーズが映画のエンディングにピッタリ。火曜サスペンス的でもありますが。
〈ナオミ〉を視点に選曲するとCOCCOかACOかな。いや、今の流れでいくと柴田淳でしょうか。
しかし、津嘉山さんのナレーションは凄かったですね。クロスではあまり聞かない一瞬にしてリミッターを外してしまったような激情的な声。
正直言って、期待してたのは「ちょっと切なかったり、ほんわかするような心地よい物語」でした。でも、こういうのも嫌いじゃないですけど。
今回は本当に1本の映画を観たような感じでした。で、後になって思い出したのが、「スクリプト:スズキコウジ?
鈴木光司! ああっ、リング。だから、怖いんだ。だから、話のディテールが細かいんだ。」と後になって理解した私は鈍かったようです。
翌週からの2009は、スクリプトも選曲もドンピシャ!! むかし聴いていた番組そのもの。モヤシ君も遊民爺さんも最高でした。
しっかりUSBラジオで録ったので、じっくり聞いてみます。
できれば、季節ごとにでも復活してほしいですね。


コジマ


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。鈴木光司さんはクロスオーバーイレブンの元リスナーだっただけあって、この番組のフォーマットの良さを十分に活かしきりながら、独特の世界観を展開させてくれていると思います。それにしても『熱帯夜』のキャスティングはおもしろいですね。僕も考えてみました。
イケウチ マサト/松山ケンイチさん(過去)/西島秀俊さん(現在)
ウシバ ナオミ/上野なつひさん
大学の女友達カオル/貫地谷しほりさん
マサトの部屋の隣人/小日向文世さん




No.88
Sent: Friday, September 11, 2009 6:42 PM
Subject: CD BOX楽しんでます!


> なかみ様
>
> 9月に入り、秋の気配も次第に濃くなってきた一日の
> 終わり、
> 『クロスオーバーイレブン』を楽しむのにいい季節に
> なってきました。
>
> 早速、CD BOXを購入しました。
> 一気に聴いてしまうには勿体無いので、じっくり味
> わっております。
> 期待以上の内容に大満足ですv(^○^)v
> スクリプトも選曲も★★★★★!!
> モヤシ君は、●●●だし、大好きなTOTO、BOZで始まる
> し!
> スクリプトや歌詞までも冊子で付いてくるとは嬉し
> かったですね。
> ブックレットのなかみさんのインタビューも興味深く
> 読ませて頂きました。
> このCDBOXが作られたのも、なかみさんとファンサイト
> のおかげだと思います。
> ありがとうございます。西の方に足を向けて寝れませ
> ん。m(_ _)m
>
> ところで、少々疑問点があります。
> もしご存知でしたら教えて頂きたいのですが。
> (1)スクリプト、ナレーション、選曲、どこまでが
> 新規でどこまでが既存のものなんでしょう?
> (2)各ジャケットの裏面のイラストですが、それぞ
> れビルの灯りが違っていたり、時計が動いていたり、
> 変化があるのですが、突然、時計の針が消えてしまっ
> ています。ミス? とは考えにくいのですが、
> どんな意図があるのでしょうか? かなり気になりま
> す。
>
> 今週末は、酒でも吞みながら5枚目に突入しようか
> と…。勿論、11時PMスタートです。
>
>
> コジマ


(管理人・なかみより)
いつもメールありがとうございます。僕も1枚1枚大事に聴き進めているところです。今のところ5枚目まで聴き終えました。
ご質問の件ですが、(1)については、スクリプト、ナレーション、選曲、すべてが新作です。もちろん楽曲は古いものが多く、レギュラー放送でも何度かセレクトされたものもあると思いますが、すべてはこのCDボックスのために新しく制作されたものです。(2)については、僕もよくわかりませんので、今度エイベックスの方に聞いてみようかと思います。


ということで、エイベックスの担当者様にお聞きしたところ、次のようなお返事をいただきました。

「イラストの時計は11時~終了までの時間です。針が無いのは、リスナーが時間を忘れた時のイメージです。ちなみに、窓の明かりも変えております。深夜の都会の静寂に暮らす人々(リスナー)をイメージしております。これらはデザイナー(市販版と同じ方です。)の意図でございまして、なかなか凝ったものとなっております」

なるほど、そういうことだったんですね。こういう細かいところにこだわる演出はすばらしいですね。




No.89
Sent: Monday, September 14, 2009 2:08 AM
Subject: 昔のテープ


初めましてこんばんは、このサイトは、ちょくちょく拝見させてもらっています。
私は、パソコンがあまり得意ではないので、このメールも届かないかもしれませんが、・・・(笑)
私が、聞いていたのは、30年位前になると思います。
この番組は大好きで、よく聴いてました。
テープに録っては調べてレコードを買いに行ったり、車の中で聞いたりいい思い出です。
この前古い箱から何本かテープが出てきました。
いい曲ばかり入っていたので、捨てられなかったのですね。
チクタクのテーマ曲の富山さんのですよ。
こんばんは、富山敬です。(名前を言ってます)
街も深い眠りに入りから始まりました。
聴きやすく、はきはきとした話し方で津嘉山さんもいいですが、富山さんの声はシャープですてきです。
選曲もよく、カントリー調やブラック系、ギターやシンセサイザーっぽいのとか、曲名の紹介はしてません。
クールアンドザギャングのサマーマッドネスは解りました。どの曲も何度聞いてもいい曲で古いとは感じません。曲名が知りたいですね。
お話は、南フランスの地中海カンヌの港のヨットの話です。(イギリスから来てヨットで暮らすボブおじさんが出てきます)
結構昔は色々な国の旅の話を聞いた記憶があります。色々頭の中で見たことのない国を想像して聞いていました。
最後時計の針とは言わないで、時計は12時をと、言ってました。
スクリプト市川美智子そしてわたくし富山敬でした、おやすみなさい。
とおやすみのあいさつも言ってくれていたのですね。
あとのニュースも入ってました。オペック石油輸出国機構の新しい原油価格のニュースでした。
もちろん津嘉山さんの古いテープももちろんありました。
途中で切れているのもありましたが、涙がでるほど懐かしいです。
宝物が出てきて嬉しくなりました。戻れるならあの頃にもどりたいです・・・
津嘉山さんのもじっくり聞いたら又教えしたいと思います


                          ちーたんより(‘∀‘*)


(管理人・なかみより)
昔のテープから本当に貴重な情報をお教えいただき、ありがとうございました。僕は主に90年代のリスナーですので、番組が始まってから間もない頃、80年前後の情報というのは、とてもありがたいです。
富山さんの頃は最初と最後にご挨拶があったのですね。またエンディングのフレーズも、少し違いがあったのですね。いつから「時計の針は」になったのでしょう。少なくとも僕が聴き始めた88年には「時計の針は」というナレーションでした。
またいろいろ教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。




No.90
Sent: Tuesday, September 15, 2009 4:13 PM
Subject: なかみ様


ご無沙汰しています。大分昔にメールさせていただいた者です。その節は本当にありがとうございました。
お知らせいただいていた10枚組CDを早速購入してみました!四枚目まで聞きましたが、個人的には僕のクロスオーバーイレブンのイメージそのもので、スクリプトや音楽もとても良かったです。
音楽の選曲は賛否両論ありそうですが、通な選曲というよりも、比較的メジャーなものばかりなので80年代を体感できる内容になっています。最近2回の復活版や、前に販売されたCDも悪くはなかったですが、どういう訳か少々違和感はありました。でもこのCDセットはまだ4枚しか聞いていませんが、かなりぐっとくるものがあります。特に話の主人公が自分と同じ大体40台半ばで、その主人公の青春時代の甘酸っぱい思い出が色々な形でスクリプトされていて、選曲も当時のものなので、自分の若いときの甘酸っぱい想い出もオーバーラップして思い出されるようでした。残りの6枚を聞くのが楽しみです。僕にとって音楽や匂いというのは、どういう働きがあるのかわかりませんが脳裏にインプットされて、その匂いや音を聞くと突然、当時の状況が鮮明に思い出される効果があるような気がします。クロスオーバーイレブンはその効果がとても強く、若かりしきときの雰囲気や空気が鮮明に戻ってくるようです。僕がクロスオーバーイレブンにこだわるのはそういうことかも知れません。また時々復活していただけるとうれしいですね。なかみさんもお仕事の傍ら大変だと思いますが、本サイトを継続していただけると有難いです。よろしくお願いします。KK


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。今回のCDボックスの企画意図に関して、以前プロデューサーの竹下さんからいろいろと聞いていましたが、まさにKKさんが抱かれたご感想にほとんどそのまま結びつくものですので、KKさんについて言えば、このCDボックスのコンセプトは大成功だったということでしょうか。
音楽や匂いが記憶と結びついているということですが、その感覚はわかる気がします。それに加えて映画、小説、写真、場所など、いろんなことことがきっかけで昔の記憶が出てきますよね。いいこともそうでないこともひっくるめて、すべて自分の足跡。思い出はみな美しい…、とは言い切れませんが、なるべくそういう風にしていきたいものです。
ファンサイトはできる限り続けてまいりますので、たまに見ていただければ幸いです。




No.91
Sent: Wednesday, September 16, 2009 4:10 AM
Subject: 番組のテーマ曲について


> はじめまして。masahitoと申します。
> クロスオーバーイレブンが好きで、関連情報を色々検索していて貴サイトに辿り着きました。
> いきなり本題に入りますが、番組のテーマ曲について、以下の曲が一時期エンディングで使われていたと思います。
>
> Brand X 「Black Moon」(1978年発売のアルバム「MASQUES」に収録)
>
> レギュラー放送開始前だったか、はたまた後年の第2部で使われていたのか今となってははっきりしません。
> 貴サイトにおいて当時の使用楽曲が一部不明であるとの記述がありましたので、もし参考になればと思いメールさせていただきました。
>
> 試聴できるサイトがいくつかありましたのでとりあえずURLを一つ貼っておきますね。
> もしかしたら聞き覚えありませんでしょうか。下記サイトでは45秒しか試聴できませんが、印象的な部分がピックアップされております。
>
> http://www.neowing.co.jp/track_for_cdj.html?KEY=VJCP-68785
>
> これからも更新を楽しみにしております。では失礼します。


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。ブランドXの「ブラック・ムーン」、早速試聴してみましたが、僕の知る限り、第2部のエンディング・テーマではないですね。そうするとレギュラー放送開始前の特番期に使用されていたエンディング・テーマなのでしょうか。うーん…。当時の音源があればはっきりするのですが、どなたかご存じないでしょうかね。ともあれ、情報ありがとうございました。




No.92

Sent: Wednesday, September 23, 2009 10:41 PM
Subject: はじめまして  <クロスオーバーイレブン>


ファンサイト管理人 なかみ様へ


クロスオーバーイレブンのファンのサイトがあるんですね!
しかも今でも投稿されているなんて。

昨日は信じられない一日でした。
というのもあの「地平線上を飛ぶ」を聞くことが出来たんです!
三十数年ぶりで、同じNHK-FMで。
特別番組「浜松アーカイブス三昧」で、NHK浜松で保管してあるレコードをかけまくる番組やります、というのでCDになっていない「地平線上を飛ぶ」、をリクエストしてみたら、何とかかったのです。
あー、なつかしいー!
家建て替えてFMアンテナ付けといて良かったー。
HDD内臓の音楽レコーダーも買っといてよかったなー。
AmazonでアメリカのCDが買える時代になっても、こういう事がありますからねー。

私としてはこの初代のテーマソングに強い思い入れがあって、探してはみたものの手に入らないのでずーっと気になっていたのです。
LPの状態はとても良くてパチパチノイズもほとんどない音(デジタルフィルターがかかってたのかな?)に満足、あの頃ラジカセで聞いたのと同じ、アコースティックギターの出だしは何か歪っぽくて不明瞭なのも、そのまんま同じ!
(ギターの種類が亜流のものなのかも知れません)
あのゆるやかな演奏が泣けてきます、大泣きです。
ナレーションも自然と思い出されます。
ゆっくりと深―く引き込まれていく、それこそ「遠くの記憶を呼び戻し、忘れかけていた歌がよみがえる」そのものなんです。

ナレーション付きで聞きたいなー。
どこかのカセットテープに開始当初のエアチェックを録っておいた気もするんですが、見つからなくてねー。
こちらに記載通りのナレーションだったかな・・・?

この興奮で寝付けずにネットを見ていたらこのサイトに出会ったわけです。
あー、不思議なほどの一日です。
でも結構最近まで放送されていたとは知りませんでした。
この番組のCDも出ている様ですが、そこで使っている曲は三代目の「Fly over~」なんでしょうね。
(たぶん双方は旧録、新録の違いでタイトルは同じなのでしょうが)
でも、こういった私的なサイトで、当時の関係者とつながるのは珍しいし、あそこまで核心に迫る談話が聞けるなんて素晴らしいですね。
とても貴重です。

私が一つだけ覚えている番組の話は、
「またも負けたか九連隊、金鵄勲章くれんたい・・・」という戦時中の話です。
夏休みとかの季節特番時代から知っています。

当時中学生だった自分も今は五十肩で苦労しています。
あの頃には戻れないけど、若くて未来も見えないあの当時の世界に戻ってみたい気はします。
夢に出てくるかな・・・
誰かに話してみたいこの思い、書き込めるこのサイトがあったのは幸いです。
長々と失礼しました。


ラジオネーム/ともきお兄さん より


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。「浜松アーカイブス三昧」ですか。良い企画ですね。こういうのもっとほかでもやって欲しいですね。ともきお兄さんのおっしゃるとおり、CDのほうは新録の「Fly over the horizon」が使われています。
このサイトを通じて、大伴良則さん、内山安雄さん、今泉洋さんなど、番組に携わられていた方々と直接メールで情報交換をすることができたのは、本当にありがたいことでして、いつも感謝の念に絶えません。
ところで質問なのですが、レギュラー放送より前の季節特番の頃もお聞きだったということですが、その頃のオープニングとエンディングは、アジムスの「地平線上を飛ぶ」と「たそがれ」だったのでしょうか? またオープニングとエンディングのナレーションはどのようなものだったのでしょうか? 僕は90年代のリスナーなので、この番組が始まった頃のことはよく知らないのです。もしご存知でしたら教えてください。よろしくお願いいたします。




No.93
Sent: Sunday, September 27, 2009 12:18 PM
Subject: Re: はじめまして  <クロスオーバーイレブン>


(No.92 ともきお兄さんより)
ファンサイト管理人 なかみ様へ

はい、こんにちは。

私のair checkテープを探そうとしたら、さすがに学生時代のカセットデッキはいかれて動きません。
25年もたてば骨董品ですね・・・
は、さておき、

元々、夜の11時は「夜のしらべ」という番組だったかなあ?
LPの曲間スペースを詰めずにそのまま放送するという、他に例を見ないすばらしい番組でした。
土曜午後の各地方局担当の番組では当時からかなり自由奔放な制作もみられましたが、全国放送の
中ではこの特番「クロスオーバーイレブン」だけはちょっと違った印象の持ち、そういった意味で
「特番」があったという事を記憶していますが、それ以上の事は記憶にないですね、残念ながら。
中学生には多少親しみにくさもあったかな?
レギュラー化された時に、オープニングが「同じもの」だったか「違うものに変わった」か、だけ
でも記憶にあればね・・・
録音を持っているとしたら五十台の年齢の方でしょう。
メタルテープが出る直前の時代ですね。

なお、8月7日の今泉洋さんによる選曲リストに関してですが、
⑦アジムス「地平線上を飛ぶ」
は、オープニングをナレーションとかぶらずに最後まで聞かせる、
⑨アジムス「たそがれ」
もエンディング方々最後まで聞かせる時間配分をしてかけた可能性もあり、’77年に新譜であった
涼風を当初から採用していた可能性は残ります。

自分なりに調べ始めたら、あら何とCD「涼風」って米直輸入で買えるのね・・・
でもFMで聞いたら記憶にぴったり合ったので、それで満足ですけどね。


                ラジオネーム/ともきお兄さん




No.94
Sent: Saturday, October 03, 2009 11:04 PM
Subject: ともきお兄さんの追伸


(No.92 ともきお兄さんより)
なかみ様 へ


カセットデッキ買っちゃいました。
ツインリバースで16,000円っていうおもちゃ並みの値段が少々情けなくもあります。
は、さておき・・・

意外に早くテープが見つかり、久しぶりに石橋蓮司さんの声を聞きました。 
テープのメモは「78/12/7地平線上を飛ぶ/アジムス FIRE FALL/STRANGE WAY」とあり、
照らし合わせるとレギュラー化して間もない頃の録音ですね。
1曲目のSTRANGE WAY欲しさに、ついでにオープニングから録ったというものです。
今思い出しましたけど、この曲は当時から結構気に入っていたのです。
さてー、季節特番時代からテーマソングはアジムスであって、冬の時点ではもうおなじみになって
いた可能性もあるのですが・・・?
このメモは、後で書き直したんだっけなぁ?
この時はまだ曲名までは知っていなかったと思うんですが・・・?
「またも負けたか八連隊、金鵄勲章くれん隊・・・」のテープもあり、これは清水さんのでした。
なつかしい雰囲気ですー。
今思い返すとNHK総合のプロジェクトXの語りはこれと同じですよね。

そして別のFe-Crテープ(ご存知?)のメモにはこうありました。
「サマーナイトサウンズ 7/17~8/6 23:05~55」「クロスオーバーイレブン 8/7~8/24 23:05~55」
その年の夏のものです。
これこそなかみさんが気になって仕方ない時代ですね。
んー、その時の録音がわずか残ってなくはないですが、ナレーションの部分はなさそうです。
クロスオーバーイレブン以外にも特番はあるけども、これだけが好評で生き残ったという事ですね。

さて、さすがHMV、米直輸入の「涼風」がお値打ち価格で届くのが待ち遠しいです。
お宝は出てきませんが、何か気付いた事があったらまた連絡します。

                               ともきお兄さん より


(管理人・なかみより)
返信と追伸メール、ありがとうございます。
Fe-Crテープは知りませんでしたが、調べてみてわかりました。カセットテープといえば、ノーマル、ハイポジション、メタルの3種類しかないものだと思っていましたが、フェリクロームというものもあったんですね。勉強になりました。
考えてみますと、僕はアジムスの「地平線上を飛ぶ」に限らず、77年から80年くらいの音楽にずっと惹かれ続けています。77年生まれの僕は、もちろんその頃は小さかったですし、物心がつく前ですから、自ら熱心にその頃の音楽を聴いていたわけではありません。でもなぜか77年から80年の曲達は、僕にとって基本となる音楽がたくさん生まれているんです。不思議なものです。




No.95
Sent: Sunday, October 25, 2009 12:00 PM
Subject: 根津甚八さんのクロスオーバー・イレブンの復活を望む


> 新聞で「クロスオーバーイレブンのCD復活」広告を見て、このページ
> に辿り着きました。
>
> あの頃、何十本ものカセットテープに録音し、部
> 屋で、車で、繰り返し繰り返し聞いていました。
> 最後の最後まで大切にしていたカセットが3本、いずれもナレーターは俳
> 優の根津甚八さんでした。
>
> ホームページでナレーターに根津甚八さんの名前がないので、驚きました。
> 「年譜」を見たら、僅か5日間の特別番組だったんですね。
> テープが3本で最後のB面トラックが空っぽだった訳がわかりました。
>
> でも、私の中では、繰り返し聞いた根津甚八さんのクロスオーバーイレブン
> のイメージが強烈に残っています。
>
> オープニングかエンディングに、Larry Carlton : (It
> was)Only Yesterday、Stuff : And
> Here You Are を使っていた気がします。
> 主な選曲は、Lee Ritenour : Memories
> Past、Al Jarreau : Your Song
> 、Michael Franks : Antonio's Song
> 、Stuff : AS だったような・・・・。
>
> あれほど、大切にしてきたカセットテープなのに、結婚して、子供ができ
> て、かれこれ四半世紀が経過し、跡形もなくなってしまいました。
>
> 根津甚八のクロスオーバー・イレブン。是非、CDで復活して欲しいなぁ。
>
> たか


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。1977年12月25日から5日間にわたって放送された特別番組・クロスオーバーイレブン。たった5回の放送だったにもかかわらず、根津甚八さんがナレーターを務めたこのときの放送が最高であったという印象を持っておられる方が、たかさんのほかにも多くいらっしゃるようです。なんだか益々聴きたくなってきました。




No.96
Sent: Wednesday, October 28, 2009 8:10 PM
Subject: クロスオーバー11の情報の件


初めまして。
最近は、ネット情報が充実しており、
懐かしい不明曲も比較的容易に見つけることができるようになり、便利な世になりました。
お陰で、昨日ふいに思い立って、『Love Ballad 』という曲で、
知りたい演奏家を記憶を頼りにYoutubeで、探したら、、、ありました。
Gary Bartzという方の演奏。
そう、1977の年末、大学の受験勉強をしながら聴いた
NHKFM「クロスオーバー11」で流れていた演奏です。
根津甚八の名を、シッカリと記憶した時でもありました。
懐かしくてネット調べて、ここに辿り着きましたが、
「クロスオーバー11」といえば、根津甚八! 
と想っていたら根津さんの時の情報は意外と少ないようです。
偶然エアーチェックしたテープは、
御多分に洩れず融着で聴けなくなったのと、年月を重ねどこかに喪失、、残念。
記憶だけを頼りに、思い出してみると
オープニングは、深海での潜水艦のソナーの響きのような効果音で始まり、シンセサイザー主体の曲?
エンディングは、Bob Jameseの『You are so beautiful』1977 だったと想う。
(ただ、根津から江藤潤さんまでのどこかだった、かもしれない)
根津さんは、
エンディング・ナレーションでも「スクリプト、根津甚八」と言っていたから
ご自分で選曲していたように感じます。
懐かしき青春時代のメモに
根津甚八の「オープニング・ナレーション」引用として、下記の記載が残ってました。

<<あて先のないメッセージ   
 Dear.
さっきまで、騒めいていた友人の部屋も
 いまは静かに眠りにつこうとしています。
 暖かな余韻に、まだ少し漂って
 もうすぐ氷は、琥珀色に消えそうです。
 (季節は崩れ、冬の気配満ちてゆく。
  あなたは、どんな夜を過ごしているのでしょう。
  あなたの面影を抱いてここまで来ました。
  ありがとう、それがいまの心です。
  でも笑ってしまいますね、幻なのに)←( )は一部違うかも、その日ごとに違った?
 今夜は、もう眠りません。 >>根津甚八を引用 として
 
話題で憶えているのは、
10~11月になると世界中から美食家が集まる<<上海蟹は雄雌を上下に縛って>>の話、
掃除か、料理かに<<かかった時間はXX時間、流石に疲れました>>の話、(同じくメモ)
小生にとって、いつか「上海蟹食べたい」と思わせて戴いた印象深い話でした。
根津甚八さんの あの音質、トーン、落ち着き、大人の雰囲気に
「いやー、かっこいいな」と当時男ながら感じて、詩でも書こうと「メモ」に残したのが上記です。
「上海蟹」は、念願叶って上海で食べることが出来ました、詩人には全くなれませんでしたが、、(笑
最期に 紹介されていたと記憶する曲
Billy Joel
New York State of Mind 1976
Everybody Has a Dream 1977
Deniece Williams
Free 1975
Gary Bartz
Love Ballad 1977
同じ演奏家のアルバムから数曲掛けていたように思う。
不明確な部分も多い上に、長文にて申し訳ありません。
でも32年前の想い出、音楽の中でまだ輝いています。
ちょうど、nakamiさんの生まれた年の番組なのに
『クロスオーバーイレブン』のファンサイトを創ってくれて
アリガトウございました。益々のご活躍を。
茨城県 日立市 
加藤 拝


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。根津甚八さんの話題が続きますが、やはりこのときの放送は相当クオリティーが高かったのでしょうね。貴重なオープニングの文章をありがとうございます。根津さんのナレーションを想像しながら読ませていただきました。
僕がはじめてクロスオーバーイレブンを聴いたのは、小学校6年生のとき(1988年)でした。当時のNHK-FMでは9時台にジョイフルポップという番組があって、それを聴いてから寝る日々だったのですが、何かの拍子に夜遅くまで起きていたときに、はじめて(半分眠りながら)クロスオーバーイレブンを聴きました。曲紹介など何の説明もないまま、よくわからない洋楽が何曲かかかり、やっと誰かがしゃべりだしたと思ったら、それはそれはかっこいい男性の声で「少年は・・・」とかなんとか、何かの文章を読み上げていました(今にして思えば、それはもちろん津嘉山さんだったわけです)。なんだか狐につままれたような感じで時間が過ぎていき、そしてうとうとしだしたところに、エンディングのアジムスの「オウトゥブロ」が流れてきて、そのときの自分にまさにぴったりな曲の始まりに、とても驚いた覚えがあります。最初は何がなんだかわからないクロスオーバーイレブンでしたが、それでもすごく大人でかっこいい雰囲気だけはしっかり感じ取っていました。その後中学に入ってから、あの謎に満ちた番組は一体なんだったんだろうと、何日か続けて聴いていくうちに、「あ、こういうものなんだ」とわかった時点で、もうすっかりこの番組の虜になっていたわけです。




No.97
Sent: Thursday, November 05, 2009 4:08 PM
Subject: ご情報有難うございます。


> なかみ様、前回メールの疑問点へのご情報有難うございます。
> また、エイベックス担当者及びデザイナー様、「ミス?」などと
> 大変失礼致しました。制作意図を知って、その遊びゴコロに嬉しくなりま
> した。
>
> さて、ようやくCDBOX全て聞きました。
> CDを聴いている一時だけ、昔の気分に戻れたような気がしました。
> 以前に投稿されていたKKさんという方も、音楽や匂いが呼び起す記
> 憶の話をされていましたが、
> 私も多分に実感しております。
> 1枚のCDが回っている間に、放送を聴いていた当時の自分の部屋の
> 様子、
> 温度や湿度、勉強机の蛍光灯の照明具合、車の音と静寂音、父親が帰宅し
> てきた足音、
> 聴きながら傍らに置いていたFMレコパルとその上に出していた柿
> ピーとか。
> 好きな女子に薦められて自分も聴くようになったボビー・コールドウェ
> ル。
> 告白したら残念な結果で、その後、ボビー・コールドウェルが聴けなく
> なったこともありました。
> 今はもう、そんなこともあったなと思い出せるくらいで、その女子の顔も
> ぼんやり、ボビーさんは
> 楽しく聴けていますが。
>
> 夏の復活に続き、冬も復活なんて素晴らしいですね! 
> そのまま、春夏秋冬と季節のイベントにして頂けると嬉しいです。
>
> 話がとびますが、映画『沈まぬ太陽』の津嘉山さん、ちょい役でしたが嫌
> らしい政治家としての存在感が
> とても印象的でした。物凄い悪役の津嘉山さんも観てみたいですね。
>
> 今年も残すところふた月になりましたが、新型、従来型含め、どうぞ御自
> 愛ください。
>
>
> コジマ


(管理人・なかみより)
いつもメールありがとうございます。僕にも似たようなほろ苦い思い出が・・・。今度の冬の復活は予想外でしたので、少々驚いております。僕は個人的には年に一度くらい復活してもらえれば十分だと思っているのですが、コジマさんのおっしゃるように、季節ごとに復活してもらえたらなおさらうれしいですね。




No.98
Sent: Tuesday, January 05, 2010 12:07 AM
Subject: 偶然


偶然、クロスオーバーイレブンに出会ったのは、12才くらいの時。それから、もう30年!
> 今も偶然、ラジオのスイッチをいれたら!復活!
> この空気感というか、時間を止められたような……、懐かしい いい気持ちを蘇らしてくれた

> 当時の番組毎に、カセットテープに録ったものです
> 残して欲しい番組です
> 青春のいちページです


(管理人・なかみより)
メールありがとうございました。偶然復活に出会えられるというのは、なかなかの強運の持ち主でいらっしゃいますね。きっとクロスオーバーイレブンにご縁があるのでしょうね。




No.99
Sent: Sunday, January 17, 2010 7:08 PM
Subject: このまま恒例イベントになりそうな感じも…。


なかみ様


昨年の2005年分の再放送と2009年の放送は本当に嬉しいイベントでした。
その後のCDBOXの発売にも驚かされましたが、2010新春までくると本当に恒例行事になってくれそうな予感もしてきます。
タイトルも「クロスオーバーイレブン2010」ではなく「新春」が付いていたということは
「春」「初夏」「真夏」などと継続されることを匂わせているような。
さて、今回の放送は戸井十月さんのスクリプトによる旅をテーマにした内容でしたが、
異文化に憧れてTV番組や紀行本などを貪っていた遠い昔の十代前半の頃を思い出しました。
好い番組が沢山ありました。実際には行けないけれど、疑似体験で満足していたわけです。
今回の放送でも、そんな疑似体験感覚を少し思い出せた気がします。楽しい一週間でした。


話は変わりますが、戸井十月さんってどんな人だったか思い出すためにちょっと調べたところ、
驚かされたのが『爆裂都市』(石井聰亙監督作品)に企画や俳優としても参加されていて、
配役もあの町田町蔵さんとサイドカーに乗ったキ○ガイ兄弟として演じられているんですね。
大好きな映画なんですが、当時より戸井十月さんのことを全く意識してなかったのでビックリでした。


次は「春」なのか「初夏」なのか? 期待したいところですね。


コジマ


(管理人・なかみより)
いつもメールありがとうございます。コジマさんのおっしゃるとおり、これから季節ごとに復活してくれそうな感じがしますね。僕は大いに期待できると思っています。

戸井十月さんですが、俳優もやられていたとは初めて知りました。「爆裂都市 BURST CITY」でキチ○イの兄役ですか。ちょっと見るのが怖い気もしますが、今度見てみようかと思います。




No.100
Sent: Thursday, June 24, 2010 2:05 AM
Subject: なかみ様、ご無沙汰しております。深々(しんしん)と申します。


> なかみ様、ご無沙汰しております。
>
> 私は、昨年夏に復活希望メールを送付いたしました、
> 深々(しんしん)と申します。
>
> クロスオーバーイレブン2010夏、早速のお知らせ拝見いたしました。
>
> 今年春に続いて、まさに夢の様です。本当に嬉しい。
> 春にステレオコンポとヘッドホンを新調した甲斐がありました。
>
> 私がFM放送を聴き始めた当時の民放FM局は、土日だけでなく
> 平日でもスポンサーのCMも含めて雰囲気を大切にするスタイルを
> 取っておられて、主婦のリスナー様方が集中した正午からティータイムにかけて、
> またご年配から幅広いリスナー様方が集中する午後9時から深夜にかけて、
> 少し贅沢な時間を良い雰囲気で、ドラマや音楽をステレオ音響で楽しんだ時代でした。
>
>
> それらが地元民放局のリスナー参加型トーク番組へと内容が
> 移行されていくなか、NHK-FM局は大きくスタイルを変更することなく
> 落ち着いた雰囲気で楽しめる番組が大変多く、永く親しんでおります。
>
> なかでもクロスオーバーイレブンは、ある種の疎外感を生むトーク番組とは
> 違い、日本語の歌詞を伴わない洋楽中心の選曲と多彩なスクリプト、
> 魅力的な語り部というスタイルで当時の私を虜にしました。
>
> ROCK、JAZZなどジャンルを問わない選曲とスクリプトとが互いに響きあい、
> それらが私のようなリスナーの方々それぞれの感覚や心に思い浮かぶ事象と
> 共感して疑似体験のような、時には浮遊感にも似た感覚を味わった方も
> 多いかと思われます。
>
> 1日の終わりの深夜にラジオを聴きながら、自由に空想の扉を開き
> 目に見えぬ翼を広げて瞑想にふける時間は、日々様々な思いに揺れていた
> 私にとって確実に空気を変え明日=未来に繋がる非常に大切な時間でした。
>
> 曲間が間奏で連続する曲や7分を越える長い曲、他では流れない曲、
> アルバムの片隅に埋もれてしまいそうな曲の中の逸品まで選曲されて、
> 他の放送局や番組でリピートされるシングル曲のみでなく、アルバム全体を
> 通して聴きたいという意欲から、FM情報誌を購読して盤番を調べては
> 輸入盤屋へも通いました。入手困難な楽曲も多数あり、現在も記憶に残る
> メロディーを追い続けています。
>
> クロスオーバーイレブンほど理屈でなく感覚を刺激して、感受性を高め
> 自由な内面の成長を促せてくれた不思議な番組は、他に思い当たりません。
>
> 発信メディアの多様化、著作権やモラル、製作側のジレンマなど問題は
> 尽きませんが、スタッフの皆様方や、なかみ様他の方々の継続的努力により、
> 期間限定で再編成され、新たなクロスオーバーイレブンが放送されたことを
> 大変嬉しく本当に感謝しております。
>
> そして、
>
> 2010年夏以降も、ぜひ復活させていただけますように
> NHK-FMの関係スタッフ様へ、よろしくお願い申し上げたいです。
>
> 有難うございました。
>
> 2010年 梅雨、 深々(しんしん)より


(管理人・なかみより)
メールありがとうございます。非常に共感いたします部分の多いメッセージでした。クロスオーバーイレブンという番組が醸し出す空気感は、やはり唯一無二のものですよね。今後も定期的な復活を願うばかりです。




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