それぞれの想い②




No.21
Sent: Friday, August 05, 2005 10:55 PM
Subject: クロスオーバーイレブンの元選曲者から


> こんにちは、今泉洋といいます。クロスオーバーイレブンという番組の
> 初代選曲者をやってました。今は母校の大学に戻って教員をやってます。
>
> 実はiTunesMusicStoreが日本でも始まったというのでそこをぶら
> ついていたんですが、お気に入りの曲を他の人に見せることができる
> iMixという仕掛けがあったのでちょっと遊んでみようという気になりま
> した。そこでリストのタイトルをたまたま「Crossover 11」と付
> けてみて、そういえばと思ってGoogleしたらナカミさんのページ
> にたどり着いたというわけです。
>
> まさかあの番組をずっと気にかけてくれている人がそんなにいるとは
> 思っていませんでしたので、びっくりしました。ウェブページを読んで
> みても懐かしい話ばかりで感激しています。
>
> 今はモノやコンテンツつくりを志す学生を指導する立場にいるので、彼
> らにもこの話をして多くの人にモノやコンテンツを届けることの感動を
> 伝えていきたいと思っています。
>
> どうもいろいろとありがとうございました……と僕からいうのも変です
> が(笑)、そうとしか表現できません。また機会がありましたら、よろ
> しくお願いします。
>
> ではまた。
>
>
> 今泉 洋(Imaizumi, Hiroshi)
> ------------------------------
> 武蔵野美術大学デザイン情報学科


(管理人・なかみより)
はじめまして。このたびはメールをいただきまして、本当にありがとうございました。

僕は中学生の頃から、年代でいうと1989年頃からのリスナーなので、残念ながら今泉さんが選曲をされていた頃の放送は聴いたことがありません。(僕は1977年生まれです)。
それで番組がはじまった頃の放送については、いろいろと情報を収集しているのですが、まだまだはっきりしないところがあります。
せっかくなので、ご迷惑なことは重々承知していますが、番組開始時に選曲を担当されていた今泉さんに、いくつか質問をさせていただきたいのです。

①今泉さんがクロスオーバーイレブンの選曲を担当することになった経緯を教えてください。

②1978年11月23日から番組がレギュラー化されましたが、それ以前は不定期の特番でしたよね。一番古い放送はいつごろだったのでしょうか?

③不定期特番時代のナレーターは石橋蓮司さんだったのでしょうか?

④不定期特番時代のオープニング・テーマとエンディング・テーマは、アジムスの「地平線上を飛ぶ(Voo Sobre O Horizonte)」と「たそがれ(Tarde)」だったのでしょうか?

⑤不定期特番の頃と、レギュラー化されてからの番組のテーマ・ナレーションについて。オープニングは「街も深い眠りに入り、今日もまた一日が終わろうとしています。昼のあかりも闇に消え、夜の息遣いだけが聞こえてくるようです。それぞれの想いをのせて過ぎていく、このひととき。今日一日のエピローグ。クロスオーバー・イレブン」。エンディングは「もうすぐ時計の針は、12時を回ろうとしています。今日と明日が出会うとき。クロスオーバー・イレブン」だったのでしょうか? もしくは全く別のフレーズだったのでしょうか?

⑥今泉さんはクロスオーバーイレブンの選曲をどのようになさっていたのですか? 何かこだわりや方法論があったのでしょうか?

教えていただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

クロスオーバーイレブンは、ジャンルにとらわれない新旧の洋楽と、エッセイまたは短編小説の融合というシンプルな構成でしたが、そこにアジムスのテーマ曲とテーマ・ナレーションが加わることにより、なんとも言えない魅力的な味がありました。毎晩日付が変わる前の時間帯にクロスオーバーイレブンを聴くことが、自分の生活の一部となり、自分の精神的なささえにもつながっていきました。中学高校と多感な時期をこの番組とともに過ごし、この番組からいろいろなことを教わりました。

今泉さんはこの番組が20年以上も続く長寿番組となる土台をお築きになった方だと思います。特に番組のテーマ曲として、アジムスの「地平線上を飛ぶ」を選ばれたことは非常に大きいと思います。番組のイメージとして、これほどぴったりな曲はないと思いますから。




No.22
Sent: Sunday, August 07, 2005 4:56 PM
Subject: Re: クロスオーバーイレブンの元選曲者から


> 今泉です。
>
> もうかなり前の話ですし、ちゃんとした記録を持っ
> ていないので記憶違いがあるかもしれませんが、と
> りあえず分かるところだけお返事します。
>
> On 2005/08/07, at 13:34, nakami wrote:
>
>> ①今泉さんがクロスオーバーイレブンの選曲を担
>> 当することになった経緯を教えてください。
>
> 僕がNHKの音楽番組の仕事をするようになったのは
> 「若いこだま」というAMの番組からです。確か73年か
> 74年ごろ、大学4年か、卒業して間もないころだと思
> います。大学在学中から音楽評論みたいなことを
> やってたんですが、原稿を書くより番組を作りたい
> と思って人づてに制作現場を紹介してもらったとこ
> ろ、ちょうど番組の切り替わり時期ですんなり話が
> 決まってしまいました。
>
> 最初のころ担当した「若いこだま」のDJ(といって
> も現在のDJとは違ってMCみたいな存在です)は「か
> ぜこうじ」さんだったと思いますが、その後、何人
> かの出演者を経て、オーディションで現ロッキンオ
> ン社長の渋谷陽一くんを採用し、コンビで仕事しま
> した。そのころから特番の企画を書いてみないか、
> という話をもらいまして、「サウンドストリート」
> や「ヤングジョッキー」の企画を書きましたが、そ
> れがことごとく採用されて、次々に新しい番組を担
> 当するようになりました。
>
> ちなみに、NHKではラジオの音楽番組というとふつう
> は娯楽番組担当の部署(たしか芸能局の洋楽番組
> 班)がやるんですが、こういった番組は教育局の青
> 少年番組班というところが担当していました。だか
> ら割と革新的なことができたのかもしれません。
>
> 「クロスオーバーイレブン」はそういう流れの中
> で、何かもう少し新しいスタイルのものはできない
> か、という話から生まれた企画です。
> そのころ、AMの11時からはお休み前のイージーリス
> ニングみたいな番組を音楽番組担当のセクションが
> やっていたので、それに対抗するという意味で、当
> 時はやり始めていた「フュージョン」系、今でいう
> 「スムーズジャズ」系のものも取り入れたものを作
> ろうということだったと思います。
> もうひとつの特徴であるナレーションですが、その
> ころ他の音楽番組ではしゃべり(DJやタレントのう
> んちく話)が多くなってきていたので、もうそうい
> うのは良いから、とにかくじっくり音楽を聞かせる
> ということを考えて番組を企画しました。しかし、
> それだけだと「間が持たない」というディレクター
> の判断で、ナレーション(というよりショートス
> トーリーですね)を入れることになったと記憶して
> います。
>
> 僕自身はあまりナレーションは入れたくなかったん
> ですが、裏番組になっていたAMのイージーリスニン
> グ系の番組がそれらしい(FM東京のJAL提供の
> 「ジェットストリーム」みたいな)古いタイプのナ
> レーションをベースにしていたのに比べると、「ク
> ロスオーバーイレブン」の方は、多少毛色が変わっ
> たものをそろえて行ったので、まあ、良いかな、と
> 思ってました。
>
> まぁ、内部的な事情になりますが、NHKのディレク
> ターは音楽のことは分からないから選曲担当者にま
> かせる。でも、ナレーションについては自分が好き
> な作家やコピーライターに頼んでみたいから、そこ
> は譲れない、というところがあったんじゃないかと
> 思います。もちろん、音楽のことばかり考えている
> 「ヤングミュージックショウ」担当の波田野さんの
> ような人もいたわけですが、「クロスオーバーイレ
> ブン」担当のディレクターのほとんどはかなり年上
> の方ばかりでした。
>
> それから、あまり覚えているひとはいないようです
> が、最初のころは小倉エージさんに加えて、渋谷く
> んも「クロスオーバーイレブン」の選曲をやってた
> んですよね。
>
>> ②1978年11月23日から番組がレギュラー
>> 化されましたが、それ以前は不定期の特番でした
>> よね。一番古い放送はいつごろだったのでしょう
>> か?
>
> そのころはことあるたびに特番をやり、それの評判
> が良いものをどんどんレギュラー化するということ
> をやっていたのでちゃんと覚えていないんです
> が……。
> もしちゃんと調べるんでしたら、共同通信社から
> 「週刊FM」という雑誌が出ていたので、図書館など
> で調べてみると分かるかもしれません。僕はそこま
> で手が回りそうもありません。ごめんなさい。
>
>> ③不定期特番時代のナレーターは石橋蓮司さん
>> だったのでしょうか?
>
> 石橋さんだけではなく、野沢那智さんとか、下条ア
> トムさんとか、いろんな人にやってもらったと思い
> ますが、はっきり覚えてません。
>
>> ④不定期特番時代のオープニング・テーマとエン
>> ディング・テーマは、アジムスの「地平線上を飛
>> ぶ(Voo Sobre O Horizonte)」と「たそがれ(Tarde)」
>> だったのでしょうか?
>
> ごめんなさい。これも記憶にありませんが、確かに
> アジムスしか記憶に残ってませんね。
>
>> ⑤不定期特番の頃と、レギュラー化されてからの
>> 番組のテーマ・ナレーションについて。オープニ
>> ングは「街も深い眠りに入り、今日もまた一日が
>> 終わろうとしています。昼のあかりも闇に消え、
>> 夜の息遣いだけが聞こえてくるようです。それぞ
>> れの想いをのせて過ぎていく、このひととき。今
>> 日一日のエピローグ。クロスオーバー・イレブ
>> ン」。エンディングは「もうすぐ時計の針は、1
>> 2時を回ろうとしています。今日と明日が出会う
>> とき。クロスオーバー・イレブン」だったので
>> しょうか? もしくは全く別のフレーズだったの
>> でしょうか?
>
> この文章だったと思います。他のものについては記
> 憶がありません。
>
>> ⑥今泉さんはクロスオーバーイレブンの選曲をど
>> のようになさっていたのですか? 何かこだわり
>> や方法論があったのでしょうか?
>
> 基本は、10時台の番組が音楽情報番組っぽい構成
> だったので、クロスオーバーイレブンではイマジ
> ネーションを刺激するような音楽を選ぼうと思って
> いました。最初のころはナレーションと音楽を絡め
> てみようとしたんですが、原稿が仕上がるタイミン
> グが合わずにあきらめてしまいました。でも、話と
> 音楽が偶然うまく絡んだときは気持ちがよかったで
> すね。
>
> それ以外の選曲のポイントとしては、ふつうの番組
> ではオンエアされない曲……長くて通常の番組では
> かけられないとか、LPを買ってみないと聞けないよ
> うな曲、あまり知られてないアーティストの曲を優
> 先し、今でいうアンビエンスみたいな実験的な曲も
> とりあげました。そうやってみると、意外に問い合
> わせがあったりするんですよね。それも選曲の楽し
> みの一つでした。
>
> ===
>
> 人間の記憶って曖昧ですね。あまりちゃんとした答
> えになっているとは思えませんが、とりあえずとい
> うことで……。また何かあればメールください。
>
> では。
>
>
> 今泉 洋(Imaizumi, Hiroshi )
> ------------------------------
> 武蔵野美術大学デザイン情報学科


(管理人・なかみより)
こんにちは。早くも質問に詳細に答えていただき、感謝感激です。本当にありがとうございました。

あの渋谷陽一さんもクロスオーバーイレブンの選曲をなさっていたとか、野沢那智さんや下条アトムさんもナレーターをなさっていたとは、まったく知りませんでしたし、驚いています。本当に錚々たるメンバーがクロスオーバーイレブンに携わっておられたのですね。また番組がどのように企画され形になっていったかについても、たいへん興味深く読ませていただきました。

「フュージョン」系の音楽を流しつつ、他ではなかなか聴くことのできない楽曲も紹介し、そしてウィットに富んだナレーションが間に挟まれる。このようなクロスオーバーイレブンの番組コンセプトが、始まった頃からずっと引き継がれて20年以上も存続していったというのは、やはりすごいことですよね。いまあらためて、今泉さんをはじめ、この番組を作り上げた方々に、感謝と敬意を表します。




No.23
Sent: Sunday, August 07, 2005 7:51 PM
Subject: ありがとう


> 唯一のラジオ番組。クロスオーバーイレブン。あの楽しみをもう一度。 NHKには復活のリクエストハガキを出しましたが・・・。
>
> たった1週間の復活ですがみなさん楽しみましょう。
>
> 人生の楽しみ、音楽の嬉さ教えてくれる番組。 社会がねじれている今こそ必要な番組だ。


(管理人・なかみより)
人生の楽しみ、音楽の嬉しさを教えてくれる番組。まさにそのとおりですね。




No.24
Sent: Friday, August 12, 2005 4:26 PM
Subject: はじめまして


こんにちは。初めてメールします。3ヶ月ほど前にはじめてここを訪れました。
私は1960年生まれ。大桃といいます。
何年か前から、クロスオーバー 11のことを思い出して時折いろいろ探していたのですが
このような活動をしている方がいらっしゃるなんて、うれしいおどろきです。

私は1980年の秋頃から聴いていました。番組のことが載っているFMステーションという雑誌も最初はなくてただ、ラジオから流れるメロディーにうっとり聞き入っていました。ナレーションもいろいろなジャンルがあり、もうあまり覚えていませんが四万十川が出てきたりミラボー橋が出てきたり、家の中の古時計の話だったり・・。
怪談もありましたよね。
早くから一人暮らしだった私にとって本当に、心が癒される番組でした。
リリースされたCD、先の2枚を発売後すぐに購入して、7月に発売のをお盆明けに手に入れようと思っています。
番組の復活来週月曜日からですよね。一週間エアチェックが楽しみです。
なかみさんのおかげです。ありがとうございました。

これからも時々お邪魔させていただきます。
なかみさんのご活躍に感謝を込めて。


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございました。15日からの復活特番はみなさん本当に楽しみにしていらっしゃるようですね。もしかしたら聴取率も結構上がるんじゃないでしょうか。まあなんにしても、やっとここまできたかという嬉しい感慨がありますね。これもすべてみなさまのおかげです。




No.25
Sent: Tuesday, August 16, 2005 8:44 PM
Subject: 番組復活・CD発売によせて


なかみ様、はじめまして。師岡(38歳・男)と申します。

以前からこのHPのことは知っていましたが、NHKのHPで特番を知り、昨晩聴いたあと久しぶりにのぞくと、なんとCDが発売されている?!たまげて、今日すぐに石丸電気本店に買いにいったのです。以下、そのときの店員との会話。

私「4枚あるはずなのですが、棚には3枚しかなくて.....在庫にありませんか?」
店員さんはすぐに持ってきてくれました。
店員「この番組、まだやってるんですか?」
私「いえ、4年前に終わってしまいました」
店員「随分長くやってましたよね、これ」
私「ええ、20年以上やってましたね。でも今週特番で放送してるんですよ。懐かしくなってCDを買いにきたんです」

店員さんは私より年配の方でしたが、やっぱりこの世代はみんな洗礼をうけてるなあと嬉しく思いました。

本放送時の朗読で気に入ったものはテープで保存してあります。もちろん最終回も。終わりにふさわしい内容でしたね。最後は津嘉山さんもなにか私的な発言をされるかと思いましたが、最後までスタイルをくずされなかったのもらしかったです(でも最後の挨拶「本当にありがとうございました」は万感こもってましたね)。

今週だけですが、こころ休まる時間をまた味わいましょう。


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございました。きっとその店員さんも今夜の特番をお聴きになったことでしょう。今まさに夢のような日々が続いていますね。初日のオープニングを聴いたときは、とても感動して、しばらく鳥肌が立ちっぱなしでした。現在発売中の雑誌「ステラ」(8/19・26号)に今回の「クロスオーバーイレブン復活」を特集するページがあり、そこに「この番組だけは、どうしても自分の声でやりたかった」という津嘉山さんの熱い一言が紹介されています。おそらくまだ体調も本調子ではないと思いますし、それに今回はナレーション部分が多くて相当大変だと思うのですが、現に出演されていますし、津嘉山さんのクロスオーバーイレブンに対する姿勢には、ほんとうに頭が下がる思いです。




No.26
Sent: Thursday, August 18, 2005 2:29 AM
Subject: 内山安雄です


なかみさん、ありがとう、そしておめでとうございます!
下記の文面は本日の私のブログに掲載するものです。
お目汚しに。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

私はかつてNHK-FM放送で「クロスオーバーイレブン」なる音楽番組でエッセーのコーナーを担当していました。番組に参加させてもらったのは四半世紀も昔のことです。20代の終わり、まだ青年の面影を残していた時代でして、暇と金さえあれば、海外放浪に明け暮れていました。
その体験をネタにしたエッセーを番組に提供していたのですが、残念ながら4年だったか5年前に番組が終了してしまいました。
が、その直後から、番組の復活を要望する声がNHKに相次いだそうです。
さらには「クロスオーバーイレブン」の復活を呼びかけるサイトまで立ち上がったのです。
で、そんな声がますます大きくなり、ついにです、今月の15日から19日(金)まで、期間限定でその番組が復活したのです。
その間の毎夜、午後11時20分から1時間の放送で、その名も「よみがえる伝説~クロスオーバーイレブン」だそうです。
それなりに長い物書き人生で、こういうことは初めてのケースで、最高に嬉しいですね。
私を作家として育ててくれたラジオ番組が、NHK-FM「クロスオーバーイレブン」であります。
今となっては、タイムスリップとかタイムマシーンの気分かも、です。
そうそう、昨日でしたか、同じNHKのテレビを見ていたら、三田明が「美しい十代」を歌っていました。10代が美しいと断言できる時代が日本にあったのですね。
思えば、ずいぶん長く生きてきたような・・・・・。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


では、下記のURLをクリックしていただければ幸いです。
Pls. click this URL!

http://uchiyamaya.exblog.jp/


(管理人・なかみより)
内山さん、ご無沙汰しております。メールありがとうございました。思い返すと内山さんからは、ことあるごとにこのサイト宛にメールをいただいていますよね。ずっと見守ってくださっていたのだなと感じております。どうもありがとうございます。以前クロスオーバーイレブンの復活に関して、現場制作サイドが本気になって動けば可能性はあるかもしれない、という趣旨のメールを下さったことがありますが、僕はそれを唯一の拠り所としてきました。今回の復活は、様々な方々の尽力によってなされたものだと思います。(僕もテレビ局の番組制作の端くれにいますから、テレビとラジオの違いはありますが、ひとつの番組を作るのがどれほど大変か分かっているつもりです。) 復活を希望した方々、実際に制作に携わった方々、すべての人たちに感謝、感謝です。
4月末にクロスオーバーイレブンの選曲者である大伴良則さんとお会いしていろいろお話したとき、その時点ではまだ復活特番のスクリプトが決まっていませんでした。そこで実は、僕は内山さんを推薦していたんですよ。大伴さんも内山さんのスクリプトがお好きだったそうです。「内山さんのスクリプトと僕の選曲は相性がよかった」と大伴さんはおっしゃっていました。




No.27
Sent: Thursday, August 18, 2005 4:18 PM
Subject: クロスオーバーイレブンだ!!


はじめまして。管理人のなかみ様。

昨日何気なくラジオをつけるとあの、津嘉山さんのナレーターが
聞こえてきました。
あれ?テープにしていたかな、と確認してみてもラジオです。
あのクロスオーバーイレブンがラジオで聞けるなんて!!
驚きました。
今日、NHKのHPをみたところ一週間ですがクロスオーバー・・が
復活していることを知りました。
そして、インターネットではファンサイトが運営され、
たくさんのファンの方々が復活を希望されていたことを知り
とても嬉しく思い、メールを書かせていただきました。

私は小学生の高学年のころから聴いていました。
津嘉山さんのあの素敵な声。子供心ながらに恋をしていたようです。
大学生のときにいつもどおりにラジオをつけても津嘉山さんの
声が聞こえなくなったときはとてもショックでした。
あの素敵な音楽と素敵な声の物語が聴けなくなってしまうなんて・・。

しかし、私の思いはそれまででしたが、管理人様をはじめ
たくさんの方が復活の運動をしていたことに感謝します。

これからもこのサイトを絶やさぬよう、がんばってください。応援しておりま
す。

たなか


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございました。それにしてもたまたま復活特番が聴けてよかったですね。滅多にないことですからね。このサイトは、もうここまでやってきた以上、これからもずっとやっていきます。よろしくお願いいたします。




No.28
Sent: Friday, August 19, 2005 1:45 AM
Subject: クロスオーバーイレブン万歳


> クロスオーバーイレブンが最終回を迎える前、リクエストを呼びかけていた事があった。
> 僕は当時この番組を聞いていて、このリクエストの呼びかけはもしかしたら聴取率の調査なのかなぁとか思ったり、この番組を聞いている人達がリクエストのハガキなんか出すのだろうか?等と考えた。(選曲に満足だからリクエストは不要だしetc)
>
> これで反響(リクエスト)が少なかったら番組が無くなるのでは?と、心配したりもした。
> このリクエストの一件がもしかして番組の存廃につながったのか・・・なぁ?。


(管理人・なかみより)
リクエスト特集はそれ以前にも何回かやっていましたから、その反響が少なかったから番組が終了したということではないと思います。




No.29
Sent: Saturday, August 20, 2005 12:26 AM
Subject: 祝 クロスオーバーイレブン復活


> nakami様
> こんばんは。「つれづれスタジアム」管理者のト~ちゃんと申します。
> ずいぶんご無沙汰しております。先日は当HPへメッセージありがとうございまし
> た。
>
> さて、ついに始まりましたね、クロスオーバーイレブン。
>
> ニュースの後、一瞬の静寂を破ってじわじわと流れてくる「フライ・オーバー・ザ・
> ホライズン」のテーマソング、感激しました。
> 最終回をずっと後になって知った私にとって、同プログラムの復活は、渇いた泉から
> 再び清水が湧き出した様です。
> 流行に左右されない選曲、そして懐かしくも新鮮な津嘉山さんの柔らかな語り・・
> ・。
>
> これが再び日常の光景となるよう、切に祈ってやみません。
> そのために、貴HPの存在が益々重要に思えてなりません。更なるご活躍をお祈りし
> ています。
>
> ではまた、お元気で。
>
> 追伸: 今回の復活を記念して、自分で勝手にイメージ・ロゴを作ってみました。自
> 分のHPで使う予定です。
> http://www.geocities.jp/tsurezure_stadium/


(管理人・なかみより)
ト~ちゃんさん、お久しぶりです。かつて復活希望メールを送ってくださいましたよね。あの時は本当にありがとうございました。ト~ちゃんさんをはじめ、たくさんの方々の想いが実現させた今回の復活特番でしたが、いやー、ほんとによかったですね。さまざまな想いが胸をよぎります。




No.30
Sent: Saturday, August 20, 2005 4:03 AM
Subject: はじめまして。


> りさと申します。
> 高校生の時、たまたまつけたラジオから心地よいナレーションが聞こえてきて、じっと耳を傾けていました。ラジオを聴く習慣があまり無く、いつも気まぐれにラジオをつけていたので特に番組を調べることもなくときは過ぎていきました。それからしばらくして、どうしても声の主を知りたくて新聞を捜したのですがそれらしい時間帯に番組名はなく、ラジオをつけても、もうあの素敵な声を聞くことができませんでした。
> それからすっかり大人になり、似た声の人を探し続けていたある日、アニメのDVDの告知であのときの声を聞いたのです。
> ネットですぐに検索し、声の主が津嘉山さんであることを知りました。
> そして、このなかみさんのサイトにたどり着いたのです。
> クロスオーバーイレブンが復活!
> ホントに!また聞けるの!
> っと思ったときはすでに遅かった・・・。
> 終わってる・・・。
> このサイトを発見したのが20日のAM3:00。ついさっきです(泣)
>
> でも知ることができて、本当によかった。
> CD化されていることも知ることができたし。
> こんなにもみなさんに愛されている番組だと知れたこともうれしかった。
> なかみさんがサイトを作ってくださったおかげですね。
> 本当にありがとうございました!
> ひとことお礼が言いたくてメールしました。
> 最高の誕生日です。
>
> できれば、今回の放送を再放送してもらいたいと切に祈ります。(NHK様お願い!!)
>
>
> これからもサイト運営頑張ってくださいね。
> CD絶対買います!


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございました。残念ながら、ちょっと遅かったですね。心中お察しします。でもCDも出ていますし、再放送ももしかしたらあるかもしれませんよね。
津嘉山さんのお声は、低くて渋く重みのある、それでいてよく通る声である以上に、なんとも形容しがたい魅力がありますよね。そのお声を聴いていると、落ち着くというか、おそらくそれはお声の中から津嘉山さんご自身の人間性が表れ出る帰結なのだろうと思います。津嘉山さんの魅力が、すなわちクロスオーバーイレブンの魅力のひとつでもあったわけですよね。
今回は津嘉山さんが退院した後に行われた、リハビリを兼ねての収録だったため、やはりどこかお声に痛々しさを感じざるをえませんでした。しかし、それでも大声での台詞や、その迫真の演技には、ズキンと心に響くものがありました。津嘉山さん、さすがです。
それから、りささん、お誕生日おめでとうございます。




No.31
Sent: Sunday, August 21, 2005 12:53 PM


> 久しぶりのラジオからのクロスオーバーイレブンを聴けて、本当に嬉しかったです。クロスオーバーイレブンの魅力は、選曲された一曲一曲の良さ・津嘉山正種さんのナレーションの良さ・スクリプトの良さがそれぞれを引き立て合って、番組全体を構成していることにあると思います。こういう季節感もあり、大人の雰囲気もあるいい番組を是非続けてもらいたいと思います。先週一週間の「新」クロスオーバーイレブン、さらに魅力を増したと思います。復活に尽力された方々の努力に敬意を表します。水戸市 杉山健人 33歳。


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございます。杉山さんのおっしゃるように、今回の復活特番は、クロスオーバーイレブンの魅力を再確認・再発見する良い機会となりましたね。




No.32
Sent: Sunday, August 28, 2005 9:00 AM
Subject: クロスオーバーイレブンを再び!


> この前の特番、聴き逃した人が多かったんじぁないでしょうか?
> 聴き逃すどころか知らなかった人がどれだけいるか!(潜在ファンは星の数)
> 僕もこのHP見ていなかったら知らなかったくちです。
>
> 土・日だけの復活は出来ないでしょうか?
> もちろん時間帯は11:00から12:00まで。楽しい週末はクロスオーバーイレブンでさらに楽しいウィークエンド。
> あした仕事の憂鬱な日曜も楽しく過ごせるクロスオーバーイレブン。
>
> ところで、ぼくはこの前の復活放送を火、水、木と聴き逃しました。 スクリプトが気になります。 ささいなハプニングがどうしてまさとにその様な人生を歩ませたのか?
> ps.ぼくは遊民爺さんを郵便爺さんと間違えていました。
> 郵便局を定年退職した爺さんが物語を繰り広げているのだと・・・思っていました。(ドジ)
> 人生は桜ふぶきだがやァ~てつろう君。懐かしいです。 そういえば井の頭公園にボート乗り場や銘木、眠り姫が歌った屋外ステージを見に行きましたっけなぁ~。かなりのクロスオーバーフリークです。 万歳。


(管理人・なかみより)
この前の復活特番については、曲目リストやスクリプトのあらすじを紹介するページを作成中ですので、もうしばらくお待ちください。
井の頭公園まで行かれたとは、なかなかのフリークですね。現実に野外ステージで歌う方がいらっしゃるようですが、遊民爺さんのような人はなかなかいないでしょうね。・・・・・・いやでも、もしかしたら、いるかも?




No.33
Sent: Friday, September 02, 2005 4:05 PM
Subject: はじめまして


11時になると聞こえてくる、あの優しい音色から始まり、津嘉山さんの声で“夜の帳がどうのこうの。。。クロス・オーバー・イレブン。。。“それを聞くと、こう、体と心がストーンとラジオの中に流れ込み、まどろんでいく、かなり私にとっては麻薬的要素の強いものでした。ハハハ。曲を聴いていくと、曲の途中で”もやし君”だの、“ウイグル自治区”だの、巧く私が滑り込める自由なスペースを津嘉山さんがゆっくりとしたペースで構築していく。私はすっかりその雰囲気にどっぷりと浸かって寝る前に最高のショーを堪能していました。いまだに内容を良く覚えています。内容はクロス・オブ・ザ・ワールドでしたね。多分20年位前にNHKにはがきを出して、放送を本にして出したりしないのですか?と書いたところ、残念ですが。と返事をもらいました。だから、きっちり聞いて味わえるだけ味わっていました。幸せだったです。心は素晴らしいラジオに乗っていつだって自由に舞うのです。とにかく、本当にありがとうございました。たまき


(管理人・なかみより)
オープニング・テーマであるアジムスの「フライ・オーバー・ザ・ホライズン」には、やはり「浮遊感」を感じさせられますよね。何度聴いても飽きないし、くせになる。ある意味麻薬的。そして今聴いてもまだ新しく古くならない。なんとも不思議な曲ですよね。




No.34
Sent: Tuesday, September 06, 2005 3:08 PM
Subject: クロスオーバーイレブン


復活版を放送しているのを知らずに聞き逃してしまい残念でした。どなたか録音した方はいないのでしょうか?僕は約10年間米国に駐在し、2000年の暮れに帰国しました。日本人でありながら長い間留守にしていた日本に、自分が全く溶け込めない外国人のような感覚と、期待して帰国した日本の現実に少しがっかりしていた時期でした。深夜まで残業が続く毎日、ある日帰宅して、まさかとは思いつつFMをつけてみると、なんと懐かしいクロスオーバーイレブンのオープニング曲が流れてきました。僕にとっては冬の寒い澄んだ夜の星空をイメージさせるこのテーマ曲を10年ぶりに聴き胸が締め付けられるような気持ちになりました。何度日本をなつかしく思い、この曲、この番組をアメリカで聴きたくなったか知れません。まさかか未だこの番組が10年たっても続いていたとは知らずに感激しました。冒頭のナレーションは当初のバージョンしか知らなかったので少々違和感がありましたが、この独特の世界が残されていたことに心の安らぎをおぼえたものです。2001年になり番組はいつの間にか終了してしまい、何か自分の大事な世界がなくなってしまったような気持ちにさせられたものです。あまり過去を振り返えったり、懐かしんだりするのは後ろ向き過ぎるかもかも知れませんが、正直これほど繊細で、心に残る番組は僕にとってはありません。また、復活パート2があればいいのですが。津嘉山さんの早い回復をお祈り申し上げます。


(管理人・なかみより)
この前の復活特番については、曲目リストやスクリプトのあらすじを紹介するページを作成中ですので、もうしばらくお待ちください。
それにしても10年のブランクのあとで、クロスオーバーイレブンをお聴きになったというのは、かなり胸に迫るものがあったのでしょうね。




No.35
Sent: Wednesday, January 02, 2002 2:49 AM
Subject: 待ち望んだ復活クロスオーバーイレブン


なかみ様へ

 ある日、20数年前のテープを聞きました。
 めげた時に聞くんです。希望がいっぱいだった高校の頃。
 好きな曲って変わってないんだなあ・・・。
 
 みんなが聞く深夜のAM放送よりも、
 落ち着いた番組のFM放送が好きだった
 当時の私の趣味はエアーチェック
 そして音楽源はクロスオーバーイレブンでありました。

 クロスオーバーイレブンでかかった曲をバックに
 自分一人で星新一さんの本を読んで録音したり、
 (今聞いても出来もしないのに一人何役も、笑えます。)

 オープニングそしてエンディングのテーマ曲の時は
 団地の4階から窓を開けて、寝静まった街を見るのが好きでした。
 
 高校時代友達に津嘉山さんを真似しては笑いをとったり、
 でもなかなか味が出ないんですよね。当然といえば当然ですが・・・

 まさかファンのサイトがあるなんて、
 とっても嬉しくて、なんて偶然なんだろう
 放送直前にこのサイトで
 再放送があることを知りました。ありがとうございます。

 そしてこんなにもこの番組が支えになっている人がいるなんて
 支えになっているのが俺だけじゃあ無いんだって気持ちになり、
 とくに復活希望①の「さとうさん」のメールに共感をよびました。 

 クロスオーバーイレブンには、一曲毎に曲紹介が無く、
 ナレーションといい曲といい、直接心に響くものを感じます。 

 ストーリーそのものから、連想する曲のイメージが強くなり
 お互い相乗し、連関する構成になっているから良いんでしょうね。

 大人になった今、
 クロスオーバイレブン風に自分で録音して
 どれくらい声に重みが(自分が成長したか)あるか試してみたくて
 出来たら高校の友達に送るって言ってるんですよ。
 友達は気長に待ってるって言ってますけどね。あきれちゃいますよね。

 このサイトがあることに感謝し、
 クロスオーバーイレブンを通して
 メールを送ることが出来ることにあわせて感謝いたします。

                         FURUKAWA


(管理人・なかみより)
おっしゃるように、『クロスオーバーイレブン』が支えになっていたという方は少なくないだろうと思います。ほぼ毎日、長年放送されていたということも大きいですが、それに加えてこの番組のさまざまな魅力が人を惹きつけたのだろうと思います。
星新一さんは僕の知る限りスクリプトを担当されていませんが、でも確かに星さんのショートショートはこの番組のスクリプトにぴったりかもしれませんね。




No.36
Sent: Tuesday, September 13, 2005 12:08 AM
Subject: 初期クロスオーバーイレブンの件


nakami様

はじめまして。京都在住の中島と申します。たまたま他のサイトで「クロスオーバーイレブン」の名を見て今日はじめて検索してたどりつきました。私は現在44歳で、この番組を聴いたのは10~20代のほんのわずかですが、流行に左右されない選曲が嬉しい番組でした。知らない間にこんなドラマがあったのですね。御偉業に脱帽!


たまたま1979暮れ頃(?)年にラジカセ(モノラル)で録音した「フランソワーズ・アルディ スペシャル」のテープが残っているのでメールしてみました。既にご存知でしたらご容赦下さい。

オープニングテーマは'91年まで続いた曲ですが、別バージョンで、ややハイテンポで「ベースのピッキングハーモニックス音」が入っておらず、ガットギターのストロークが入っています。ナレーションも後のものよりやや簡略で急ぎ足の印象があります。内容は


深い夜のしじまに、遠くの記憶を呼び戻し

忘れかけていた歌がよみがえる

今日もまた、それぞれの思い出を乗せて、過ぎて行くこのひととき

クロス ・ オーバー ・ イレブン


全体に後のテーマの「プロトタイプ」の感じです。
エンディングが特に詩的なナレーションはなく「今日はフランソワーズ・アルディ スペシャルでした」といきなり終わって(バックにかすかにテーマ曲のおそらくエンディング)います。
ナレーションは私は勝手に津嘉山さんだと思い込んでいたのですが、後の知識で「刷り込まれた」のかも。似た声ですが。
まだ御サイトを角から角までみて無くて、かえすがえすも、ご存知の内容でしたらすみません。お役に立てば幸いです。


(管理人・なかみより)
はじめまして。1979年、僕はまだ2歳でした。当然ながらこの頃の放送は聴いたことがありません。今回中島さんから教えていただいたオープニング・ナレーションは、はじめて知るものです。どうもありがとうございます。よく初期の頃の放送をお聞きになっていた方々からのメールに「夜のしじま」という言葉があったので、これで合点がいきました。初期のオープニング・ナレーションは後年の2つのナレーションと比べると、やや短くてさっぱりしていますね。でも一日の終わりの時間に、クロスオーバーなお話と音楽で、聴いている人たちそれぞれの空間を演出するという番組コンセプトは、やはり初期の頃から一貫していたのだなと思いました。




No.37
Sent: Saturday, October 08, 2005 1:21 AM
Subject: なつかしく思い出します。


> はじめまして。
> 私は中学生&高校生の頃に、「クロスオーバーイレブン」を聴いて音楽を楽しんでました。
> 音楽以上に「もやしくん」の話が印象に残ってます。
> 深夜に聴く語りは、受験勉強のさなかには本当に心地よかったのを思い出します。
> 今年に、期間限定で復活されていたのには驚きました。
> 残念ながら情報不足で聴く機会を逃しました。
> 先ほどの話に戻りますが「もやしくん」の内容をもう一度思い出したいのです。
> よければ、大まかに内容を教えて欲しいです。
> もやしくんの話を聴きながら途中で眠りについていくことに喜びを感じていました。
> ぜひ、もやしくんがどうなったか知りたいです。
>
> piano-yukitoshi


(管理人・なかみより)
最後にもやしくんがどうなったのか、僕は知りません。もやしくんのラストをもしかしたら聴いているのかもしれないんですが、よく覚えていないのです。もやしくんシリーズには友達のねこまたぎくん、かずのこかっちゃん、ガラパンくんというキャラクターがいましたよね。他にカースケという女の子の友達(恋人?)もいましたね。もやしくんのお話は、一昔前の田舎で、心優しく好奇心旺盛でしかしちょっと気弱なもやしくんが、子供の頃に誰もが一度は経験したようなほろ苦いシチュエーションを、もやしくんなりになぞっていくという筋でした。

僕の印象に残っているのはやはり中学生のときのもやしくんの話で、夏の早朝にもやしくんが山の中の池に釣りをしに行くんです。そこでもやしくんはいつものように「ほー」と吐息をもらします。釣りをしながらもやしくんは昨日お父さんに「もし高校受験に失敗したら、すぐこの旅館を継がせるからな!」と言われたことを思い出します。もやしくんはぼんやりと深い朝靄の中で鳥のさえずりを聞きながら長い時間にわたり釣りをし続けます。いつの間にか朝靄は消え、まわりには緑の世界が広がっていました。そんな豊かな自然の中で、もやしくんはその田舎町で旅館の主として生きていくのもいいかもしれないなと心の中で思ったその瞬間、魚を釣り上げてにっこりと笑った、というお話です。




No.38
Sent: Saturday, November 12, 2005 7:26 PM
Subject: モヤシ君!


> モヤシ君の英語勉強方法。
> ノートに鉛筆で音読しながら単語を何回も書く。そんな事を思い出しました。
>
> あとこんな、いちシーンも・ ・・ モヤシ君のクラスは4時間目の授業中だった。
> 誰かがストーブの上で暖めていた弁当がふきこぼれた。 カレーの弁当があまりもの熱でふきこぼれたのだ。
> 教室中にカレーの匂いが充満した。
>
> 先生はその匂いに気づき、 言った。
>
> 「では、少し早いですがお昼にしましょう。
> 「ワッー!」 歓声が教室を おおった。
>
> クロスオーバーイレブン が帰ってきて穏やかなミッドナイト タイムが過ごしたいですね。


(管理人・なかみより)
もやしくんのカレー弁当の話はなんとなく聴き覚えがありますね。もやしくんに限らず、教室のストーブで弁当を温めるというのは、みなさん実際にご経験があるのではないでしょうか。とあるやんちゃな高校では、4時間目になると先生の授業そっちのけで、生徒たちがストーブの上で煮込みうどんを作って、みんなでそれを食べていたそうです。・・・まあ楽しそうではありますが・・・




No.39
Sent: Sunday, December 11, 2005 11:19 AM


始めまして。27歳女性です。
今日始めてクロスオーバーイレブンのファンサイトを見つけました

また8月に特別に復活していたことを今になって知りました。
その時ちょうど旅行に出ていて知らなかったとはいえ、私はなんと
バカなんだろうと本当に悔やみました。

あの頃眠りにつきながらラジオをつけて静かに津嘉山さんの声を
聞くときが本当に安らげるひと時でした。

クロスオーバーイレブンの良さを周りの友人に話しても渋いねと
言われるだけで誰も分かってくれる人がいなくて歯がゆい思いを
したことも懐かしいです。

番組が終わってからもファンサイトがあることはとても嬉しいです
やっぱりあの番組は、みんなが愛する特別なひと時だったんだと
ようやく今になって共感することが出来ました。

8月の復活には残念ながら立ち会えずそれだけが
悔しくて悔しくて・・・。

クロスオーバーイレブンを筆頭に本当にいい番組ほど
無くなってゆきます。 
クロスオーバーイレブンを超える番組はもう出てこないでしょう


(管理人・なかみより)
はじめまして。メールありがとうございました。僕には中学や高校の頃、クロスオーバーイレブンのことをいろいろと語り合える友人がいました。たしか中3の夏にクロスオーバーイレブンの納涼特集が放送され、友人のFくんとその内容について語り合ったものです。特に夫を背負ったまま走り出す死んだ妻の人骨のお話には、その奇怪でありながら滑稽でもある姿を想像して、二人で笑いましたね。また、高校の頃のSくんに、彼がクロスオーバーイレブンを聴きはじめてまだ日が浅いリスナーだったときに、「そのうち『もやしくん』っていうのが出てくるよ」と言ったら、Sくんは最初それを冗談だと思ったらしいのですが、ちょうどその夜の放送で津嘉山さんが「中学生のもやしくんだった」と語り、Sくんはラジオの前でひっくりかえったそうです。




No.40
Sent: Friday, December 16, 2005 3:32 PM
Subject: 津嘉山さんの近況を知り


> なかみ様
> 「お知らせ」での青年座とのやり取りを読みました。とりあえず一安心ですね。半年近く先ですが、私も舞台、ぜひ観に行きたいと思います。
> 藤井正幸


(管理人・なかみより)
こんにちは。藤井さん、メールありがとうございました。最近ではTVのCFでもたまに津嘉山さんのナレーションを耳にするようになりましたね。5月の舞台も楽しみです。




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