かごに入ろう | ||||
なかなかかごに入ってくれない、かごに入っても暴れて怪我をしてしまいそう。かごの中では、めったにご飯をたべない。だから、かごには入れておくわけに行かないの・・・その気持ちはよくわかります。ご飯を食べてくれなければ心配ですし、怪我をして羽根でも折ったりしたら一大事。でも、甘やかすということと、かわいがるというのは違っていることだと思うのです。 かごが大嫌いになると、大変なことになりますから。 慣れますよ、一日ぐらいかかりますが・・・ こつは、あなたが姿を見せないことです。 あなたの姿が見えたり、声が聞こえたりすると、あなたに出してほしくて、側にいたくて あなたに呼びかけますから。 あきらめておとなしくなるまで、待ちましょう。 暴れて、かごの中でばたばたとしますが、以外に怪我はしないものですよ。 かごに鳥をいれたら、部屋を離れましょう。 あなたの姿が見えなくなるまで暴れますが、見えなくなるとあっさりあきらめてしまいます。 鳴いても、じっと我慢してください。 ご飯や水は、容器にいれてあげましょう。 おもちゃは怖がる子もいますから、嫌いかどうかよくみてあげましょう。 粟穂などの好物をかごに入れて、気を紛らわせてもらうのもいいですよ。 別の部屋に行っても、隙間からのぞいて様子をみてくださいね。 本当に暴れて怪我をしないとは限りませんから。 頭のいい子ですから、すぐに環境に慣れ、理解してくれると思います。 かごは、大きな物を用意しましょう。中で飛べるぐらいの物が良いですよ。 うちでは小桜インコのかごに、約50センチ四方のものを使っています。 かごの中での移動もできますし、おもちゃも入れやすいし、良いと思います。 鏡やきらきら光るプラスチックのボールが付いているようなおもちゃに人気があるかも・・ ちなみに我が家の小桜たちのお気に入りは、鈴と、鏡ときらきらボールの 付いたはしごです。 たいていそのはしごでくつろいでいますよ。 ボタンや小桜インコは別名ラブバードと呼ばれて、自然界でペアになると、終生ペアは 変わることがなく、片方が亡くなると、残った一羽がご飯を口元に運び、 そのまま後を追うように亡くなると言われる鳥なのです。 愛の象徴として、結婚するカップルに永遠に愛が続くようにとプレゼントする国もあるそうです。 あなたのかわいいボタンちゃんはあなたをパートナーとして 認識し始めているのでしょうね。 ラブバードは生後間もないころから、相手を捜し始め、生後4ヶ月ごろには相手が決まるのだそうです。 飼い鳥の場合は、多くの場合飼い主を相手にするのでしょう。 あなたの大事な子は、そういう性質を産まれながらに持っているのです。 かごの生活は大事だと鳥専門の獣医さんはおっしゃいます。 病気の時、怪我をした時、また災害の時など、かごに入ってもらわなければなりません。 そのとき、かごに我慢ができない子であったらどうなるでしょうか? かごに入るストレスで大変なことになってしまう可能性もありますよ。 また、かごに入らない子で女の子である場合には、部屋全体、悪くなると家のなか全部が 自分のテリトリーで、かごは巣箱と勘違いする子もいるそうです。 時間を決めて外に出してあげれば、そうそう怒ったりしませんよ。 かごのなかで過ごすことを覚えてもらうのも大事だと思います。 |
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