保温対策 冬の保温対策は毎年頭の痛い所です。 エアコンを一日中つけれて置けばいいのでしょうか?それはちょっと危険な気がします。エアコンは何かちょっとした停電で電気の供給がストップした場合、電気の供給がもとに戻っても、エアコンは動かないのだそうです。とはいえ、今のところ電気代を無視すれば、一番手軽な保温手段といえると思います。昨年我が家でもエアコンをつけました。2月の一番寒い頃でした、我が家は集合住宅の9階で、そのころ朝の室温が18度あり、さほど寒くない状況でしたので、エアコンを使いました。我が家では鳥は居間にいます。居間は16畳ほどの広さがあります。エアコンは大きめの物が備え付けられています。これで1カ月エアコンをつけました。朝9時から夜6時まで、室内は22度を目安にするということで、かかった電気代は、約6000円ぐらいでした。思っていたより安いかもと思いました。 エアコンを使う場合の注意点:エアコンをつけると、室内が異常に乾燥します。この乾燥対策を十分に行う必要があると感じます。加湿器を備えてください。加湿器にはいろいろあるそうですが、知り合いの電気屋さんにうかがったところ、加湿器にセットした水をいったん沸騰させてカルキ分を抜き、水の中の沈殿物を除去したあと室内に暖かい霧となって水分を補給してくれるタイプのものがいいそうです。このタイプの加湿器はちょっと値段が高いです。でも、これでないと、冷たい水が霧となって室内に放出されるので、部屋の温度が下がってしまい、暖房の効果を減少させてしまうのだそうです。さらに、水の中のカルキ分や不純物も霧となって放出されるため、家具などに白い付着物がついたりするそうです。鳥がこれを吸ってしまうのはいやなものです。加湿器選びは慎重にしましょう。 |
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ペットヒーターを使う場合 左の画像は、かごの外にペットヒーターを付けたものです。やはりこれが一番手っ取り早い暖房器具でしょう。写真のペットヒーターは、60ワットのものです。外気が比較的高い温度の時は外付けに、外気が低くなったらかごの中に取り付けましょう。注意する点は、まずヒーターのコードを囓られないようにすることです。このヒーターのコードには、10センチぐらいの長さの、カバーの様な物が取り付けられていますので、その部分をうまく使って、なるべくコードを鳥かごから遠ざけます。コードをたわませていたりすると、コードがかごの中にいる鳥の嘴にとどくこともあって、囓ると大変です。また、ヒーターはワット数の大きい物をつかいましょう。 |
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以前私も、20ワットの小さい物を使っていました。ワット数の少ない物では、ヒーターの表面がほのかに暖まる程度でおもったより放射熱が少ないことが分かりました。鳥は寒いのでヒーターの上に乗ったりしていました。これでは、足に低温やけどをしてしまいます。ワット数が60ぐらいある場合は、ヒーター自体が暑くなりますので、鳥は近づきますが、触れたり乗ったりできません。また、放射熱がかなりありますので、鳥はヒーターの近くに寄って、暖まることができます。参考にしてくださいな。 |
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オイルヒーターを使う うちで使っているのは、デロンギ社製のオイルヒーターです。室内の空気が汚れず、湿度にも影響がない、優れ物です。タイマーがついたものが便利だと思います。オイルヒーターの欠点は、温度がなかなか上がらないとうことと、1時間あたり、30円を超す電気代がかかることです。オイルヒーターのスイッチを入れても、エアコンのように急激な温度変化が期待できません。それで、これを使う場合には、あらかじめエアコンで室内の温度を上げ、適当なところでオイルヒーターに切り替えるというのがいいかと思います。小春日和のような穏やかな暖かさで、においもなく、室内の空気が汚れませんし、火事の心配がありません。ストーブの使いにくい時間帯や、夜の間の室内の保温には、優れ物と思います。心配なのは電気代でしょうね。これはエアコン以上にかかるかもしれません。我が家で、一日7時間ぐらい使いました、電気代は一月7000円ぐらいでした。 |