冬の外出
冬の寒さを防ぎながら、安全に移動する方法はないものでしょうか?病院へ行くときなど、車や電車の中は以外に暖かいのですが、屋外は寒くて保温しなくてはとても外出することができません。ここでは、簡単な保温の方法を書きました。難しい装置などは使っていません。参考になるかどうかわからないのですが、工夫して暖かくして外出しましょう。
準備するもの
右はお出かけ用のかごです。画像のはマルワ2号です。これなら小桜程度の大きさの鳥であれば、止まり木もつけられますし多少身動きもできます。左の段ボールは右のかごを入れるものです。段ボールがあまり大きいと大変ですからもっと小さいものでもかまいません。かごよりひとまわり大きい段ボールがいいと思います。
保温の湯たんぽがわりの缶入り飲み物です。使うときには缶ごとお湯につけ、缶を暖めて使います。冷めたら飲んでしまって新しい缶入り飲み物を買うこともできます。右は、キッチンペーパー(敷きます)、止まり木、ご飯入れです。
準備ができたら組み立てましょう。
@かごの準備
(左図)かごの下にはキッチンペーパーを敷きます。病院へ行くときはうんちの状態がわかりやすくていいです。(右図)上から金網の部分をかぶせます。敷いてある紙に気をつけます。紙はなるべく床面に密着させます。できたら、止まり木やご飯入れを取り付けます。
このかごにちょうどあう止まり木はなかなか見つかりません。そこで、先端にキャップ(網につけるための物)のついている長い止まり木を使います。キャップをはずして止まり木をちょうどよい長さに切ります。キャップをつけなおし、かごの中に取り付けます。真横や真縦の方向よりも画像のように斜めの方向が鳥には身動きしやすくていいようです。取り付けたらご飯の準備です。
下の画像はご飯と撒き餌をして上から撮ったもの(左)と、斜めから撮ったもの(右)です。かごの床にも餌を少しまいてあげましょう。
これでかごの準備はおしまいです。次に青菜を準備します。
A青菜の準備
小松菜をよく洗い、付け根の部分に水で濡らしたキッチンペーパーを巻き付けます。
その上からラップフィルムを巻いて青菜の準備のできあがりです。これをかごに取り付けます。
青菜の準備ができたら、かごに取り付けます。かごの金網の間隔が広い場合は横から差し込みます。金網の間隔が狭い場合は上からつり下げるようにして青菜を差し込みます。どちらの場合でも、ラップでまいてある部分がかごの中に入らないようにしてください。鳥が食べたりしないためです。
Bかごを段ボールにいれます
段ボールの中にかごと缶入り飲み物をセットします。左の画像は段ボールがちょっと大きめです。もう少し小さい方が、持ちやすいですし、かごが中でがたがた動かないのでいいと思います。この上から寒いときは毛布を掛けます。ちょっと大がかりになりますが、段ボールごとシートベルトにつけられますので一人で車に乗らなければならない場合かごが動いたりしないので便利です。
段ボールのふたはしません。ふたの部分を切り取ってもいいと思います。以前はプラスチックのキャリーを使っていましたが、キャリーの中が蒸れるため、今は使っていません。段ボールの周りに毛布を掛けますが、中の温度が知りたいので、2カ所の温度が測れる温度計を使って、段ボールの中の温度を測っています。段ボールの中の温度は缶入りの飲み物の数で調節します。暑ければ数を減らし、寒いようだと数を増やします。