男の子と女の子を見分けるこつは?



小桜インコの場合男の子と女の子を見分けるのには、DNA鑑定しかないと言われてます。確かにDNA鑑定を使えばはっきりと分かりますが、羽根を2枚抜いて、外国の研究施設にたのまねばなりません。費用も3000円ほどかかります。これほどの大げさなことをしなくてもなんとか男の子と女の子を見分ける方法は無いのでしょうか?そこで、DNA鑑定や骨盤の広さ狭さにたよらず、鳥の行動などから、男の子女の子を見分ける方法を考えてみました。

調べたポイントは「紙切り」「おしゃべり」です。

ポイント1:紙切り
小桜インコは生後45日を過ぎる頃から、紙をくわえてかじかじとかみ切る行動を始めます。最初は紙に嘴の先がほんの少し刺さって、小さな穴が開く程度ですが、そのうち上手になって、生後半年を越えるころには長さ10センチ程度の長さの紙をりとる様になります。小桜インコの女の子は、本来木の皮や椰子の葉などを縦に嘴で裂いて巣材に使います。その巣材を上手に作る練習を幼い頃からするのです。小桜インコは女の子だけが巣作りをしますので、本来女の子だけが行う紙切りなのです。
男の子も紙をかじかじします。女の子か男の子かを区別する行動は、切った紙をどうするか?にあります。女の子は切った紙を腰に挿そうとして腰羽根を膨らませ、体を後ろ向きに曲げ、膨らませて広がった腰羽根に差し込みますが男の子は紙を腰にさす行動がありません。ただし周りに身近に大人の小桜インコがいて、その子が紙を切っているのを見ている場合はまねをしている事もありますので注意してください。その子が女の子であれば生後2カ月半ぐらいで腰差しを始めます。さらに切った紙の形にも男の子女の子の違いが現れています。
左3本は女の子の紙切りされた紙。ケケが切りました。右3本は男の子、歩緒が切ったものです。長さは10センチ程度です。女の子が切る紙はまっすぐで切り口が平らです男の子ですと紙にギザギザの歯形がつきます。また、女の子は腰の羽根に挟みやすくするために、切りとる紙の先端(写真では下の部分)をきゅっとねじります、ところが男の子はこれをしませんので紙は細長いひものようになるだけです。写真のように紙を切るには一年ぐらいかかります。生後2カ月すぎでは写真の様には切れませんが、小さな紙のかけらを切り取れるぐらいにはなっていて、その小さく切り取った紙を腰の羽根に押しつけます。(2000/9/20)
ポイントその2:おしゃべり
小桜インコはどうも女の子のほうがおしゃべり上手のようです。男の子は、色々な音色で鳴きますが、人の声をまねたりすることは苦手のようです。女の子が人の声をまね始めるのは、早い子で生後2カ月ごろから、遅い子でも3カ月目にはおしゃべりを始めます。「か」行のことばは大変に聞き取りやすく、我が家でも「ケケちゃん」という言葉は一番良く聞き取ることが出来ます。言葉は数種類覚えることが出来ます。我が家の連中は「ケケちゃん」「ほたるちゃ〜ん」「く〜ちゃん」の3種類の言葉をしゃべります。これに対して男の子はせいぜい1種類程度のことばしかおしゃべりできません。
女の子達、ケケ、ほたる、内蔵助、達は、ケケが生後2カ月、ほたる生後1.5カ月、内蔵助生後2カ月頃から人の声をまねておしゃべりを始めました。先日養子に行った華ちゃんも、生後2カ月ごろからおしゃべりの練習をしていました。男の子の歩緒、男の子と思われる宙はまったく人の声をまねません、といいますか、聞き取ることができません。

以上の二つの事でだいたい男の子女の子はわかってきます。紙切りを生後間もない頃から始めた子は大抵女の子ですし、おしゃべりの上手な男の子はあまりいません。ただこれ以上小さい雛ですと、素人にまったくわかりません。
骨盤の間隔で判断すると言う方法がよく言われますが、発情すると男の子も骨盤が開いてしまうため、正確な方法ではありません。腰の骨が女の子は長く、男の子は短いので、腰の骨の長さで判断するという方法、ヨーローッパのブリーダーさんたちの間で知られていますが、これもまた熟練をようするそうで、なかなか素人には難しいようです。