単品の種子を自分で混ぜて食べさせたいのですが

種子を混ぜる時の配合の割合はさまざまな意見があると思います。一年を通して同じ配合割合にするやり方や、夏と冬で割合を変えるやりかたがあるようです。
私は一年を通して配合を変えない方法を選択しました。この方法にしたのは、季節ごとに配合を変えるのが面倒でしたし(忙しい)、我が家の鳥たちはマンションの居間に住んでいて、冬でも20度を超えるく らい暖かく、冬の準備(皮下脂肪を蓄えて寒さに備えること)の必要をあまり感じなかったためです。で すから寒い地方にお住いの方で、日中10度台の温度で飼育なさる場合は、秋から冬にかけて、配合の割合を変える必要があるでしょうし、ひまわりや麻の実なども食べさせる必要があると思います。
私は、基本的な種子の配合は一年中変えませんが、それに混ぜる副食となる穀類の配合割合を変えています。
基本となる種子は、粟(アワ)稗(ヒエ)黍(キビ)です。この3種の種子は、それぞれ外見の種子の色の違いによって、赤と白の2種があります。ブリーダーさんたちは、赤粟、赤稗、赤黍を使っていらっしゃるそうですが、私は赤と白を半分ずつ混ぜています。これに、エン麦、小麦、大麦、蕎麦、カナリーシードなどの穀類を季節や年齢を考えながら量を加減して混ぜ合わせています。

粟稗黍の割合〔重さの比)

その他の穀類の配合(重さの比で粟を5とした場合の比、一年を通して平均的な割合)
エン麦
小麦
大麦
蕎麦
カナリーシード
0,25
0,25
0,25

玄米は上の中にふくまれていません。
エン麦は外側の皮をむいていないものと外側の皮を剥いたものの2種を用意して、
半分ずつ混ぜています。
この配合は、ラブバード関係のヨーロッパの愛好会とアメリカ大陸の愛好会に方からお聞きした物を参考にさせていただいています。もちろん日本とは風土気候が違いますが、特に冬の寒いヨーロッパでは保温は日本と同様に行われていて、あちらの配合割合で問題が無いだろうとのことです。

肥満と結びつけられやすい、カナリーシードですが、必ず食べさせたい種子だと私は思います。カナリーシードにはカナリーシードにしか含まれていない栄養素がありますし、カロリーもそれほど多くはありません。太るのは、本人の体質にもよりますが、カンリーシードしか食べられないような、粗末な食事をあたえていることにも問題があるのではないでしょうか。エン麦や小麦は、カナリーシードよりおいしいらしいです。