時々日記2002年8月
8月31日(土)晴

今日ふうちゃんとこうちゃんが水浴びをしました。控えめにこうちゃんが少し浴びてから、ふうちゃんが同じように水浴びをしました。今日2羽の体重を計りました。こうちゃん39グラム、ふうちゃんは45グラム。嬉しかったです。
ふうちゃんは最近悠々と飛べるようになりました。そのうえ、今換羽の真っ最中であちこちの羽根が抜けています。がんばってくださいね。
8月28日(水)晴れ

また暑さがぶり返した今日このごろ。今年は夏忙しかったせいで、大変な失敗をしてしまいました。
ご飯のことです。

いつもなら夏場、種子が悪くなってっしまうのを防ぐために、種子を冷蔵庫にお引っ越しするのですが、今年は暑い部屋の中、それも窓際に置いてしまっていました。
どうして冷蔵庫にしまっておかなかったのでしょうか。後悔しています。

電話で食べさせても大丈夫と農家の方にうかがったのですが、何となく気になってしょうがありません。後々いやな思いをするのはいやでしたので、今日電話してとりよせようかと思ってなにげにホームページを見たところ、休業のお知らせが。。。
あれあれ、今日は定休日なの。明日も。。。どうしよう、注文があさってになってしまう。。。仕方がありませんから、古いご飯を食べてもらうことにしました。金曜には注文を出して、それから急いで洗って、ご飯を作りたいと思います。
8月20日(火)

夏前ごろからいやだなあって思っていた事がありました。まりあの事でした。
まりあは、ほたると宙の子です、お目目の病気があるような気がしていて、小さい頃からずっと気にかけていた子でしたが、最近発情気味で、卵の心配が出てきました。
紙を切ることもあまりしない子ですので、男の子であって欲しいと小さな希望をもっていました。

けれど、まりあはやっぱり女の子。おしゃべりも大変上手になりました。
まりあは、足もあまり丈夫でないらしく、大きくなったのに、足を曲げて、ぺちゃんこ気味に止まり木に止まります。
睦のこともあって、どうしようかと考えさせられています。始めての卵を産む日が永遠にきませんように。と神様にお祈りしたい気分でした。
8月16日(金)晴

お盆も今日は送り火の日、
そう、五山に篝火がともされる日。京都にいたころは比叡山に赤々と篝火がともされるのを、
ただ、きれいだなって思いながら眺めていました。
今年の初めに睦が一人で神様のところへ旅だって、私にとって、今年の夏は睦の初盆を迎える大切な夏でした。

病院で、誰にも会えず一人で行ってしまった睦。
本当にかわいそうなことをしたと悔やんでも悔やみ切れません。

もうあんなかわいい子が二度と現れないのですね。
不憫な子ほどかわいいものだ言われますが、本当にそんな気がします。
自宅からずっと遠く、長野県との県境の方を見て、睦の事を考えました。
あの山の向こうに静かに眠る睦。
本当はもっと生きていたかったでしょう。もっと楽しいことがあったはずですもの。
お誕生日をたった一回しか迎えることができなかった睦、ごめんなさいね。もっともっと生きていて欲しかったのよ。
お彼岸の頃、睦に会いに行こうか。でもまた泣いてしまうかな。
8月12日(月)晴

毎日暑い、とっても暑い。でも彼らは一日中、とにかく鳴きっぱなし。こんなに暑いのに、調子はよいみたいです。あれから、ほたると内蔵助は換羽に入りました。とにかく羽根が抜けて、リビングは羽根だらけです。掃除機をなんどかけても羽根があちらこちらに舞っています。それでも、その羽根を眺めて、私はほっとしました。これでやっと発情が終わったんだわ。これでやっと。。。
女の子たちの事でいっぱいで、ちびたちの事がみてあげられない状態でした、
知らないふうちゃんの額が赤く変わりつつあることにやっと今日気が付きました。頭のあたりの羽根がぼさぼさして見えています。
そうだわ、お蕎麦とエン麦を増やしてあげようね。羽根が変わるときには、お蕎麦をたくさん食べる
ものね。ふうちゃんの羽根は、ほんとうにみすぼらしくて、栄養が行き渡っているようには見えません。どんなママに育ててもらったのでしょう。ママは十分ご飯をもらっていたのでしょうか。
ママもかわいそう。。。我が子にこんなみすぼらしい羽根しか作れないご飯を食べさせていたのですから。
ふうちゃんのママ。。。気にしているかしら。

あなたの大事な子は、私が大切に育てますから、ご安心くださいね。
たっくさんご飯を食べてもらって、素敵な羽根にしましょう。あなたに似た顔でしょうか。それともお父さんに似ているのかしら。あんよも最近大きくなってきました。大きな子になるよう祈っていてくださいね。ママ!
8月1日(木)晴

今日はほたると内蔵助を連れて多摩へ行かなければなりません。
最近の多摩は大変に混んでいて、以前のようにのんびりと出かけてはいられなくなりました。朝7時前、ほたると内蔵助をキャリーにいれ、出発しました。
途中事故や工事での渋滞が無いよう祈りつつ、なんとか多摩に到着しました。多摩に着いたのは、8時半前、一番でした。よかった、これで午前中に家に帰れるわ。雑誌を読んだりしている内に時間はどんどん過ぎていきました。
診療の時間になると一番に呼ばれ、ほたると内蔵助を連れて診察室へ入りました。
うんちとそのうは異常なし。内蔵助はなんとか卵の出来そこないを吸収したようです。
ほたるも出血が止まっていて、おなかもきれいとのこと。ほっとしました。

今度のことは、私の不注意から始まったことでした。ほたると内蔵助には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
女の子だからしょうがない、と半ばあきらめた気持ちと、何とかならないだろうか、と思う気持ちとで、今日を迎えるまでは、複雑でした。

あんまり発情して卵を産もうとするほたると内蔵助。
そんなに産みたいのなら、今回が最後よ。と巣引きをさせてしまった私に責任がありました。
私が、ばかな事を考えたりしなければ、ほたると内蔵助は、こんないやな思いをすることは無かったはずでした。もうこんなことは2度としない。苦しむのは彼らだもの。ごめんね。ほたる、内蔵助。