時々日記2001年7月
7月22日(晴)

暑い暑一日でした。ほたるは3個目のたまごを産んだらしくて、巣の中には3個の卵がありました。ただ、3個目の卵も、血が付いていて、なんだか怪しそう。ほたるはまだお腹がふっくらしていてまだ産みそうな気配。やっぱり、強制的に産卵を中止させたほうがいいのかな。ほたるは元気で、ママしてます。

昨日、世が亡くなったとの連絡を受け取りました。世、せい。冬の最中に産まれた子でした。
東京の優しいママの所に行った子でした。元々体の弱い子だったのでしょうか。そうとは知らず、里親さんにお渡しして、なんてことだと思いました。
丈夫な子であれば、きっと元気で夏を乗り越えてくれたでしょうに、里親さんにはなんと言ってよいか分かりません。悲しいのですが、里親さんの悲しみを考えると、申し訳ないことをしたと、深く反省しています。
私が小桜インコを飼い始めたとき、一年越したら大丈夫といわれたことを思い出しました。今更のように本当だなと思います。日本の湿度の高い夏と乾燥した寒い冬を乗り越えられる子だけが、生き延びる事を許される、ということなのでしょうね。世にはその能力が備わっていなかったのでしょう。
世、ちょっと恐がりさんで、おとなしくてかわいい子でした。

世、お空にいっちゃったのね、どのあたりのお☆様になったの。
せい、かあさんと とうさんが見える?あなたの兄弟も見える?
本当はね、もっともっと長く生きて欲しかったのよ。
いつもいつも、思ってた。世も同じ空を見て生きているんだなって・・でももう出来ないね。
あなたは空に行っちゃったから。
お空にはね、あなたの兄弟の夢と咲きがいます。仲良くしてね。
蘭丸も、ふくちゃんも、ちこちゃんも、・・・いっぱいいっぱいお友達がいますから、
楽しく遊んでね。
世、痛くなかった?苦しくなかった?一人で怖くなかった?寂しくなかった?あなたが、もし人の子として産まれてきたなら、この世にお別れを告げるための時間はもっともっと長かったはずなの。その時間の内に、なんとか出来たかもしれない。
どうして、あなた達はこんなにも早く逝ってしまうの。なんの猶予もないほど早急に。
時間が止まるなら、あの頃にもどって、あなたをもう一度見てみたい。
あなたをもっともっと強い子にしたい。あなたの姿をこの目に焼き付けたい。
どんな声で鳴いていたっけ?あなたは何が好きだった?
せい、せいちゃん、ばいばいね。
アディユー、せい。
清き岸辺に やがてつきて 
天つみくにに ついに昇らん
その日数えて玉のみかどに
友もうからも我を待つらん、
やがて会いなん、愛でしものと
やがて会いなん。
親は我が子に、友は友に
妹背あい会う父のみもとに
雲はあとなく霧は消えはて
同じみすがたともに写さん
[賛美歌489]
そぼふる小雨の はるるも待たで こずえにしぼめる 花のすがたや おもえばかなし みじかき夜の むすべどあとなき夢路に似たり、
夕風すぐればみだれて落つるも 小萩の葉ずえの つゆの命か、 
[賛美歌472]
7月17日(火)曇・晴

めちゃくちゃ暑い日が続いています。昨日本当に久しぶりに雨が降りました。7月になってから初めての雨とか。今年はなんだか変ですよね。今月になってから、内蔵助のお腹がぽっこりし始めたのでそれにばかり気をとられていたのですが、なんとほたるが産卵モードになっていました。
いつのまにか宙と本当に仲良くなっていたのです。気が付きませんでした。同じかごの中でもけんかすることなく、寄り添っています。今まで大きなトラブルもないほたる、卵だってきっと大丈夫よ!と安心していたのもつかの間、お腹に堅いものを確認して、丸一日たっても卵を産みません。いやな感じ、まさか。でも準備だけはしないと、と多摩の診察日を確認しました。内蔵助もやれやれでしたが、まさかほたるまでとは。睦も、卵は厳禁の女の子ですし、この先が思いやられます。
今日産まなかったら多摩へ行かなくてはと思っていた14日の早朝、ほたるは卵を産んだようです。かごの中に卵がありました。
卵は見かけは普通でした、でも手にとってみると、血が付いていて一カ所柔らかいところがありました。爪で押すと、卵は内側にめり込んでしまいます。やっぱり、内蔵助と同じなのね、あなたも。かわいそうだけれど。産卵に耐えられる体ではないわ。そうやって、卵を死守しているけれど、その卵は孵らないだろうし。ねえ、ほたる。かわいそうだけど・・・・・・
しばらくほたるを観ていました。不憫でした。かわいそうでした。卵をまもろうと一生懸命のほたる。せっかく仲良くなった宙との間に出来た卵。わかっているのよ、ほたる、でもね。無理なの。あなたには長生きしてもらいたいのよ。それはいやなの?ほたる。
そうこうしている内に、2個目の卵ができていました。また一日経っても産みませんでした。
どうして産まないの?
多摩へ行かなくては、と思っていた17日の午前中、巣の中には2個目の卵がありました。
2個目の卵にも血の痕があり心配になった私は、お薬を飲ませることにしました。今日からとりあえず、抗生物質とビタミン剤、炎症を止める薬を準備しました。なんとか、このまま産卵が収まってくれるのを待つだけですが、これほどに女の子のトラブルに遭遇するとは思ってもいませんでした。まさかほたるまで・・・というのが実感です。長生きして欲しいけれど、この先がおもいやられます。ほたるも内蔵助と同じように、産卵前にはきらきらうんちをしています。それも内蔵助のきらきらとは比べものにならないほどのきらきらの量です。これはいったいなぜ?????アメリカと、オーストラリアの友人に連絡をとり、きらきらの分析をしてもらうことにしました。
落ち込んだ7月半ば・・ほんとにきついです。
7月9日(月)晴

小桜インコ「ちび」ちゃんがお☆様になったと、某メーリングリストで知りました。うちも、最近またしてもお腹がぽっこりしてきた子が一羽。
確か、5月ぐらいに産んだはず、2個の卵。それが最近、そうここ数日のあいだにお腹が膨らんできました。体重も増え気味、しょっちゅう発情していることになるので、とにかく私は心配で心配でしかたがないのですが、本人いたって「のー天気」。お気に入りの場所を作ろうと毎日せっせと場所探しをしております。どうすればいいんでしょうか?水槽で飼っているときは確かに卵を産まなかったし、発情もしていませんでした。でもこの時期、水槽はかわいそう・・・暑いだろうし、蒸れるだろうし、だいいち下に紙が敷けないので、うんちと水分で下がびしょびしょになるから、不潔で不衛生。そんな環境に追いやったら、発情するどころか健康にだってよくないもの。どうしたらいいものやら・・・・
うちの女の子達はその子をのぞいては発情する気配なし。それはいいんですけれどね。
7月2日(月)晴

ばたばたと過ぎた6月、里子に出すはずだった子も、何となくまだ家に。。この時期蒸し暑かったり、涼しかったりと、小さな彼らには過酷な季節。体調を崩しがちなのも無理はないのかな。4羽残った子のうち、女の子と分かるのは一羽だけ。後はどうやらノーマル男の子。やれやれ、大きくなったら大変な事になることでしょう・・・・・・
そうそう、先日来気になっていた私の目の痒みと喉の腫れと鼻水、耳鼻科の先生に診ていただいたところ、完全なるアレルギー・・・となると、原因はいずこに??
あれこれ調べた結果、どうやら、鳥のうんちと羽根・・であることがほぼ確定。
困ったなあとは思いながらも、なにもしていません。空気清浄機をもう一つふやそうかしらん。なんてのんきでいいものなのでしょうか?
一時期具合が悪かったほたる、最近では宙といちゃいちゃ、宙を受け入れなかった所もあったほたるですが、宙の献身的(?)な看病で、ほたるは気が変わったかもしれません。今日は久々にほたるが脱走、また歩緒の所かな、と思っても歩緒のかご付近にはいません。変だなあと思ってみると、予備に買ってある巣箱の中に入っていました。ほたるはやる気なのでしょうか??ちょっと不気味・・・・・これ以上増えたらどうしよう・・・