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ACT SEIGEI THEATER
1998年9月5日
時たま音響ネタと遠く離れた映画館にも行くもので ...今日は ACT SEIGEI
THEATER にフェリーニの「道」「カビリアの夜」を観てきました。
初めて行く劇場だったのですが、 SEIGEI というのは青芸なる劇団だったの
ですね。
劇団の小屋らしくステージが大きく取られていて、80 席という席数でも実際
には 120 くらいの席が取れそうな広さで、座席の勾配も結構大き目、スクリ
ーンも程々な大きさです。
しかも壁、天井等はすべて黒塗り、完全消灯と、映写にはもってこいの環境
でした。
でも実際の映写はスタンダード(1.33)の上方がやや欠けて、左側のフォーカ
スが甘かったりもしたのですが ,,,,
「カビリアの夜」は結構シニカルな映画で、その後の「甘い生活」以降の路
線の片鱗がすでに現れていました。
ちょっと場違いかな??

AMCイクスピアリ16
2000年6月25日
関東初のAMCであるイクスピアリ16が、7月8日にオープンします。
7月7日は無料体験会で、約20分の予告編などを上映するそうです。
DLPシネマの設備も導入され、『トイ・ストーリー2』がDLPで上映されるよう
で、とても楽しみです。
2000年7月26日
AMCイクスピアリ16へ行ってきました。
シアター14、『ファンタジア2000(日本語版)』、DLPシネマ、DLPシネマト
レーラー。
シアター9、『サイターハウス・ルール』、SDDS、トレーラーなし。
AMCは初体験でしたが、接客や全体の雰囲気など、けっこう良い映画館で
した。
場内は急勾配のスタジアム式で、上下左右に広がる大画面を堪能できま
す。
音は、ワーナー・マイカルになんとなく似ていますが、プラスチックっぽさは
なく、もっと音が迫ってくる感じです。
でも、音量が大きかったりすると、音が耳についてうるさい感じになってしま
うかもしれません。
あと、サラウンドスピーカーがほとんど天井に付いているので、やはりサラ
ウンドの音が高く感じました。
どの映画が何番スクリーンでどの音響で上映しているかは、4か所のもぎり
の人が持っているので見せてもらえますが、SRD対応館が少ないので、
『グリーンマイル』などがSRでの上映になっていました。
シアター14のDLPシネマの映写機は日劇プラザのものと全く同じで、相変
わらず恐ろしいほど奇麗な映像でした。
シアター9の『サイターハウス・ルール』のとき、エンディングになったとたん
に休憩中なみに場内が明るくなったのですが、良い映画だったのでもう少し
余韻を楽しみたかったです。

AMCなかま16
1998年11月24日
昨日、出来たばかりの AMC NAKAMA16 に行ってきました。
観た作品は
11番 ディープインパクト SDDS トレーラーなし 特別料金1000円だった
ので
13番 リプレイスメントキラー SDDS まだ観てなかったので
16番 アンツ SDDS
まず行ってみて思ったことは、広くて、天井が高くて、自然光が入るのでとて
も明るいということです。
フロアは、とてもシンプルな造りで、本当に広かったです。
劇場は、車椅子でも入れるようになっていて、中央にスペースがちゃんとあ
りました。
少し天井が高すぎるような気はしましたが、スタジアムシートなので仕方な
いのでしょう。
スクリーンは、小さい10館はスコープの時に、上が小さくなるようです。
また、キャナルは8館トーラススクリーンで、他は、カーブが少しあるスクリ
ーンですが、ここは、全館トーラススクリーンのようです。
キャナルシティと比べると、音響面では、サラウンド効果は少し中間の方が
上で、重低音は少しキャナルの方が上という感じでした。
椅子は、肘掛が自分で下げるようになっていて、始は全部上がっていまし
た。
また、座り心地がよく幅もキャナルよりも少し広かったです。
全館SDDSが付いているというだけあって、フロアにあったTVは、SONY
の製品でした。
また、SDDSのポスターもありました。
以前、この掲示板で、AMCで他の劇場にも入れると書いていたような気が
しましたが、無線やカメラなど色々と管理しているようですが、見つからなけ
ればOKかな?
でも、先日キャナルにタイタニックを(SDDSで上映しているので)観に行っ
た時に、明らかに他の作品を見た後の客が入ってきた後すぐに係り員に追
い出されていました。
またその時に、相撲の力士が観にきていて、後ろの方の客が椅子に入る
のかなと言っていた。
ちなみに座れていました。

DCS
1999年8月11日
やはりDCSはTHXを越えている。
いままでいろいろなTHX館でSWを観ましたが、DCSで観たら今まで聞こえ
なかった音が聞こえました。
こんな音も入っていたんだこれもかと、別の映画を観ているように新鮮でし
た。
特に戦闘シーンのサラウンドのセパレーションがよいので、THX館では聞こ
えなかった、細かい微妙な音表現もはっきり聞こえ別物ですし、ライトセー
バーの音も厚みがあり、ほんとに同じフィルムになのかと思った。
ちなみに、EXです。
「ベッセルおおち」で7月10日〜8月15日までやっていまして、もっと早く気
が付いていれば、何度も足を運んだのに今週で終わりで残念ですが、あと
もう一回見に行こうと思っています。
1998年8月15日
サマースクールのページに、スター・ウォーズを上映したいけど出来るかど
うか・・・と書いてありましたが、お盆に6日間にわたって上映していたんです
ね。
立川のDCSは、まだEXは入っていないようです。
プロセッシングシステムなどがあるので、1チャンネル増えると設備の追加
と調整が大変そうですね。

DLPシネマ
2000年2月14日
3月11日から始まる「TOY STORY2」で、東宝の日劇プラザでは、DLPデ
ジタルプロジェクターで、行なうようです。
しかも、ビデオプロジェクターの発展形ではなく、映写機のランプハウスの
前にDLP本体を付ける映画館用のもののようです。
プロジェクターは、TIとストロングというアメリカのメーカが共同開発したもの
のようです。
今後は、東宝の興行館を中心に展開をしていくようです。
映像出しは、HD(ハードディスク)レコーダを使うそうです。
今後の予定としてとして、最初に約20個所の劇場に導入するとのことで
す。
やっぱり東宝は、黙って見ていなかった。
2000年3月7日
日劇プラザにDLPが導入されましたね。
遂にこんな時代が来てしまったと感じてしまいました。
ところで、あまり知られていませんが、成城の東宝撮影所の第10スタジオ
には3年ほど前から欧米各社のフィルムレスの大型映写設備のショールー
ムが開設され、時々、一般にも試写会も行われています。
今回、導入されたDLPもここから(丸文)導入されたみたいですし、機会が
あれば、見に行ってみるのもいいかもしれません。
以前、私は見ましたが、フィルムと遜色なかったクオリティーと感じました。
情報まで・・・
2000年3月30日
日劇プラザ劇場でDLPの『トイ・ストーリー2』を観ました。
CMと予告篇まではフィルム上映で、冬公開の恐竜映画のプロモーションフ
ィルムからDLPでの上映となりました。
画質が明らかに変わって、いよいよDLPだ、と興奮したのですが、ピントは
合っているのに奥行きが無く、なんだか見にくい画面なので、困ってしまい
ました。
そのあとの電気スタンドの短編CGアニメでは、見にくさはなくなって、フィル
ムと遜色ない良い感じでした。
そして『トイ・ストーリー2』ですが、最初のディズニーマークが出てくるブルー
バックの色からして、いままで観たことも無いような明るい奇麗な青で、本
篇も、スクリーンの存在を忘れてしまうようなCGそのものといった画質で、
最高でした。
キズやごみが無く隅々までピントの合った画面で、つなぎ目が一切無い映
画というのは凄いですね。
DLPシネマのトレーラーは、THXなみの重低音が入っていて迫力がありま
した。
新聞記事によると、商業映画用として本格的にDLP映写機が登場するの
は1年以上先で、1台数千万円だそうです。
2000年5月28日
しばらく無いと思っていたDLP上映ですが、『ミッション・トゥ・マーズ』という
実写映画が上映されていたので、観に行ってきました。
『トイ・ストーリー2』の時ほどの驚きではありませんが、やはりとてもきれい
な画面でした。
特に、人の肌のアップがもの凄くリアルです。
画面の中の物の動き具合なども、フィルムと同じで問題ありません。
ただ、ときどき画素のマス目が現れるときがあります。
そして大問題なのが、『トイ・ストーリー2』のときも気になりましたが、今回は
それ以上に気になったのが、日本語字幕です。
少ない画素数の関係でギザギザするだけでなく、キザギザが出たり引っ込
んだりブリブリしていて、とても気になります。
文字の輪郭がちょうど素子の境目になるよう、改善が必要と思われます。
そうした欠点と、画面が圧倒的に奇麗という利点と、どちらを取るかというと
ころですね。
日劇プラザ劇場の音は、あいかわらずたっぷりエコーが効いていました。
2002年5月22日
DLPシネマ上映のあさま山荘事件をT・ジョイ大泉で観てきました。
ソニーに対抗して作られたという松下のデジカメによる撮影だそうですが、
今まで観た実写モノのDLP上映のなかでは一番綺麗な画面でした。
このレベルなら実写モノのDLPもいけるのではと思いましたが、綺麗さに慣
れてくるとやっぱり奥行きのない人工的な質感が気になってきたりもして、
難しいところです。
スター・ウォーズを見てみるしかないですね。
2002年5月23日
現在、日本では映画の衛星配信はJSAT衛星回線使用料込みで1億円ほ
どかかります。
全く現実的ではないですね。
ルーカスはデジタル関連メーカーから金銭的なバックアップを受けているの
でデジタル配信を唱えているというのはアメリカの映画業界では定説です。
ちなみにアメリカやカナダではボーイング社が将来のシェア獲得を狙って無
償で映画館にDLPを貸し出しているという事情もあって増えているらしいの
ですが、館主さん的には故障も多く、メンテも含めてめちゃくちゃ評判悪い
そうです。
2002年5月25日
今、日本(いやアメリカでも)でDLPが普及しないのは金銭だけの問題では
ないのですよ。
理由はフォーマット(規格)が統一されてないという欠点が一番です。
要はかつての家庭用ビデオのようなVHSとベータの戦争に映画界までもが
巻きこまれたくないというのが本音みたいです。
やっと、アメリカで最近ディストリビューターがフォーマットの統一を計るカン
ファレンスを立ち上げたばかりです。
この様に統一を図らなかった製作者側こそが怠慢だといわざるを得ないで
しょう。
被害を蒙っているは我々興行側です。作品ごとに機器を使い分けること程
ばかげたなことはないでしょう。
フランスみたいに興行組合自体がDLP導入に反対している国もありますか
らねぇ。
また、東映が積極的にDLPを導入しているのはでデジタル(撮影)トゥ デジ
タル(映写)で逆にコストダウンを計るのが目的で、自社で多くの作品を制
作しているから出きる東映ならではの事情があるからです。
2002年5月25日
SWも公開され、話題になっているのでちょっと質問。
テキサス・インスツルメンツ DLPシネマ(本物?)とソニーなど他会社のDL
Pプロジェクタはやっぱり違うんですかね。
2002年5月26日
私が知っていることで簡単に言いますと、ライセンスを持ったテキサス・イン
スツルメンツ社は販売自体はしないで、DLPサブシステムを各社に供給し
て各社(ソニー、プラス、バルコなど30社)が組み立て販売しています。
映画館用映写機に限って言いますと現在日本では英Digital Projection社の
DIGIMAX(T・JOY全館や109高崎、北野劇場、イマジカ第一試写室)と米
Christie Systems社DigiPro(梅田スカラ座、イマジカ第二試写室)の2種類
だと思います。
この2社の他にベルギーのBarco社(Mカンヌのep2上映機で唯一のTHX
対応)と米IMAX Digital Projectionを入れて4大勢力といわれています。
残念ながらソニーは映写機の勢力には入っていません。
数年前にメディア−ジュでスチュアートリトルの上映を最後にソニーのEシネ
マを目にすることはなくなりました。
DLP方式のほかには後発のコダック社などがデファクダントスタンダードを
狙っていますが、先日の米ショーウエストでは完全に無視された格好で巻き
返しは無理でしょう。
物凄い詳しいわけではないので間違えていたらすいません。
2002年5月29日
DLP導入が話題ですが、ルーカスはDLP陣営からSW製作にあたり多額
の機器的援助を受けています。
いわばDLP陣営のPRをせねばならない立場です。
ですので、DLPでなければならないといった発言となるようです。
確かにDLPは素晴らしいと思います。
しかし、ブラックボックス化した機器システム、データ読み込みの長い時間、
システムの不安定さ、莫大な設備投資額を考えると、日本の映画館業界と
しては、現状維持(フィルム)となってしまうのがホントの所ではないでしょう
か?
2002年7月27日
先行はお休みして、初日のオールナイトでDLPを見に行きました。
初日のオールナイトは入れ替えなし自由席になっていたので、朝まで2回続
けて見ました。
1回めはいちばん前の列で見たのですが、DLPで前は全然ダメです。
画素というかドットというか、1つ1つのマス目が見えてしまいます。
動きがあまりなくて同じような色の面積が広い部分なんかサイテーです。
DLPは絶対いちばん前で見てはいけません。
2回めは少しさがって4列目に。
ここまでくれば字幕以外ではマス目はほとんど見えないようです。
DLPの映像はなかなかいい感じでしたが、黒いところがつぶれちゃっていた
ような気が。
フィルム版がどうだったか覚えないのであれですが、最初のほうのパルパ
ティン議長の黒い服とか、真っ黒一色でした。
DLPって黒いところ弱いんでしょうか?
字幕はよかったです。
フィルム版では、白い背景に白い文字でまったく読めなかった部分もあった
のですが、まわりに色がついたフォントを使うだけでいいから便利ですね。
2002年7月27日
THXシアターでDLP上映でスターウォーズエピソードIIが観られる映画館が
なぜ無いんでしょう?
DLP上映ってTHXの静音基準をクリア出来ない訳でもあるのでしょうか?
2002年7月28日
現在DLPを導入しているT・ジョイ、東宝、AMC、109シネマズは、もともと
THXの認定は取らない方針のようですね。
AMCはアメリカにはTHX認定館があるようですが日本にはないし、T・ジョ
イと109シネマズのDLP上映館は音響システムがBOSEなので認定は無
理で、東宝も積極的ではないですね。
また、THX認定品のDLPシネマ映写機はバルコ社製の1種類だけで最近
出たばかりだそうです。
あと、全くの憶測ですが、映画館の設備屋さんが映写機メーカーの代理店
のようにもなっていて、そのメーカーの製品をさしおいてわざわざバルコ社
製のを入れるというのも面倒なのかなと思ったりします。
でも、DLPシネマは、ミラーのオンとオフというデジタル制御なので、同じD
MDを使っていれば製品による差は出にくく、THXの認定品でもそうでなくて
もそれほど変わらない気もしますがどうでしょうか。
2002年8月2日
最近のはウシオ系のジーベックスという会社が強いです。
内装はもちろん、音響、映写機、スクリーンも手がけてます。
この会社だとたいがい映写機はクリスティーでスクリーンはハークネスにな
る場合が多いです。
あと、近々NECが低価格のDLP映写機を発表するらしいですよ。

DTSステレオ
1998年7月1日
『新生 トイレの花子さん』のポスターにDTSマークがありました。
立川のFAX情報だとドルビーSRなんですが、DTSで上映する劇場はある
のでしょうか。
なんだか音響的にも楽しそうですね。
1998年7月1日
新生トイレの花子さんはDTSではなくて、DTSステレオらしいですよ。
1998年7月14日
DTSステレオの『新生 トイレの花子さん』を観ました。
デジタルかと思うぐらい音域があって良かったです。
『ロストワールド』の予告編のように、アナログなのに妙にリアルで、同時上
映のズッコケ三人組の音(SR)とは一線を画していました。
ただ、音色が乾燥した感じになっていて、絶えず「シー」という雑音がありま
した。
1つだけネタバレしてしまうと、花子さんが教室の天井を走り回るシーンで
は、本当に劇場の天井を靴音が動き回って凄いです。
4チャンネルでもそんなことが出来るのですね。
1998年8月14日
質問なんですが、DTSとDTSステレオというのは別のものなのでしょうか?
ちがうのでしたらDTSステレオを簡単にでいいので教えてください。
おねがいします。
1998年8月14日
DTSステレオはDTS社が開発したアナログ音響システムで、有名なのがド
ルビーステレオですが、ほかにはウルトラステレオってのもあります。
1998年8月14日
補足説明ですが、DTSステレオにはそれぞれドルビと同じようにAタイプ・
SRタイプNR(ノイズリダクション)があって、それぞれ互換性があるので、
映画館は、既存の設備で良いようです。
1998年8月15日
DTSステレオの説明ありがとうございます。
ドルビーステレオより音は良かったりするのでしょうか。
1998年8月15日
まず、ドルビーSRはDTSステレオと同等で、ほとんどの映画は、ドルビー
SR以上で作られています。
そして、ロストワールドのように、dtsでしかデジタルで製作されていない作
品も、もちろんドルビーSRで作られていますが、ドルビーのロゴは表示せ
ずに、DTSのロゴのみを表示することになっています。
1998年8月16日
混乱させるつもりはないのですが、DTS(デジタル)とドルビステレオSRの
両方使いとなると、DTSのライセンス(使用許可書)とドルビのライセンスが
いるのではないでしょうか?
そんなに面倒くさいものでは低予算の日本映画ではDTS(デジタル)は、普
及しないのでは?
私は、DTSジャパンのHPを前に目を通したとき、最後の所に、
DTSのフィルムには、必ずステレオ光学サウンドトラックも記録され、このト
ラックは通常「DTSステレオ」で、デジタルで製作したときに、オプチカルエン
コーダーを製作者に対し無料で貸し出される。
これは世界中の映画館への、互換性を確保するため
と、ありましたので、DTSステレオはドルビ互換で名前が違うだけと認識し
ておりました。
私は、ロストは、ドルビステレオで作ったのではなく、DTSステレオのSR版
で作られたと理解してましたがその辺は、如何ですか?
1998年8月16日
下↓のリンクを見ていただければ分かるように、ドルビーSRでも作られて
います。
また、スプリガンは、dts(デジタル)とSRDで製作されているようです。
やはり全米公開するからではないでしょうか。
http://us.imdb.com/Title?0164917
1998年8月16日
て事は、ライセンスも2つ取っているということなのでしょうか?
しかもデジタルでなくアナログで??
デジタルであれば3種類方式が違うのでわかるのですが、アナログは、互
換が取れているはずなのに、実は、ドルビの小屋は、このフィルムというよ
うに分けたのですかね?
もしかして100%互換ではないのでしょうか?
疑問です。
やはり低予算の日本映画ではDTS(両方共)は、普及しないのでは?
スプリガンは、アナログをどちらにしたか御存知ですか?
それとも両方ですかね?
バンダイで予算がありそうだから。

DTS−ES
1999年3月13日
DTSのサイトで、DTS−ES(EXTENDED SURROUND)というのが発表され
ました。
英語力に乏しいので自信が無いのですが、
1.サラウンドが3チャンネルになる。
2.↑は、DSPの処理によるデジタルのディスクリートで行う。
3.ストロボライトやレーザー光線などにも対応できる。
4.ダイナミックレンジは100dB。
5.ES仕様のLDやDVDの製品を作ることを許可する。
というのがポイントでしょうか。
20世紀FOXのコメントも載っていまして、スター・ウォーズがESで供給さ
れるのかどうかも興味深いところです。
2001年7月31日
DTS−ESについての情報です。
「映画館の設備について」のページをを作るときにいろいろ教えていただい
た映画音響に詳しい方によりますと、DTS−ESのES−1は現在日本に数
台(まだ1桁台)設置されていて、そのうち映画会社の試写室を除いた一般
の劇場数館でもDTS−ESでの上映が行われているそうです。
ただ、劇場側が配給会社やお客さんにDTS−ESの事を説明してもなかな
か理解してもらえず、単なる5.1チャンネンネル上映とされてしまうこともあ
り、新聞広告などではESではなくEXと表記しているとのことでした。
なお、DTSのCD−ROMにはシリアルナンバーがあって、最初の2桁の数
字でESかそうでないかを劇場の映写技師の人が見分けられるようになっ
ているそうです。
番号の最初が、65○○○というようになっていれば、そのディスクはES仕
様なのだそうす。

MOVIX伊勢崎
1999年5月27日
松竹マルチプレックスシアターズのページに、MOVIX伊勢崎の詳しい情報
が載っていました。
7月10日オープンで、11スクリーン2222席、そして、4番スクリーンがサ
ラウンドEX&8チャンネルSDDSのTHXシアター(508席)です。
1999年6月30日
昨日、MOVIX伊勢崎を見て来た(と言っても外から眺めただけですが・・・)
のですが、エントランス周りを中心にまだ工事中でした・・・・・・・
(建屋はショッピングセンターとは別になっています)
常識的に考えて、現時点で行っている工事は最終の手直しとかでしょうけ
ど、それでも、工事関係者以外が出入りできる状況には見えませんでした。
機材の設置・調整はもちろん、現場での事前研修など、オープン前にやる
ことはたくさんあるだろうと思いますが、ギリギリのスケジュールで突っ込ん
じゃうのが一般的なのかな?
それと、外部から見える看板やネオンサインがほとんどなく、注意しながら
運転していたにもかかわらず、「ここかな?・・・でも看板も何もないなぁ・・・」
で、2度も見過ごしてしまいました。
結局、他にそれらしき建物がなかったので駐車場に入ってみて、あらため
てゆっくり眺めて初めて、建物の上のほうに小さく小さく「MOVIX」のロゴが
あるのが確認できたのですが・・・・・
六甲など他のMOVIXも似たようなものなのでしょうか?
まぁ、とにかくオープンが待ち遠しいです。
またオープン後に行ったら報告したいと思います。
1999年7月18日
先々週と今週のぴあに、写真入りの紹介記事が出ていました。
先々週の記事と広告は、場内やロビーの写真は日吉津や周南のものを使
っていましたが、今週は伊勢崎の写真が出ていました。
4番のTHXは、508席にしては横の椅子の数が少ないのでやや縦長気味
かもしれませんが、でっかい画面に急勾配な段差の座席で、壁や椅子が黒
っぽいのも良さそうです。
駅からは遠いみたいなので、行くときは車にしようと思っています。
1999年7月20日
先日行って来ました。
お児様連れが多いようでしたので、THXの箱のスターウォーズは次回という
ことにして、「交渉人」を見ました。
3番スクリーンで見ましたが、座席の段差は充分で前列から後列までとても
見やすいと思います。
また個々の椅子は背もたれが大きく、非常にゆったり感があり、上映時間
の長い作品でも疲れずに見られそうです。
館内のロビーは広く、チケットブースはエントランスのすぐそばにあり、上映
時間等もわかり安くてよいです。
前回の上映が終わりに近づき次回の客が集まりはじめても、案内のアナウ
ンスが遅く、何人もの観客に「まだですか?」と言われてから行列を作らせ
るなど、ちょっと手際が悪いのが目立ちました。
ホールのアナウンスも、変に反響して非常に聞き取りにくかったです。
今回見た3番スクリーンは可もなく不可もなく。
THXに期待です。
1999年9月15日
行きは一般道で、帰りは高速を使って行って来ました。
スーパーモールいせさき内ということでしたが、ショッピングセンターの中と
いう感じではなく、普通の郊外の幹線道路をちょっと入った所という感じで、
探すのに苦労しました。
そんな場所にあるので、お昼にちょっと食事をしようと思っても、周りに何も
なく、MOVIXの売店で食べ物を買う事になります。
映画は、4番のTHXで『マトリックス』、10番の小部屋で『エリザベス』を観ま
した。
チケットブースは仕切りが無く、自分のほうに上映時間の表があって、券を
売る人のほうにはスクリーン番号と音響が書かれた表があります。
発券中にのぞき込むと、マトリックスがSDDSで、エリザベスがSRDと書い
てありました。
見た限りでは、となりの山田くんとメッセンジャーはSRと書いてあったので、
全館デジタルというわけではないようです。
さてさて、THXの『マトリックス』ですが、前の日にDCSで観たばかりなの
で、それと比べると多少大人しい(というよりも聞きやすい)感じですが、普
通の劇場に比べれば大迫力で、立川と同じような、深みのある良い音でし
た。
ただ、エージングが済んでいないのか、重低音と一緒に板が共振するよう
な音が聞こえました。
天井と壁(吸音カーテン処理)は黒に近い色で、JBLのおなじみのサラウン
ドスピーカーが合計22個付いていました。
映写機は、ワーナーやシネプレックスと同じもののようです。
THXのトレーラーは立川のスター・ウォーズと同じ短いやつで、SDDSのト
レーラーはありませんでした。
『エリザベス』の10番スクリーンは、JBLのサラウンドスピーカーがちょっと
グレードの低いものになっていますが、天井と壁はTHXと同じで、音も良か
ったです。
こちらも、SRDのトレーラーはありませんでした。
というわけで、総合的には、かなり私好みなシネコンでした。
ただ、ロビーは狭くて、日曜の昼間は通勤時間の駅のホームみたいになっ
ていました。

MOVIX倉敷
1998年10月26日
私の地元の倉敷に来年松竹がシネコン建設をするらしいが、それに対抗し
て地元業者が既存2館のスペースに1館増設するらしい。
個人的には地元の業者にがんばってほしいものですが、THX込みの10館
体制となると、なかなか対抗するのも難しいでしょうな。
一応、最新の音響設備を備えた・・・とうたっていますが、既存館(64席!)
はいまだモノラルだけにどうなることやら。
しかし、松竹のシネコンは六甲や本牧を見る限り、東宝系の作品を上映す
るのはすごく難しそうですが、倉敷ではどんなラインナップとなるのでしょう
かねえ。
1998年10月26日
「ライオンキング」、「天使にラブソングを2」だったので4、5年前と思うので
すが、倉敷に旅行した際に既存館の64席の映画館に入りました。
キャパ64なれど、座席がゆったりと配置してあって、(個人的にはこのくらい
の大きさは好きです)音はモノラル、ナロー気味なれど明瞭な音の鳴らしか
たをしていたので、こういうのもありかな、と思いました。
もし、下手に Dolby なり、 SR なりをいれて音がぼやけてしまうならば頑固
にモノラルで通すってのも良いと思うのですが、、、どうなるのでしょうか。
1999年10月12日
MOVIX倉敷がオープンして一週間ちょいですが、レディースデーということ
で凄い人、さすがにおばさんパワーは凄い。
で、3回行っての○と×なところを独断と偏見で。
×の所
上映が始まってもチケットが買えない人がたくさんいる。
ジャスコ10時オープンと同時なんで5つの売り場ではとても裁ききれない為
レディースデーとか混む日は、10:10日上映のものは専門の販売口を設け
るとかいいかも。
採用されてる音響方式がチケットブース、入場入り口の人も誰も知らない。
MOVIX日吉津とかはチケットブースの担当者は上映作品のスクリーンサイ
ズと音響システムの紙を持ってて、買うときにガラス越しに見えるがここは
何も持ってなくまたさっぱりわかってないのが残念。
トレーラーが流れない。
岡山の人は今まで糞しょぼい映画館でしか見たことないのでTHXのロボット
なんかのトレーラーを流すと度肝を抜いて(いい意味)いいんじゃないかと。
○な所
朝一番は\1200。
MOVIXでもここだけしていて、もちろんレイトショー月初めもやっててとても
便利に利用させてもらってます。
椅子がいい、硬めで疲れない。
マイカルも良いけどそれよりもこっちが良い。駐車場が無料。
たいしたことないようでやっぱり無料は結構大きい。(助かる)
これからのホームグラウンドとしては若干要改善もありますが、申し分ない
いい映画館です。
でも人気出過ぎて立川みたいに長時間並んで待たないといけなくなるのは
まずいなぁー^^;
1999年10月3日
1週間しかたっていないのに、もうレディースデイが認知されて混雑している
のは凄いですね。
10時にチケット発売開始で10時10分に上映開始は、余裕なさすぎです
ね。
9時半頃には発売を開始して、駐車場はもっと前から開けてほしいもので
す。
音響は、伊勢崎もチケットブースの人だけが紙を持っていました。
それでさえ、観る映画を決めて列に並んで順番が来たら素早く紙を盗み見
てデジタル上映かをチェックするのは結構大変ですが、紙もないとするとお
手上げですね。
THXトレーラーは、オープンしたてのときは流れないことが多い気がするの
ですが、どうでしょうか。
1998年10月15日
お安いモーニング1stショー(\1200)で8番”ディープブルー”を観に。
チケットブースでまあ無理だろうと思いつつ聞いてみると早速改善されてい
てあの紙が出没。(ディープブルー:dts)
でも引き出しに入ってるんでこれからはちょっと厄介。
ついでに土曜から先行上映される”シックスセンス”はと聞いたところわざわ
ざ内線で確認してくれました。(シックスセンス:SDDS)
対応が非常に好印象(^.^)
ここは女性の方がフロアチケットマネージャーをしていてがんばってるみた
いですね。
で、肝心な映画の方の感想ですがどうも8番はいまいち、8番は5番(THX)
の次に大きい器でSRD、dts、SDDS6ch対応。
SWep1(dts)、日本語版(SRD)今回と8番で観たけどなんか物足りないどう
もSR風にしか聞こえない。
館内は細長い長方形ということもなく普通の正方形に近い形。
4番,5番(THX)は最高なんでちょっと鬼門。
今回もトレーラーなし。

MOVIXさいたま
2002年8月2日
再来年春オープン
さいたま新都心片倉ショッピングセンター内イトーヨーカ堂南側隣接単体
で、12スクリーン計2700席。
全館フルスクリーン&各音響フォーマット対応。
SMT最大だそうです。

MOVIX六甲
1998年9月13日
( 「ディープインパクト」 、SDDSらしい、トレーラ: THX もーもー編 ホームペ
ージのプリントアウト提示で 1600円)
関東と同じシネコンのスタイルなので、外見変わり映えしないのですが、場
内は赤基調と雰囲気が違いました。
完全消灯ではなく天井のランプが一部残ります。
おそらく SDDS らしいのですが、 SDDS としては初めてまともな音が聴けま
した。
誇張せず控えめなれど、微少音まではっきり聴かせるかと思えばクライマッ
クスの音をダイナミックに聴かせるなど、素晴らしい音でした。
映写はややボケ気味ですが良好。
前に同作品を観た海老名 Screen7 よりは2回りか3回り上行く素晴らしい
映画館でした。

SDDS
1998年6月19日
SDDSの新しいトレーラーがでたみたいです。
僕の知る限りアンダーウォーター、ボルケーノ、ジャングルです。
どれもハワイで撮った実写を使っているみたいです。

T・ジョイ
2000年5月17日
あの東映?がシネマコンプレックス会社を設立。
世界初「デジタルシネマ衛星配信上映」公開実験。
2000年5月20日
本社の作成室でフィルムをテレシネしてデジタルデータに変換、送信所から
衛星回線で送信、劇場はそれをダウンロードしてDLPプロジェクターで上
映、というシネコンになるみたいですね。
自分の所でDLPデータを作ってしまうので劇場にDLPプロジェクターさえあ
ればどんな映画でも上映出来るし、DLPプロジェクターもDLPシネマのよう
な高価なものではなく、安いものにすれば全館導入できそうなので、良い悪
いは別として、実現は可能な気がします。
今年の東広島や、来年の大泉学園の東映シネコンの動向は注目ですね。
2000年11月21日
12月9日オープンのティ・ジョイ東広島の衛星配信システムですが、映写シ
ステムはテキサス・インスツルメンツ社のDLPシネマが1台導入され、オー
プン初日から衛星配信の『ダイナソー』を上映するそうです。
DLPシネマなら、『千と千尋の神隠し』も『スター・ウォーズ エピソード2』も
上映できるので、お台場のように独自のものにしなくて正解かもしれません
ね。
来年12月のティ・ジョイ大泉も1台導入ということで、全館DLPのシネコン
はまだまだ先になりそうです。
といっても、実写映画はフィルムのほうが良い気もしますが・・・。
2001年4月8日
月刊レジャー産業という雑誌のティ・ジョイ社長のインタビュー記事を読みま
した。
・アメリカの興行界が落ち込んでいてデジタルシネマに手が出せない状態な
ので、ティ・ジョイが世界最先端になれた。
・東映作品をデジタル化すれば、最低1館は常にデジタル上映を確保でき
る。
・今年の夏はデジタル上映候補の作品がたくさん集まっている。
・デジタルシネマは湾曲のないフラットなスクリーンのほうが適しており、スク
リーンは日本にはまだ国立劇場にしかないものを採用している。
・アメリカは映画を衛星配信することを認めていないが、配信されたものを
盗むというのは現実問題として考えにくい。
・時期尚早で高い買い物をしているのは分かっているが、そのぶんノウハ
ウを蓄積し、それをお金に換えていく。
といった内容でした。

T・ジョイ大泉
2001年11月1日
429席のメイン館があって、その次に大きい249席の部屋がDLPシネマ
対応というのは東広島や新潟万代と同じですね。
あとの7館は最大228席から最小79席ですが、スクリーンサイズが若干小
さい気がします。
ワーナー・マイカルのような、横長な感じの画面が大きい劇場は期待できな
いようですね。
あと、細かな点では、今までフィルムの映写機はシネフォワードだったので
すが、大泉ではクリスティを採用となっています。

T・ジョイ小倉
2002年4月8日
小倉の室町地区再開発のシネコンは、AMCの進出中止により、T・ジョイ
が入るそうです。
10スクリーンで、2003年3月オープン予定です。
これにより、市内繁華街にある東映会館内の小倉東映と小倉東宝は廃館
となるようです。
シネプレックス10小倉とは直接対決ですね。
2002年4月12日
「また、四、五階のシネマコンプレックス(複合型映画館)も営業主体を、A
MCから東映系「ティ・ジョイ」に変え、十二スクリーン(二千三百席)から八
スクリーン(千五百席)に減らす。業界の競争激化から規模を見直した。」
(西日本新聞)
「リバーウオーク北九州」関連で記事を見かけましたのでお知らせします。
2002年4月30日
10スクリーンという情報もあったのですが、8スクリーンになったのですね。
業界の競争激化から規模を見直したとのことですが、「シネプレックス10小
倉を超えるものを」ではなく「シネプレがあるから小さくしとこ」というのが少し
悲しい気もします。
ただ、新聞記事によると、シネプレックス10小倉はシネプレックス8つくばよ
りも動員は少ないそうで、小倉にシネコンが2つというのは無理があるのか
もしれませんね。

T・ジョイ新潟万代
2001年1月16日
新潟日報1月16日社会面より。
〜新潟市の万代(ばんだい)シティにあるセガ新潟ジョイポリスと新潟交通、
ティ・ジョイが複合映画館の展開に合意。ジョイポリスの撤退後、改装し年
内開業を目指す。それにより東映直営の東映劇場と東映パラスの2館は閉
鎖する見通し〜
新潟で最も古い映画館であるパラスが、閉館することに惜しむ声も多いよう
です。
ティ・ジョイができる場所は新潟ビルボードプレイス、伊勢丹などが隣接する
若者の集中する所です。
2001年1月16日
郊外にショッピングセンターが出来た影響で衰退化した街で改築するより
繁華街に行った方が良いと東映が判断したのでしょう。
心配な点としては既存の建物(新潟ジョイポリス)の改装ということで音漏れ
とスタジアムシートは厳しいかなというのとスクリーンもあまり大きく出来ない
のではないかと心配しています。
でも、DLPで映画を観ることができるというのはメリットですね。
新潟市内に3つものシネコンは明らかに多すぎるので、これから先どうなる
のか楽しみでもあり、どこかがつぶれるのではないかと怖かったりもします。

THX
2002年4月15日
THXが何であるか、ちゃんと理解している映画ファンって多いのだろうか?
簡単に言うと「THX=上映作品の音響を100%出せる設備」って事です。
一種の品質保証であって、ソフトがプアだとどうしようもなかったりします。
クォリテイー確認の為にTHXマークを気にするのは消費者として当然です。
が(私もその一人)、信仰しすぎるのもどうかと思っています。
現に、認定を受けていなくてもTHXレベルの劇場は全国に沢山あります
し・・・。
THXにすると劇場維持費が1スクリーンに付、通常の1.2倍程かかるそう
です。
興行会社からすれば、その維持費を劇場宣伝費(THXで売れる)として納
得できるかどうか?が導入(もしくは申請)する判断だと思います。
2002年4月15日
THXシアターだけの特別なものというと、THXのチャンネルデバイダーぐら
いでしょうか。
同じTHX認定館でも、スピーカーの種類によってそれぞれ音色が違うし、場
内の残響の感じや音量も結構違いますね。
「THX=上映作品の音響を100%出せる設備」というのも、場合によって
は100%いっていないような気もします。
THXの定める基準は満たしていてその部分では安心ですが、その先の部
分はいろいろなので、あまり期待とかはせず目安ぐらいに考えておくのが良
いのかもしれませんね。


 
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