ミツバチとスズメバチの攻防・巣の放棄・その後
BACK
すずめ通信 きっちんらぼ>>ミツバチとスズメバチの攻防・その後(2/2)

資料室

ミツバチとスズメバチの攻防の記録・その後

2002年10月14日 スズメバチはここにミツバチの巣があることを嗅ぎつけた



2002年10月17日 朝 怒り?
朝7時半頃、昨夜ひっくり返した元ミツバチの巣の様子を覗いた・・遠くから。
スズメバチがいた。
羽音がした。はじめて聞いた。
怒っている??
すいません・・・と心で謝る。
君たちをどうこうする気は・・・心で弁解する。
彼等は、かつての巣の下の戦死したミツバチたちのところにいる。
彼等は、人が引っ剥がしてそこらの放置した巣の蓋付近をうろうろしている。
彼等は、桜の木の下にあったはずの食糧を捜している。

ミツバチたちは?
わずか地表50センチほどの、雑草に集まっている。
場所を知っているから、わかるけれど、知らない人は傍を通っても気づかないだろう。
2002年10月17日 昼&夕方
スズメバチは思ったほどいない。むしろ少なくなっているようだ。
終結へ?・・・・・万歳・・・・・
このまま様子を見ていよう。
ミツバチは?
朝と同じ場所にいる。これからどうする気なのだ?
2002年10月18日
倒した「かつての巣」の様子
スズメバチはやはり、かつての巣に来ている。
数は少ない。しかし、かつての巣に齧りついている。
ミツバチは、昨日から場所を変えていない。
2002年10月19日以降
ミツバチが放棄した後の巣では、スズメバチの略奪搾取が続いた。
しかし、18日には、来訪するスズメバチもうんと少なくなり、 それで、18日夜に、放棄された元ミツバチの巣を撤去した。
その箱の中を、底のほうから撮った写真が下のもの。なんだか、数の子のように見えて変だが・・。
約3ヶ月で、これだけの巣を作っていた。
巣は5層出来ていて、黄色かった。
スズメバチに食い荒らされて?ボロボロになっていた。
ボロボロのところは、真っ黒だった。
端っこのほうが、比較的きれいで、きれいな黄色だった。
茶色いのがほんの一部にべったりしていたのは、蜜?
この巣でミツロウが取れるんだろうなと思いながら、どうもこういうの(蜂の巣状)が苦手なので躊躇っていた。鳥肌が立つので・・・以上弁解。
自分の理想行動では、ここでミツロウ取りに挑戦すべきだ・・・こういう機会は、もう生涯ないだろうし・・・。
で、勇気をふるって、後日実行してみた。ほんの一部を使って、実験ってことで。
ミツロウを取る様子はこの下に。
元のミツバチの巣のあたりの死骸はミツバチのものばかりで、スズメバチの死骸はなかった。
やはり、いろいろなサイトの知識どおり、セイヨウミツバチは対抗手段をもたないのか。(このミツバチは、ルーペなどで見た結果、セイヨウミツバチと勝手に断定した。下記参照のこと)
ミツバチの巣を撤去した後にも、スズメバチは来た。巣の下のミツバチの死骸でごそごそしていた。
きっとこのまま、来なくなると思う。
逃げ出したミツバチたちのその後は、近くの雑草(セイタカアワダチソウ)に分蜂のままいた。
日に日に働きバチの数少なくなり、このままではもうだめだ。
ご近所の方が、巣箱にと箱を作ってくださった。が、入っていないようだ。
ミツロウを取ってみる
下記のサイトを参考にさせていただき、挑戦をしてみた。
実は、蜂の巣状のモノは苦手で、見ていると鳥肌が立つ、頭が痒くなる。それで、ミツロウ取りは諦めるつもりだった。しかし、だんだん巣の残骸を見慣れてきたこと。これを逃したら、生涯こういう機会にはめぐり合わないだろうということ。で、決心して、実行した。巣の一部を試しに・・ということで。

ほんの少しだけの巣を。
 
手順どおり鍋に入れて煮る。あっという間に溶ける。
漉して冷めるのを待つ。
 
この作業途中に『あ、あぁぁああぁぁっ!』
おそるべし、スズメバチ!
もう来ていなかったのに、匂いを嗅ぎつけて?き、来たぁぁ〜〜!
もちろん、即、退避。道具一式屋内に持って入って、固まるのを待った。
出来上がったのは、わずか・・情けない収穫だ。それにしても結構簡単やん、スズメバチにさえ気をつければ。
ということで、再度挑戦した。2回目は、上空に注意を払いつつ、煮た。
巣全部は出来なかったが、半分以上からミツロウを取ることが出来た。
心残りはない。
煮ながら思ったこと、この匂い、2回目は、なんだか懐かしい匂いに感じた。ミツバチたちが取ってきたいろいろな蜜が入り混じった匂いなのかな?
何もしなかった大家に、ミツバチが残してくれたもの。
ミツロウを取ってよかった。
このミツバチは?・・・
我が家に間借りに来たミツバチが、何ミツバチなのかどうなのか、知りたいと思った。
近くでじっくり見るために、ピンセットを持って、桜の木の下に行った。そこには、まだ数匹戦死者がいたから・・・。
持ち帰った一人の彼は、羽を動かした。腹も動かした。足も動かした。
『生きている?』
しかし、頭部がなかった。しかし動いている。なんとも、見ていて辛い。
今も、これを書いている横で、動いているのだ、動きつづけている。もぞっ。もぞもぞっ。
他のは、もう動いていない。頭部があるものもある。
必ずしも頭部をやられるわけではないようだ。
ニホンミツバチは腹の胸部に近いほうが黒いんだそうだ。彼等は黄色い。
・・ふむ・・
羽でわかるということだ。ルーペで一生懸命覗いた・・・。
実は、戦死者達から、羽が大きそうなきれいに見えそうなのを拝みながらいただいてきた。
お!ほうほうほう・・・セイヨウミツバチ!
写真は(撮りたかったが)うまく撮れなかった。
また、分蜂の集まり方でも違うという。ニホンミツバチは整列しているとのこと。
比べなくてはわからないが、彼等はランダムに集まっているように思う。
そうか・・・セイヨウミツバチだったのか?
野生のセイヨウミツバチはいない、とどこかに書いてあったと記憶する。
理由は、オオスズメバチに対する対抗策を持ち合わせていないから、野生では生き延びることは出来ないとのこと。
ということは、彼らは大家の保護がなければ絶対に無理だったのか?巣を守ることは・・・。
オオスズメバチは・・・
オオスズメバチは、攻撃性も高く、その毒性も大きいと書いてあり、刺されないように要注意である。
しかし、いろいろなサイトでは『飼う』という文字もあり、また、スズメバチは冬には女王蜂だけがムロのようなところで越冬し、働きバチはその生を終えるとある。
で、巣は冬には空っぽになってしまい、翌年に同じ巣を使うことはないと言う。
待っていればいなくなるのさ。
と言いつつ、やはりスズメバチの形相はすごいと思う。
スズメバチの攻撃性は巣の近くで現れるとあった。餌をとっている場合は、よほど刺激しなければ大丈夫ともあった。
と言いつつ、やはりスズメバチの形相は・・・怖いと思う。
スズメバチを観察中、ミツバチの巣の天井をがりがりしている時なのだが、数匹が協力して作業をしているとも取れたが、時々、互いに威嚇している様子もあった。
同じ巣のスズメバチではないのか?想像して遊ぶ。
参考&お勉強サイト
「スズメバチの恐怖」 〜スズメバチの生態と防除〜・・蜂への考え方
都市のスズメバチスズメバチの同定その他を参照させていただいた
ニホンミツバチ・・ミツバチの同定その他を参照させていただいた
ニホンミツバチを飼育しよう・・ミツロウの取り方を参照させていただいた
ミツバチとスズメバチ、はじめのページへ