☆★☆ 東京大仏・赤塚周辺史跡めぐり ☆★☆ (2009/12/13)


「大仏」と言えば、子供のころ、奈良や鎌倉の修学旅行で見学したことがありますが、
何と東京にも立派な大仏があるというので、史跡めぐりの会に参加し見学してきました。


行程は、高田馬場駅→(JR)→池袋駅経由→(東武東上線)→下赤塚駅下車→(徒歩)→史跡巡り→(徒歩)→西高島平駅→(都営三田線)→帰路




▼松月院



▼境内にある幕末の砲術家「高島秋帆」の顕彰碑


 
鋳銅ホイッスル型砲身3・3メートル 砲弾型円球が置かれています。
また、「高島平」はこの人の名前をとったのだそうです。



▼特殊神事「田遊び」で有名な諏訪神社(奥が本殿)





▼不動の滝
 


昔は豊富な湧水が見られたそうですが、現在はチョロチョロでした。



▼立派な構えの乗蓮寺

 

板橋区赤塚にある「乗蓮寺」は、徳川家康から10石の朱印地を寄進された格式ある寺院です。

境内には、昭和52年に、東京大空襲、関東大震災などの悲惨な戦災・震災が起きないように願いを込めて、「東京大仏」が建立されました。

▼東京大仏(阿弥陀如来坐像)



高さ13メートルの青銅製で重さが32トンもあるそうです。(奈良・鎌倉に次ぎ日本で3番目の大きさ)



思っていたよりも柔和な顔立ちで、また、その壮大さには久々に感動させられました。

 

大胸筋がとても立派な大仏様ですが、背中とお尻のラインが、妙にリアルでした。(*^_^*)



他にも、面白い石仏がいくつもありました。

▼行者の元祖「役の小角(えんのおづぬ)」



▼何でも耐える「がまんの鬼」



▼足の病気に霊験ある「鉄拐仙人」



▼おなじみの布袋(ほてい)様。向こうに大仏が見えます。



▼天保大飢饉供養塔



▼福寿観音





東京大仏は、十年前にその存在を知ったのですが、私の周囲でも知らない人が案外多いようです。
確かに歴史は浅いですが、立派な大仏なので、見に出かける価値はじゅうぶんあると思います。

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