☆★☆ 高松山 ☆★☆ (04/09/12)

今回は病気回復後5カ月ぶりのハイキング参加なので、ちょうど手ごろの「高松山(801m)」かなー、
と思っていたのが大きな間違い。頂上までは登りの連続で、しかも下りの舗装道路は、ふくらはぎにこたえました。

行程は、小田急新宿駅→(
小田急線)→新松田駅下車→(富士急行バス)→高松山入口バス停→ビリ堂→高松山(昼食)→(第六点の手前を右折し舗装道路を下る)→高松山入口バス停→(富士急行バス)→新松田駅



▼高松山入口バス停で降りて、東名高速道路に沿ったハイキングコースを歩む。

 

▼沿道の農家では秋の実りがいっぱい。キュウイとブドウはもう食べられそう。
 
 

▼山の日当たりの良い斜面には、みかん畑が広がる。こちらはまだ早く緑色でした。


▼ハイキング道に入り、蒸し暑い中をひたすら登る

▼秋の七草の一つ「クズ(葛)」の花が可愛らしい。(マメ科)
根は葛澱粉(クズコ:葛粉)や漢方薬のカッコン(葛根)に使われるとのこと。
 

▼だいぶ登ってきたので、東名高速と街並みがかなり小さく見えます。


▼「リュウノヒゲ(龍の髭)」とか「ジャノヒゲ(蛇の髭)」と呼ばれる。(ユリ科)

▼ずーっと名前が気になっていた「ビリ堂(678m)」に到着。
文化10年(1813年)に建立された馬頭観音で、
花女郎路の一番びり、最後にある観音堂のため「ビリ堂」といわれているそうだ。


▼頂上近くなると急に坂がきつくなる。
これはどこの山にもおきまりの最後の試練のようだ。





やっと高松山(801m)の頂上」に到着。景色は悪いが日陰を探してさっそく昼食を。
 

▼頂上からの眺望は良くありませんでしたが、日光を受けて輝くすすきが綺麗でした。


原っぱにはとんぼが多く舞っていましたが、花は見あたらない中、唯一可愛らしい花が。
どうやら、飲むと下痢にすぐ効くという「ゲンノショウコ(現の証拠)フウロソウ科」らしい。




▼帰りは、登りとは逆側に下りることに。
しかし、いきなりの急坂で、鎖を掴んで慎重に。



▼途中、ちょっとだけ眺望も開けましたが、後はくねくね曲がった舗装道路をただひたすらと下るだけ。
花の写真を撮りながらバス停まで歩き続けました。



ガクアジサイの生き残りが咲いていると思ったら、
「玉アジサイ」というそうで、今が盛りでした。


▼文字通り、ツボミは「玉」でした。
ぱかっと割れるのかナー?

▼オキナグサ(翁草)のヒゲのような花ですが何でしょう? でも綺麗でしたね。
 

▼ガマズミ(スイカズラ科)の真っ赤な実です。


▼名前は不明ですが、綺麗な黄色が印象的でした。
  

▼道ばたに咲いていましたが、「ゲンノショウコ」によく似ています・・・飲めばわかるかもね?




▼太陽の照りつける所には「ヒガンバナ(彼岸花)」がお似合いです。


▼美味しそうなオクラと、エンドウ豆・・・と思ったら「ネムノキ(合歓木)」の実ですってね。
同じマメ科だから食べられるのかナー?
 

▼初めて見る「お茶の花」と「お茶の実」にはビックリ! (@_@)
ツバキの仲間だから、こんなに優雅な花をつけるのですね。
 



下りの舗装道路は単調で飽きるところでしたが、いろいろな草花が目先を変えてくれました。
久しぶりのハイキングでふくらはぎもパンパンに、でも新宿に戻って飲んだビールは最高でしたね。

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