☆★☆ 十国峠 ☆★☆ (03/10/26)

十国峠までの登山道は、熱海、湯河原、箱根から延びていますが、今回は湯河原・泉道を登りました。

行程は、新宿駅→(小田急急行:箱根湯本行き)→小田原駅→
(JR)→湯河原駅→(バス:奥湯河原行き)→落合橋バス停→日金山登山口→日金山東光寺→十国峠(日金山)頂上(昼食)→(ケーブルカー)→十国峠登り口バス停→(バス)→熱海駅→(JR:快速アクティー)→品川駅



▼落合橋バス停で下車したら、湯河原観光会館の脇を通り、「万葉公園」方向へ。


▼「国木田独歩の碑」の向こうに足湯施設「独歩の湯」が見えます。
しかし今回は無視して先を急ぎました。


▼しばらくはアスファルトの道をだらだらと登っていきます。
落合橋より日金山東光寺(42丁目)までの間は、1丁目ごとに“丁目”の掘られた台座を持つ石仏が設置されています。
 

▼何の意味なのか、道脇の高い所に石の亀が3匹・・・(謎)


▼家並みが少なくなってきたころ、右側に「日金山ハイキングコース」の案内があり、そこから山道へ入ります。


▼道中は薄暗く湿気が多い上に風も無いので蒸し暑く感じましたが、
アップダウンが無く、ほぼ一定の登り坂なので歩きやすい道でした。




▼長く続いたスギ・ヒノキ植林を抜け、ハコネダケや低木の中を進むと、
ようやく「日金山東光寺」に到着しました。


▼これを踏むと足腰が丈夫になるそうです。
 

▼何でも願いを叶えてくださる「お願い地蔵尊」です。


▼たまたま地元のご夫婦が散歩に連れてきた「ピレーネ犬」が、メンバーの疲れを癒してくれたようです。




▼東光寺左側の広い道を登り、右側に霊園を見てさらに急坂を登ると、一気に展望が開けました。
向こうに見える建物がケーブルカー頂上駅です。その左側に、ぼんやり「富士山」が見えます。


▼薄曇りながら、今回の目的である「富士山」を望むことができて感激でした!
やっぱり、「フージハ ニッポンイチノーヤマー♪」


▼さっそくビニールシートを広げ昼食タイムです。


▼私の今日のお弁当は、小田原駅で買った人気の駅弁「特選小鯵押寿司」でした。
 



▼ゆっくり昼食とお昼寝を楽しんだ後、ケーブルカー頂上駅に向かいました。
向こうに見えるのは「真鶴半島」のようです。


ところで、「十国峠」は、

頂上から「十国五島」が展望できるところから、この名がうまれたそうです。

ここで「十国五島」とは、
伊豆・駿河・遠江・甲斐・信濃・武蔵・上総・下総・安房・相模の十ケ国と、
大島・三宅島・利島・新島・神津島の五島です。



▼あれれ? ケーブルカーにライオンズのマークが・・・西武系なんですね。



▼ケーブルカーの乗車時間はたったの5分。
登り口バス停前のみやげ店には、こんなものも売ってました。




落合橋バス停から十国峠頂上(770m)まで、ひたすらだらだら登り続けるコースでしたが、
標高差が640mと意外と多く、久しぶりによく歩いたなー、という気分でした。
でも、足にほとんど負担を感じなかったのは、やはり“下り”を歩かなかったせいでしょうか。

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