☆★☆ 陣馬山 ☆★☆ (03/05/11)

登りやすく眺望も良いことで人気の高い陣馬山に行ってきました。
あいにくの曇天で展望は良くありませんでしたが、新緑の中を歩き鋭気を養ってきました。

行程は、京王線新宿駅→(
京王線特急)→京王八王子駅→(バス)→陣馬高原下(320m)→(明王林道)→底沢峠→明王峠(昼食)→陣馬山(857m)→(栃谷屋根)→陣馬登山口→JR藤野駅



バスを降りて、しばらくは舗装道路を歩き、途中から明王林道に入る。
だらだらした登りが続き少々息は切れたが、足場の良い道のため足裏の刺激が心地良い。


明王峠にある茶屋で昼食を楽しむ。

▼陣馬山まではゆるやかな道を尾根づたいに歩く。


▼道中には、しおらしく咲いている「稚児百合(チゴユリ)」が目立った。
お馴染みの「タンポポ」も接写・・・よく見ると花びらの間に雌しべが。
 

▼頂上付近では「鳴子百合(ナルコユリ)」の群生が出迎えてくれた。


  ☆

▼陣馬山は神奈川県の最北端の津久井郡藤野町と東京都八王子市の境に位置し、標高857mの高原状の頂である。
360度の眺望なので、晴れていれば富士山が見えたはず・・・残念。
   

▼武田信玄の家臣、小山田信茂が北条氏照の滝山城を攻めたとき、この山に陣を張ったところから「陣場山」の名前が付いた。
その後、「場」の字に「馬」が当てられ、現在の「陣馬山」となったそうな。そんなわけで、頂上には「馬」の像ががある。
 


▼陣馬山の茶屋 ・・・ 富士見茶屋/清水茶屋/信玄茶屋。
 

  ☆

下山は、「栃谷屋根」を通ってバス停のある「陣馬登山口」を目指しましたが、バスの運行時間が合わず、結局は「JR藤野駅」までの歩きとなりました。
さすがに、全員お疲れモード。でも、めいめい花を楽しんだり山菜採りをしながら、何とか駅まで辿り着きました。

▼ときおり出現して心を和ませてくれた「山ツツジ」。素朴な花の色が好きです。


▼「錨草(イカリソウ)」・・・小さな薄紫色の花。船のイカリに似ているからこの名が付いた。


▼「蔓日々草(ツルニチニチソウ) / 「アイリス」
 

  ☆

メンバーには夕飯のおかずに困っている人、あっ失礼、山菜採り名人が多いので、私には「ただの雑草」としか思えないものを袋いっぱい採っていました。

▼「野蒜(ノビル)・・・食すれば元気が出そう。

 

▼道ばたに出ていた「竹の子」をゲットした人も。





久しぶりのハイキングでふくらはぎに張りを感じましたが、緑鮮やかな木々や新鮮な空気が鋭気を養ってくれました。

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