☆★☆ 高田馬場流鏑馬 ☆★☆ 

体育の日(祝日)に毎年恒例の『高田馬場流鏑馬』が開催された。

流鏑馬(やぶさめ)とは騎射の一種で、やつぎばやに射る練習として、走る馬の上から矢で的を射る射技である。
平安末から鎌倉時代に武士の間で盛んに行われた。

高田馬場は幕府の弓馬調練所で、広重描く「江戸名所百景」にも紹介された所である。
流鏑馬は明治以後中絶し、高田馬場も廃されたが、昭和九年五月、皇太子ご誕生奉祝のため穴八幡宮境内で再興された。

昭和五十四年からは会場を近くの戸山公園内に移し、現在は新宿区指定無形民俗文化財にも指定され、年々見学の人たちが増加している。



▼流鏑馬の奉納される穴八幡宮(新宿区西早稲田)入口にある銅像


▼都立戸山公園内に流鏑馬の騎馬行列が入場



▼流鏑馬の射技スタート。三ヶ所の的(まと)を次々と射抜いていく。
 


▼馬が全力疾走するので、まさしく「矢継ぎ早」の高度な技が必要だ。


▼おみごと的中!
 

▼三ヶ所すべて射抜いた射手は見学者から大喝采を浴びた。


古式豊かにしてしかも勇壮な流鏑馬を初めて間近に見て、
少しだけタイムスリップ。結構興奮したね♪

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