あさひ日記




◆2002年9月7日

某ペットショップへ頼んであった雑誌を取りに行ってちょっと鳥さんコーナーでも覗いて帰ろうかな!と思ったのが運の尽き(^^; あさひと出会ってしまいました。
あさひの籠の前には1枚の張り紙がしてありました。
『里親募集』
 甲状腺異常があり普通に飼うには問題はありま せん。ただ体調が悪くなった時病院へ連れて行
 ってくださる里親さんがいましたらお願いします。

と言うよう文面が書かれていました。ショップでは保温をされていました。籠の中でちょっぴり膨らんでいたあさひの目から「連れてって光線」が私に注がれているように思え、ショップの人に「私が面倒をみます」と声をかけてしまいました。それからさぁ〜大変です。何しろ我が家には「コクシ」持ちのぶんちょっこが3羽(ウチ1羽は駆除済みだが再感染の可能性あり)がで〜んとしているのですから、そこでショップの人にお願いしてしばらく預かってもらうことにしました。

◆2002年9月8日

どうも気になるあさひ!ショップのご飯には着色されたご飯が入っていたので、我が家の無着色の天然ご飯とペレット、無着色洗浄ボレー粉、赤ビタミン剤持参でショップに出かけ、籠を看護用セットしなおして、失礼とは思いながら持参のご飯等でお願いしますと、そして週末には病院へ連れて行くこともお話して帰りました。

◆2002年9月9日

あさひが気になりお昼に会社から電話をかけると、「元気でいます」と言われ安心!

◆2002年9月10日

ショップの方にお願いしておくだけでは失礼だし、あさひにも会いたいので会社帰りに覗くと眠そうなあさひ(笑)ご飯は食べているようで一安心。
普段の日なので少しショップも空いていてあさひが何故里子に出されるのか訪ねてみると、もともと成鳥で売ろうとして仕入れた鳥だっけど病気が発覚して売れず、里親募集となったということでした。
誰かが飼っていて飼えなくて手放した鳥でなくてほっとしてその日はショップを後にしました。
あっ!ショップを出てしばらく行ってから病気が何時わかったか聞き忘れたぁ〜明日もショップだな(笑)まっ!あさひに会えるからいいか!!

◆2002年9月11日

昨日聞き忘れたことを聞きにショップへ行くと、なんとなく昨日より食欲がなく、元気もないあさひの姿が・・・とりあえず、ショップの人にあさひの病気のことを聞いたところ「1年も前に体調が悪くなり、ショップの獣医さんに診てもらったが鳥専門ではないのでいろんな薬で対処してみたけど一向に良くならず、たまたま研修で来て頂いた鳥専門の先生が甲状腺異常だと診断されて、ヨウド等を処方してもらって今日に至る」と教えて下さいました。話を聞いていてもあさひの体調のことが気になります。ここはもう家に連れて帰るしかないと決め、ショップの人に連れて帰りますと話、あさひを箱に入れてもらい帰宅しました。我が家に来て環境が変わったせいかご飯をまったく受け付けません。明日BHへ行こう!!

◆2002年9月12日

どうしても抜け出せない仕事があり午前中出社し、午後から早退してBHへ・・・(抜け出すためにお力を貸してくださったMさんありがとうございます)
BHの待ち時間土曜並に混んでます。あさひ頑張って待とうね。
2時半にBHについてあさひの順番が回って来たのが9時過ぎ!
そ嚢検査は多少粘ってはいるが悪い所はなし(ご飯を食べてないせいで粘った可能性あり)糞検査をしたいけど食べてないので糞検査できず。お尻が多少汚れていることを指摘されその他は異常なしと書きたいところだけど、ここからが大きな問題。あさひは甲状腺異常というより過度の肥満でした。体重は殆ど食べてなくて43gもありました。胸には飴玉ほどの脂肪が(^^; お腹には小豆ほどの脂肪が(^^;ついていました。我が家の環境に慣れたらダイエット開始です。
また、ぶんちょうずの「コクシ」があさひに感染しないかと聞いたところ100%感染しないとは断言出来ないが感染率は少ないと聞きほっとしました。

◆2002年9月16日

あさひ相変らずご飯を食べる量が少ない。お昼頃体重をはかったら40gに・・・5日で3gも減ってしまった。それと昨夜、あさひの呼吸で「ヒュ-ヒュ-」と言う音を聞いた。やはり甲状線機能が低下しているのだろうか?土曜日を待たずに病院へ行く事になるかも・・・

◆2002年9月18日

やはり食欲がなく心配、BHは休診日ということもあり自宅から1時間半はかかるがS市にある小鳥専門病院へ行く事にした。ここは同じ鳥仲間の倫子さんのかかりつけの病院なので倫子さんも同行してくださった。倫子さんもフクちゃんで大変な時なのに同行してくださって感謝の気持ちで一杯です。この場を借りてお礼!「ありがとうございました。」病院はBHと違い殆ど待つことなく受診することが出来ました。先生にあさひのこれまで経過をお話しすると先生は、BHの先生同様『甲状腺異常』のことは全て忘れてください。太り過ぎにより肝臓が悪くなり食事を取ろうにも気分が悪くて食事が取れない状態で、体重もまだまだ減るだろうとまで言われました(30gくらいまで減るかも・・・)
それから、先生はあさひの入っていた籠を覗くなりいきなりご飯入れを取り出しご飯をゴミ箱へポイ!!えぇぇぇ・・・私のご飯の与え方間違ってたのぉぉぉぉ・・・・((;◎_◎)!先生曰く『目先を変えてみただけ!』あ〜ビックリしたぁ〜倫子さんが後で教えて下さったのですが、初診の時はみなこうするそうです(^^;
で!どうでしょう!!目先を変えたらあれほど食べなかったあさひが少しですがご飯を食べ始めました。また1つ勉強になりました。という訳で、あさひは肝臓のお薬と脂肪の代謝を良くするお薬を処方して頂き10日後に再受診となりました。

◆2002年9月28日

S市の病院へ行って10日経ちました。10日間であさひはものすご〜く変わりました。病院で頂いたご飯を良く食べるようになりました。(もちろんお薬が効いていることもありますが)体重も思っていたほど減ることなく過ごすことが出来ました。(36g)籠の中でも活発に動くようになりました。先生も10日間の経過を聞いて現在残っている肝臓のお薬がなくなったら投薬は終了!後は徐々に体についた脂肪がなくなっていくようにすればOKとまであさひは回復することが出来ました。あさひ、良く頑張ったね。あさひももう我が家のなくてはならない存在だよ〜♪
この日からあさひは普通の籠へお引越しになりました。あ〜これで籠4つか!(^^;  ぴーちゃんのをいれるとリビングに籠5つです(^^ゞ
そうそう!あさひ、赤ビタミン剤入り飲み水で水浴びいや洗顔します。本人は水浴びしている気分なんでしょう(笑)なので顔から頭がピンクに染まってまぁ〜す。

 

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