ぴーちゃん専科

 日常ぴーと接していて、思いついたことや使用している物などを徐々に紹介していきます。


   ・体重計

お菓子を作ったりする時使用する
料理用測りです。1g単位で計量
出来ます。
上の箱の中に入って体重を測り
ます。箱はペットショップでもらい
ました。ぼっくんが暗いとぴーが
怖くてかわいそうだからと、外が
見えるように工夫してくれました。

   ・ペットヒーター

これから益々寒くなっていきます。
そこで、このペットヒーターが活躍
します。左が40W・60W・100W
用、右が20W用、真中の電球は
100Wで、このような電球が中に
入っています。
うちでは、右の20Wを夜寝るとき
昼間天気の悪い日に使用してい
ます。大きいほうは、ぴーが調子
の悪い時、その状態に応じて中の
電球を換えて使用しています。

      ・豆苗(とうみょう)=豆芽

ぴーが食べている青菜です。
小松菜に並び今鳥さんが食べる
青菜の人気上位をしめています。
豆苗はグリンピースの芽です。
(100g中)
βカロチン:2600IU
ビタミンC:75mg
食物繊維:3.1g
カロチン:4700μg 
たんぱく質4.8g 
毎日3本位を洗濯バサミでとめて
あげています。   

     ・ぴーちゃん憲法
      うちではぴーと私達との間に、ルールを設けています。それが「ぴーちゃん憲法」←しつけとも言う
      かなり根気は要るし、常に付いていなければならないが一度覚えてしまうと放鳥していても、以下の
      事を守ってくれるので安心できます。かといって、目を離すような事をしているわけではありません。
      また、このルールはぴーが生後3ヶ月〜4ヶ月位から行いました。
      
       1.テーブルには上がらない
          しつけ方:テーブルに上がろうとしたら手でぴーをキャッチする。これを繰り返し続けると
                上がらなくなりました。
       2.人間の食べ物を欲しがらない
          しつけ方:1番は与えないこと。でもついついあげてしまいますよね。そこで、人間の
                食べ物に興味を占めさないように食事中の放鳥はせず、片付けが済んだ
                後に放鳥するようにしたら、何故か人間の食べ物は美味しくないものと
                なりました。
       3.糞をしたら鳴いて教える
          しつけ方:糞をする体制をとったら、取りあえず糞をその場でさせますが、すぐに糞を
                取ります。その時ぴーに必ず「ちーしちゃったね。取るね。」と言いながら
                取ることを繰り返すと、教えるようになりました。最近はさらにぴーは学習
                したらしく、ぼっくんと一緒にトイレに行って糞をするようになりました。
           
              私達もぴーに放鳥時に怪我をさせないように必ず、一人はぴーに目をやり、危ないことをしそうに
      なれば「ぴーちゃんこっち」と呼びかけて、こちらに興味を示すようにしています。
      だからと言うわけではないと思いますが、8年間ぴーと暮らしてきて、怪我・病気にならずに健康
      (おデブは論外)で来れたのだと思います。

   ・ぴーの食事(主食)
      今回健康診断で脂肪の塊が見つかりペレット主食になりましたが、以前は普通市販されている
      殻つきシードに少量のカスタムフードを混ぜていました。この時、ぴーは大好きなカナリアシード
      ばかりを選んで食べていたことが原因で今とっても辛いダイエットをしています。
      本来なら、8歳位になると粗な食事(脂肪分の少ない食事)にしていかなければならないのに
      脂肪分の多い食事にしてしまいかわいそうなことをしてしまったと反省しています。BHの先生に
      「ペレットに切り替えなさい」と言われなければ、シードで過ごしていたことでしょう。
      下記にシードによる粗な食事の割合を示します。
         殻つきシートの割合
             春〜秋 → ヒエ:アワ:キビ = 7:2:1
             冬    → ヒエ:アワ:キビ = 6:2:2    
                       ※どうしてもカナリアシードを入れたい場合は1割
      ペレットは日記にも記しているようになかなか食べてくれず、ありとあらゆるメーカーのペレットを
      試しました。R社→H社→Z社と…もしZ社でダメだったらさらに別のメーカーへといったことで
      しょう。
      R社はすりこ木ですって粉状にしてシードと一緒にあげたりもしましたが、ダメでした。
      幸いZ社で落ち着いたので今ではZ社、少量のH社を混ぜてさらに粗なシード(病院の
      薬をまぶした物)10粒程を全体で4gにしてあげています。ぴーの食べる量は3g〜3g強
      です。

    ・ぴーの活動時間
      私達が働いているため、ぴーの起きるのが6時ごろでしたがBHの先生に、起きている時間が
      長いとダイエットにならないと言われ、今は6時30分過ぎに起こしていますが、食事は7時30分
      にならないとあげられません。その間は、水浴びや・青菜を食べて過ごします。
      日中はぴー一人ですので結構好き勝手なことをして過ごしていると思います。
      夜は本来なら6時にはご飯入れを取り除き寝かさなければならないのですが、私達が帰って
      来る時間を考慮して、食事は7時まで、寝るのはおそくとも8時までとしています。
      最近は歳を取ったせいか、それとも陽が短くなったせいか7時30分には寝ています。

         ・肝臓について

肝臓を見るには、保定を
きちんとおこなったうえ
お腹の羽を水で濡らして
見ることができます。
正常な肝臓はその下端
が右胸筋の最下端に
位置しています。
また、肥大した肝臓は
色も黒っぽく硬い場合は
治癒率も低くなります。

※病院では水ではなく
消毒用アルコールを
使用していますが、お腹
を冷やす場合があります
ので診にくいですがお水
がいいです。
肝臓は呼吸で大きさが
変化しますが、気に
なるようなら病院へ
行くことをお勧めします。

       ・ペレット
     「ペレット」と言う言葉を私は最近まで知りませんでした。小鳥と何年も暮らしていましたが、病院へ
     かかったこともありませんでしたし、インターネットでHPやメールでのやり取りなんてここ最近のこと。
     皆無状態の中、ぴーのおデブが発覚してBHの先生にペレット切り替えを宣告され、慌てて色々調べ
    ているところです。下記に示しているペレットは今現在ぴーが主食として食べているものです。
     

メーカー名:HARRISON’S BIRD FOOD
製品名:小型〜中型鳥用アダルトライフタイム
     ファイングラインド
成分表示:たんぱく質(MIN)14%
      脂 肪 分(MIN)  6%
      繊 維 質(MAX) 4.5%
      水  分 (MAX) 10%

(ぴーの場合は粒が多少大きめなので砕いて
 あげています。現在2g強)

メーカー名:HARRISON’S BIRD FOOD
製品名:カナリア・フィンチ類・小型インコ用
     アダルトライフタイムマッシュ
成分表示:たんぱく質(MIN)16%
      脂 肪 分(MIN) 4.5%
      繊 維 質(MAX) 3.6%
      水  分 (MAX) 10%

(ぴーにあげている量は現在1g)

メーカー名:Roudybush
製品名:ローファット メンテナンス
成分表示:たんぱく質(MIN)12.0%
      脂 肪 分(MIN) 3.0%
      繊 維 質(MAX) 3.5%
      水  分 (MAX) 12.0%
      カルシウム      0.4%
      ビタミンD3     800ICU
      ビタミンA      8250IU
      代謝エネルギー(Kcal/Kg)3140

(ぴーの場合は粒が多少大きめなので砕いて
 あげていますがこの、製品は今の所ごく少量
 です。)

                  HARRISON’S BIRD FOODについて
           
鳥類専門獣医師として欧米でもっとも評価の高い、ABVP認定医(鳥類)グレッグハリソン獣医学博士(HBD社長)
              が動物病院での治療用に開発したペレットタイプバードフードで、全ての製品は有機栽培の条件で栽培された
              最高級の穀類と豆類で作られています。化学殺虫剤・防黴剤・保存料・合成着色料・合成甘味料・香料・過剰
              ビタミン類・バクテリア・マイコトキシンは一切含まれていませんし、人間も食しても良いという認定までも受けて
              います。ゆえに安心して与えることが出来る製品です。
              購入方法は、一般では市販されておませんので動物病院の獣医師にお願いして取り寄せて貰うようお願いして
              下さい。また、保存方法は必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存します。

          Roudybushについて
           
米国で鳥類の栄養学の権威である研究者トム・ラゥディブッシュ博士が25年間の研究活動と8年間に渡った
              動物園と繁殖家の協力との実験で製品化したものです。脂肪分の多い種子類の食べすぎで脂肪がつき過ぎた
              食事の改善食として、また低脂肪のフードを与えることにより、体質改善と治療効果を向上するために作られた
              製品です。上記と同様、着色剤・甘味料(砂糖・糖蜜)は使用していません。しかし保存料は鳥が適切なビタミン
              の活性と健康を維持できるように定められた安全基準を満たして使用。
              購入方法はやはり上記と同様、動物病院の獣医師の診断の上での処方食として購入出来ます。
              また、保存方法も同様に冷蔵庫や冷凍庫で保存します。

               ※100%ペレット主食となった場合は全ての栄養が含まれているので、青菜・ボレー粉以外のビタミン剤等は
                 必要ありません。

                             ♪ぴーちゃんから見たペレット情報
               ぴーがちゃんとペレットを食べられるようになったのはZ社でしたが、病院で購入出来るハリソン社のファイングラインド
               に切り替えてみて、ちゃんと食べてくれるか不安でしたがすんなり受け入れてくれました。そしたらどうでしょう以前は
               残しがちであったマッシタイプもきちんと食べれるようになりました。でも、今回からあげるようになったラウディブッシュ
               はR社に似た臭いがあるのでまだ少し抵抗があるようですが食べてはいますのでこの調子で言ってくれれば◎です。
               ゆえに、ぴーから見た限りでは
                            1番大好き:ファイングラインド(*^_^*)
                            2番目に好き:マッシュ(^_^)
                            仕方なく食べようかな:ロウファット メンテナンス(^^;)

         ・体重について
      体重は出来るだけ朝起きてすぐ測るようにします。(実は今まで夜測っていました。反省)人も朝測り
      ますよね、原理は同じです。現在ぴーの体重は朝が24g・夜が26gです。
      先日、BHへ行った時に先生に「ぴーの体重は23gがいいとおっしゃいましたが詳しく教えて下さい。」
      と尋ねた所、ぴーの骨格や脂肪・肉付きからの判断してとのことでした。脂肪が少なく筋肉質であれば
      もっと重くても問題ないですが、脂肪が多くて筋肉質でなければ体重は減らさなければなりません。
      つまり、脂肪と体重は反比例すると言うことです。若いぶんちょっこは目指せマッチョ!!ですね。

   ・お出かけ方法
     夏のお出かけはさほど気にはなりませんが(熱射病・脱水症状等には注意)、やはりなんと言っても秋口
     から冬にかけてのお出かけは、十分注意しなくてはなりません。
     そこでぴーのお出かけ方法を参考に色々工夫してみてください。
      ※餌は下にまくか、ます箱に付いている餌入れ等に入れる。水はこぼれるといけないので入れない
       その代わり青菜等を入れておいくのも1つの方法。病院ではお薬が入っていたスポイト付きの容器で
       スポイトから貰っている小鳥の姿も見たことがあります。また、電車や車の温度にも十分注意が必要



ます箱をバスタオル等の上に置く
(※解かりやすくするためオレンジの
  バスタオルを使用)


■ぴーの場合は普段寝る時使用
 しているバスタオルを使用して
 います。


タオルで覆う。この時空気穴
を少し開けておくと良い。
気温によっては覆うのではなく
袋の上から布をかぶすことも
あります。


紙袋に入れる。(上から見たとき)
(※この紙袋はケーキが入っていた
  物でケーキは保冷用でしたが
  ぴーの場合は防寒用として
  かなり便利)



紙袋に入れる。(横から見たとき)


布袋に入れる。(上から見たとき)
(※この布袋は今流行りのフリースで
  出来ています。たまたまケーキ屋さんが
  キャンペーン中で貰った袋です。)
  


布袋に入れる。(横から見たとき)


以上の状態でもかなり防寒及び
保温はされますが、病気でさらに
保温が必要とされる場合や悪天候
(雪等)での外出時には袋の下に
カイロ等を当てて温度調節をします。
(※ムレには十分注意が必要です。)

    ・肝臓についてU
      今回なぜぴーを病院へ連れて行こうと思ったのは、まず糞の水分が多くなり緩くなったからとアイリングが薄く
      なり、時々ぼーっとした感じで止まり木に座っていたからと掲示板に書きました。でも最大の理由は↓の写真
      のような羽が1本生えてきたからです。

      見てお分かりだと思いますが明らかに左の羽は正常なものと違います。肝臓は異常がおきても殆ど症状が表れず
      物言わぬ臓器とまで言われています。この1本の羽がぴーを守ってくれました。もしこの羽が生えなかったら病院
      へは行かずにいたかもしれないと思うとぞっとします。
      肝臓はどうして大きくなるのでしょう?もちろん他の病気による合併症として起こる場合もありますし、前にも話たか
      と思いますが、世界三大珍味の一つにフォアグラがありますが、これはガチョウに大量に餌を与え肝臓を肥大させた
      物です。つまり鳥が餌を食べ過ぎると肥満=肝臓肥大となる訳です。そうならないためにも、毎日の体重測定や
      どのくらいの量の餌を1日食べるのかを知っておく必要があるのです。ぴーの場合現在の体重は朝が24g夕方が
      25〜26g、1日の餌の量は4g前後です。
             今回のことで、換羽中での肝臓障害における餌の量について気になったので病院の先生にお伺いした所、体重の
      変化がなければ何時もの量でいいと言う事でした。また体重が減少すれば量を増やしたり高たんぱくな餌を多くす
      なりの工夫が必要ということでした。つまりダイエット用のRoudybushローファット メンテナンスを少なくし、
      
HARRISON’S BIRD FOOD小型〜中型鳥用アダルトライフタイムファイングラインドを多めにする等の工夫をすると
      いうことです。量が一定でも先に書いたような工夫をすればなおいいようです。