ななちゃんの思い出 |
オカメインコのななちゃんはおっとりしていて、僕は何時もぐずぐずしてたら、
ぼっくんやちーちゃんに遊んでもらえないよ、なにやってんだよななちゃん。
早く早くと言っていたのに……それでもななちゃんはマイペースでも、
ご機嫌がいい時は、僕にお歌を歌ってくれたね。ななちゃんのお歌大好きだったよ。
今はもう聞けない。たまにちーちゃんがななちゃんみたいにお歌を歌ってくれるけど
へたっぴーだから僕調子くるっちゃうんだ。また、ななちゃんのお歌聴きたいよ。
なんで、一人で僕の知らないお外へ行っちゃったの、ななちゃんがいなくなって
始めてななちゃんの大きさがわかったんだ。ゴメンね、もっともっとななちゃんと
一緒に居たかったよ。今、僕は一人でお留守番しているよ。ぼっくんやちーちゃんが
お仕事から帰ってくるまで、とっても寂しいし、心細いけど、一生懸命がんばっているんだ。
ななちゃんもきっと何処かのお家でお留守番しているんだと思いながらね。
ぴーちゃんより
ななちゃんが居なくなって、3年半が過ぎました。ぴーとお隣同士で並んでいたおうちが
今はぴーのおうちだけ。ふと一人になった時、思い出します。ななちゃんのこと。
お野菜嫌いで、水浴び嫌い、おうちの中に吊るしてあるベルを帽子代わりに被っては
「ななちゃんファイト」、「ななちゃんおはよー」としゃべっていたこと、ぼっくんがだ〜い好きで、
ぼっくんにべったりのななちゃん、ぼっくんはあまり口には出さないけれど寂びしくてしょうが
ないんだと思う。たまに近所で、ななちゃんが鳴いているような声がすると「ななちゃんかな?」
なんて言っていたりしてるよ。人懐っこいななちゃんだから、新しい家族の元で、幸せに暮らして
いるよね。そうあってほしいな。
ちーちゃんより