役立ててみよう!(メディカル)




ワームウッド(にがよもぎ)の浸剤
ワームウッド

材料
ワームウッドの葉と茎のドライ・・5~10g
水・・・500ml

作り方
ドライの葉と茎5~10gに500mlの熱湯(95℃位)を注ぎ、
フタをして10分蒸らします。
ストレーナー(茶漉し、できればナイロン製)をつかって
容器にこします。冷暗所に保存し、賞味期限は1日です。

他のハーブより薄めにつくります。(一般ハーブはドライで30g)


使用方法
消化能力の低下、食欲不振、胃炎には、浸剤を飲みます。
1日3回までとし、長期にわたっての飲用は避けて下さい。
又、肝炎、腸内の寄生虫、黄疸にも効果があります。

噛み傷、打ち身には、
折りたたんだガーゼなどを浸剤に浸して、患部にあてます。

注意事項
習慣性のある成分ツジョンを含むため、長期での常用は
出来ませんので注意して下さい。授乳中も母乳を通して
ツジョンが赤ん坊に移行する事があります。

★子宮を刺激する成分が含まれるため、
 妊娠中の利用は出来ません。
★授乳中の利用は出来ません。
★長期の常用は出来ません。



セージのマウスウォッシュ(口内潰瘍)
コモンセージ(Salvia officinalis)

材料
コモンセージ(Salvia officinalis)又はパープルセージ・・ドライ30g
水・・・・・500cc

作り方
1.お湯を沸かし、少しだけ冷まします。90℃位。
  (煮立った湯は精油分を蒸発させてしまうので。)
2.フタ付のティーポット等にセージのドライの葉を入れ、
  お湯を注ぎます。
3.そのまま、10分位おいてから、ガーゼ等でこします。
 (こす時にギュッと絞らないでね。苦味が強くなるので。)
4.冷ましてから冷蔵庫に保存します。
  (1日で使いきるようにして下さい。)

使用方法
○そのままマウスウォッシュとして使用して下さい。
○「うがい」として用いれば、のどの痛みにも効果があります。

注意事項
妊娠中の方、てんかんの可能性のある方の使用は出来ませんので
注意して下さいね。



★ ヤロウ(西洋ノコギリソウ、アキレア)の止血剤 ★
(ヤロウ)

材料
ヤロウの葉・・・・・適量

使用方法
切り傷、擦り傷などの止血剤として葉をつかいます。
葉をきれいな水で洗い、傷の上に置き上から包帯します。
又、鼻血の時は葉を軽くもんで、鼻孔に入れます。

ヤロウは殺菌作用もあり、応急の止血剤として
昔から用いられてきたハーブです。
丈夫で育てやすく初夏から秋には花もたくさん咲き、
ドライフラワーにもぴったり!です。春先の若い葉は
食用にもなります。花壇に植えても
花時は中々のものですよ!
草丈60cm位でランナーで良く増え株分けで
簡単に増やせます。花色はレッド、ピンク、ローズなど。




★ ポットマリーゴールドのアイパック ★
ポットマリーゴールド(キンセンカ)の花

材料
ポットマリーゴールド(キンセンカ)の花のドライ・・3g
ミネラル水・・・・・・30cc

作り方
1.ミネラル水を沸かし少し置く(90~95℃位)。
2.ポットマリーゴールドの花を入れ、5分くらいフタをして蒸らす。
3.ストレーナー(茶漉し)でこして抽出液をつくる。
4.抽出液を冷ます(かなりぬるく感じるくらい)

使用方法
コットンに抽出液を含ませ、目をとじて、
まぶたの上に5分くらいおいておく。

朝、目がはれぼったい時はないですか?
泣いた時も目がはれちゃいますね。
そんな時に試してみて下さいね。
ポットマリーゴールドは皮膚の炎症に効果があります。
又、中々治らない傷にもコットンに浸して、
あてておくと効果があります。

注意事項
ポットマリーゴールドは和名でキンセンカの事です。
フレンチマリーゴールドはクジャクソウの仲間で
別種なので使用しないで下さいね。