いろいろな種類  ラベンダー
原種

デンタータ(L.dentata)
別名フリンジラベンダーとも呼ばれ、
名前の通り「歯のような=dentata」、
葉っぱにギザギザの切り込みがある。
和名は「キレハラベンダー」。70cm程に育ちますが鉢植え向きです。
耐暑性は強いですが耐寒性(0℃位)にやや劣るので
暖地では庭植えも可能です。冬から早春にかけて薄紫の花が咲きます。
明るい窓辺に置けば秋から咲かす事も出来ます。切花、鉢花向き。

イングリッシュ(L.angustifolia)
別名トゥルーラベンダー、コモンラベンダーと呼ばれ
一般的に販売されている代表種です。耐寒性は強いですが高温多湿に
弱く蒸れる時期には枝を整理し風通しをよくしたり置き場所の工夫が
必要です。香りが強くドライにしても色がよく残るので
クラフトに利用されます。
料理や薬用にも適し利用価値の多い品種です。紫花、初夏咲き。

スパイカ(L.spica)
(下記参照)

ストエカス(L.stoechas)
(下記参照)

スパイカ系(Spica)
薬用、香料、クラフト等利用価値の多いグループです。
耐寒性強く香りが良い種類が多く
広く栽培されていますが高温多湿に弱く梅雨時から夏にかけて
注意が必要です。

ロイヤルパープル(Royal Purple)

イギリスの代表的な香料種で香りが良い。樹高70cm位で
花穂が長くしっかりしています。濃い紫色の花で切花、クラフト、
ドライフラワー、ポプリ等に向きます。庭植え、
鉢植えどちらでも適します。

ヒッドコート(Hidcote)

花壇,鉢花用に適しているコンパクトサイズ。40〜50cmで
濃い紫の花が多く咲き、美しい品種。香りが良く、ポプリに最適。
又、淡いピンク花で灰白色葉の改良品種もあります。

ナナ アルバ (Nana Alba)

20〜40cm程のコンパクトサイズ。やや銀葉でかわいい白色の花が咲く。
わりと香りも良いが鉢花向き。

グロッソ(Grosso)

フランスで育成された品種で強く甘い香りでクラフト向き。
紫色の花も美しい。扇状に広がり大株になる。
耐暑性、耐寒性(−12℃位)もあり庭植えで楽しみたい。

ストエカス系(Stoechas)
耐寒性はスパイカ系には劣るものの比較的暑さ寒さにも丈夫で
育てやすいグループです。葉っぱには切れ込みがなく早春から春にかけて
開花します。なんといっても1番の特徴は
上部に鳥の羽のような苞葉を持つ大きな花でしょう。
たくさんの花穂がのびる大株は見事です。
庭植えでも鉢植えでも楽しめます。さわやかな香りがありポプリ等
クラフトに利用できますが花色が落ちるのでドライフラワーは不向き。
別名フレンチラベンダー又はスパニッシュラベンダーとも呼ばれますが
他種の事も多く、購入する時は注意が必要です。
古代ギリシャ、ローマ時代に薬用として用いられたとも言われています。

マーシュウッド(Marshwood)
ニュージーランド育成種の大型品種。
少し桃色がかった紫色の花穂が
かわいい。

ヘルムスデイル(Helmsdale)
短めの丸い暗紫色の花穂がユニーク。





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