「イエスはモーセにまさる」
1
だから,天の召しにあずかっている聖なる兄弟たち,わたしたちが公に言い表している使者であり,大祭司であるイエスのことを考えなさい。2
モ−セが神の家全体の中で忠実であったように,イエスは,ご自身を立てた方に忠実であられました。3
家を建てる人がそのものよりも尊ばれるように,イエスはモーセより大きな栄光を受けるにふさわしい者とされました。4
どんな家でも誰かが造るわけです。万物を造られたのは神なのです。5
さて,モーセは将来語られるはずのことを証しするために,仕える者として神の家全体の中で忠実でしたが、6
キリストは御子として神の家を忠実に治められるのです。もし確信と希望に満ちた誇りとを持ち続けるならば,わたしたちこそ神の家なのです。モーセは神と直接話しをし
,十戒を授けられた人であり,当時の人々にとって神のような存在だった。たしかにモーセは偉大な働きをたくさん行ったがそれは背後に神の導きがあったからである。そのモーセにまさるイエスはただの指導者ではなく,,神の言葉をもたらす使者,罪の贖いの大祭司である。イエスによってわたしたちは神との和解を手にすることができ,新しい命が与えられたのである。教会は神の恵みによって呼び出して集められたものの共同体である。一人一人がキリストのからだの一部とされ
,教会を築き上げなくてはならない存在である。私建ちはその招きの意味-多くの人々に神のことを伝えよ-を心に刻まなければならない。一人一人賜物は違うが,神はそれを十分に用いようとしてくださる。自分は弱いからと思うことはない。主が私の中にいてくださるという誇りを持ち続けるなら恐れるものは何もない,,私達のからだこそ神の家だという素晴らしい約束を今日の聖書は告げている。BGMは、Bach《目覚めよとわれらによばわる物見らの声》作品645です。
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