11月17日 「与えられた伝道の言葉」 マルコによる福音書
6章6-13節「
12人を派遣する」6
それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。7
そして、12人を呼び寄せ、二人ず組にして遣わすことにされた。その際、汚れた霊に対する権能を授け、8
旅には杖一本のほか何も持たず、パンも、袋も、また帯の中に金も持たず、9
ただ履物は履くように、そして「下着は二枚着てはならない」と命じられた。10
また、こうも言われた。「どこでも、ある家に入ったら、その土地から旅立つときまで、その家にとどまりなさい。11
しかし、あなたがたを迎え入れず、あなたがたに耳を傾けようともしない所があったら、そこを出ていくとき、彼らへの証として足の裏の埃を払い落としなさい。」12
十二人は出かけて行って、悔い改めさせるために宣教した。13
そして、多くの悪霊を追い出し、油を塗って多くの病人をいやした。信仰を赦され、み言葉を持つとはどういうことかが、記されている箇所である。
主イエスは、故郷ナザレの村の不信仰に驚かれた。神の子が隣にいて目に映る状況であっても信じない人の姿が記されている。
新たな伝道が始まり、主イエスより汚れた霊に対する権能を授けられた十二人は、それぞれの地に派遣され、不思議な業をなすことを赦された。それは、彼等の語ったみ言葉の中に生けるキリストが力を示されたからである。これこそが私達が信じているみ言葉である。福音のみ言葉をいただくことはどう生きるかも同時に問われる。
足の裏の埃を洗い落としなさいーー紙に捨てられることを意味するつらい状況――と主は言われた。主の満ちた時は既に私たちの元にきている。だから総てを委ねて命がけでみ言葉だけを伝えなさいと・・・・
み言葉の担い手として、隣人にキリストの香りが放たれるのを祈り、主に委ねる信仰を感謝し輝かせていくことが出来るよう、み言葉に生きるキリスト者でありたい。
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