ペンテコステ

特別伝道礼拝  『愛の響き』  林田秀彦先生  

                詩篇191-7

                使徒言行録2章1-4

詩篇19

天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す。

昼は昼に語り伝え 夜は夜に知識を送る。

話すことも,語ることもなく 声は聞こえなくても

その響きは全地に その言葉は世界の果てに向かう。

そこに神は太陽の幕屋を設けられた。

太陽は,花婿が天蓋から出るように 勇士が喜び勇んで道を走るように

天の果てを出で立ち 天の果てを目指して行く。

その熱から隠れうるものはない。

使徒言行録2

五旬節の日が来て,一同が一つになって集まっていると、

突然,激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。

3そして,炎のような舌が分かれ分かれに現れ,一人一人の上にとどまった。

4すると,一堂は聖霊に満たされ、”霊”が語らせるままに,ほかの国々の言葉で話しだした。

切れた心を繋ぎ,凍てついた心を溶かすものは何なのか,心の教育が言われている今,教会が誕生したこと,ここにあることと私達がどんなに深く結びついているかを改めて知りたい。

 

人々は心の繋がり,愛を求めているが,それに応えられないもどかしさがある。パウロは「私の心が燃えないでおれようか」と言っている。教会の存立は心燃えるものの集まりである。上よりの熱情が人々の心に入ってくる経験であり,礼拝がこの地球に形付けられてくる意味である。

 

詩篇の響きは,地の栄をはかり,はかりなわをもって安らぎの場を与えていることを教えている。

 

教会のつながりは意識的に集まる共同体,究極的なものに結び付けてくれる場所,永遠なものに心を向けることができ,慰めを得ることが約束される場所である。

 

神様が呼び続けてくださることの喜びを礼拝において知ることです。



BGMは、MarcelloのOboe Concertoです。

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