6月23日  「あなたのために」 

マルコによる福音書213-17節   「レビを弟子にする」

       

13 イエスは、再び湖のほとりに出て行かれた。群衆が皆そばに集まって来たので、イエスは教えられた。

14 そして通りがかりに、アルファイの子レビが収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。

15 イエスがレビの家で食事の席に着いておられたときのことである。多くの徴税人や罪人もイエスや弟子たちと同席していた。実に大勢の人がいて、イエスに従っていたのである。

16 ファリサイ派の律法学者は、イエスが罪人や徴税人と一緒に食事をされるのを見て、弟子たちに、「どうして彼は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか」と言った。

17 イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」

           

嫌われ罪人とされ誰も触れようとせず交わろうともしないレビの家に、主イエスは入られ、当時禁止されていた食事を共にされた。

どんな状況に陥ろうと、どんな痛みや苦しみやまた汚れた心になたとしても、主イエスは「あなたが招き、わたしを受け容れようとするならばあなたのために私はそこへ行きますよ」と言われたと聖書は続けて語る。

ルターが残したキリスト者は罪人であると言う自分を知るが故に、主が招いてくださる平安の中に歩める。

確かめていただきたい!ご自身で主を自分の中へしっかり招いているでしょうか?主が自分の心の中におられることを知り、自分の痛みや悩みや苦しみを主に委ねて喜びの中に歩んであられますか?そこに立つことが確信できれば素晴らしく、唯、感謝。

そのままでキリストの香を放ち強く歩んでいただきたい。主があなたの中で生きておられるから…・・。

                                                                                                       



BGMはBachのカンタータ80番「神はわが堅きとりで」 です。

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