讃美歌515番 「十字架の血に」
代表的福音唱歌の一つであり、わが国でも明治版の『讃美歌』以来、広く愛唱されてきた。
歌詞、曲ともに
Lewis Hartsough(1828-1919 米国人)による。ハートソーは
Methodistの牧師としてNew York,Utah,Wyoming、Iowa各州の各地の教会で牧会した。ハートソーは、この讃美歌を作った頃,Dwight Lyman Moody/Ira D。Sankeyのリバイバル運動にも同調したと思われ、この歌も、1872年のIowa州でのリバイバル集会用に書かれたものである。彼の歌は主としてSankeyのSacred Songs and Solos,1878年に収められた。「この美しい讃美歌の歌詞と旋律は、最初
,月刊誌Guide to Holinessに発表され、そのコピーが英国にいる私に送られてきたので、私はすぐこの曲をSacred Songs and Solosに採用した。この歌はリバイバル運動の讃美歌として大変役に立ち、しばしば英国、米国の伝道会で決心者を募るときに用いられた。」-わが人生と福音讃美歌の歴史―Ira D.Sankey、1907年による。
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