■この讃美歌は19世紀後半の大説教家ムーデｲ（Dwight　Lyman　Moody）と行動を共にした音楽伝道者サンキー（Ira　David　Sankey）が編集した福音唱歌集（1878年）に収録され、米国で広く普及し、日本でも明治時代から今日に至るまで広く愛唱されてきた。曲名

■尚、歌詞の出だしは“In　some　way　or　other　the　Lord　will　provide”となっているが、日本語の讃美歌の題名は、この前半の部分“In　some　way　or　other”を付けており、英語では、後半の部分“the　Lord　will　provide”が題名となっている。曲名でも、日本語の讃美歌の“Providence”での収録はなく“the　Lord　will　provide”となっている。“Providence”での曲は、別の旋律である。

■作詞者Mrs.Martha　Anne　Cook（1806-1874）は牧師夫人、作曲者Philip　Phillips（1834-1895）は,米国東部出身で専門の作曲家ではないが、福音唱歌を多く作曲し、一時米国でも広くうたわれた。

背景のmidiは新たに作成しました。