讃美歌381番 「ちからのかぎりに」

■テモテへの手紙U612節「信仰の戦いを立派に戦い抜き -fight the good fight of faith-」で始まる”霊の戦い”に分類される英語讃美歌中の名作である。原作者John Samuel Bewley Monsell1811-1875)は、イギリス国教会副司教の子としてロンドンデリーに生まれ,ダブリン大学をおえて,国教会の聖職となり,伝道牧会に当ると共に,著述業と詩作とにたずさわった。

作曲者名はHoratio William Parker1863-1919,曲名は”Courage”となっているが,よく利用するウエブサイト
http://www.cyberhymnal.org
には該当する旋律はなかった。しかし、11点の讃美歌集に収録されているとのことである。

■英米の讃美歌で,この歌詞につけられている曲はWilliam Boyd作”Pentecost,John Hatton作”Duke Street”(この曲は日本の讃美歌では286番”かみはわがちから、わがたかきやぐら”につけられている)他である。日本の讃美歌の記載との関係は不明である。

Horatio William Parkerは、米国人。ドイツでの勉学から帰国後,音楽関係の学校で教えるかたわら方々の教会のオルガニストを兼務した。1895年にエール大学からM.A.の学位を,,1902年にはケンブリッジ大学から音楽博士の学位を贈られた。1904年以降,エール大学音楽部長の職についたが,ニューヨーク,フィラデルフィアで色々の合唱団を指揮し又,ニューヘブン交響管弦楽団の指揮者を兼ねるかたわら,各種音楽関係団体の要職についた。オペラ、管弦楽曲、合唱曲、オルガン曲など多数の作品があり近代米国音楽界の重鎮とされている。

背景のmidiは新たに作成しました。

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