讃美歌336番 「主イエスよ,十字架を」

原作者Henry Francis Lyte1793-1847)はスコットランドで生まれ、アイルランドのダブリンで大学教育を受け、国教会の聖職者となり各地の教会を牧した。作者は学生時代にも,聖職者になってからも,鋭敏な魂の持主であっただけに人一倍の苦痛を経験したが、それらを「おのが十字架」として耐え忍んだ。その個人的体験がこの歌としてあらわれたのであろうと想像される。

曲名の Ellesdie は "L. S. D." から作った名称といわれるが、誰のイニシャルであったのかはわからない。Hubert Platt Main1873年にモーツアルトの曲から編曲したとあるが,モーツアルトの原曲が何であったかも分らない。

「英米の礼拝用讃美歌集の多くは「主イエスよ,十字架を」”Jesus,I my cross have taken”に対して、ヘンリー・スマートの”Crucifer”(69番の旋律)を用いているものが多い」と讃美歌略解で説明があるが,The Cyber Hymnal という讃美歌サイトでは69番の旋律ではなく、Sydney H. Nicholsonの”Crucifer”(1916)の旋律が用いられている。

 

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