讃美歌 321番 「わが主イエスよ、ひたすら」
作詞した
Elizabeth P. Prentiss(1818-1878)は、牧師の家庭に生まれ後に牧師夫人となった。この詩は,彼女が病の床にあった1856年作られたが13年後に夫に見せたところ夫君はこれを出版する様すすめた。William Howard Doane(1832-1915)がこれを見て作曲し1870年に彼が出版した”Song of Devotion”に収録されてから数年間のうちに全米を風靡した。敬虔な魂の祈りであり,今なお往年の声価を保持している。W.Howard
Doaneは、音楽の才に恵まれ数多くの作品(作曲)を残しているが,本業はオハイオ州シンシナッテイを中心として活躍した実業家である。シンシナッテイの教会で日曜学校の校長や聖歌隊の指揮者を務めるなど伝道活動(福音主義運動)にも音楽を通じて大きな貢献をした。シカゴに彼を記念した音楽堂があり,又,彼の宗教運動に対する偉大な功労に対して,フランス政府から叙勲を受けている。
背景のmidiは新たに作成しました。