讃美歌259番 「天なる主イエスの」
この曲の旋律は
,古くからオランダに伝わっている民謡の旋律であって,典型的なオランダ民謡の気分をあらわしている。1710−1716年ころオランダで出版された
Oude en Nieuwe Hollantse Boerenlieties en Contredansen
(古今のオランダの農民歌謡とカントリーダンス曲集, vol. 2,
p. 11)
に収録され(歌詞は付いていない)、1897年にオランダの作曲家ユリウス・レントヘン(Julius
Rö
オランダでも "Hoor een heilig koor van stemmen" (原詩は Christopher Wordsworth) という讃美歌の曲に採用された。
作詞は
,宗教改革前の改革者といわれるGirolamo Savonarola(1452-1498 イタリア)である。修道院に身を置いたが,当時の社会と教会との堕落を黙示することができず,為政者と民衆との罪悪を公然と責め,ついに教皇の忌諱にふれて焚殺の刑に処せられた。
背景のmidiは新たに作成しました。