イギリス国教会の礼典觀を反映した敬虔な陪餐の歌である。原作者エドワード・ビカーステス(
1825-1909)は、国教会の司教であり多くの詩歌集を編纂した。彼の歌は,主題を強く捉え,詩的に表現し,純粋なリズムを持ち,さわやかな感情をたたえているところに長所があるが,会衆的であるよりも個人的であることが短所であると言われる。作曲者ジェイムズ・ラングラン(
1835-1909)は,もともとこの旋律を「日くれて四方はくらく」”Abide with me”讃美歌39番のために作曲しEVENSONGという曲名で発表したが,その後,ビカーステスの歌詞の曲として,又その他の曲としてもひろく愛唱されるようになり曲名もLANGRAN(作曲者の名前)に変えられた。尚、讃美歌39番には別の旋律がつかわれている。背景のmidiは新たに作成しました。
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