讃美歌111番 「かみのみこは」  

18世紀の初め頃からカトリック教徒のあいだにひろくうたわれていた歌である。一説には13世紀のものであるとも言われています。讃美歌には、原作のラテン語歌詞の初行であるADESTE FIDELESが曲名となっており,作詞者のところでは17世紀或は18世紀のラテン語の讃美歌よりとなっている。要するに作詞,作曲とも不明となっている。18世紀半ばに、英国人John Francis Wadeが編集した歌集の中に含まれていた。英語への翻訳だけでも40種類以上あるといわれるが,手元の英語訳はラテン語に忠実であると思われる一方、日本語訳は対語訳とは異なる。Adeste Fidelesは、「そこにいる信仰厚き人々よ」という意味だそうです。いずれにしても、今日,英米のプロテスタント各派の讃美歌集に取り入れられ,クリスマスには欠くことのできない世界的名曲となっている。

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