2月18日 「明るい眼をしているか」 マタイによる福音書 6章19節-24節
あなたがたは地上に富みを積んではならない。そこでは,虫が食ったり、
さび付いたりするし,また,盗人が忍び込んで盗み出したりする。
富は,天に積みなさい。そこでは,虫が食うことも,さび付くこともなく,
また,盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。
あなたの富のあるところに,あなたの心もあるのだ。
体のともし火は目である。目が澄んでいれば,あなたの全身が明るいが、
濁っていれば,全身が暗い。
だから,あなたの中にある光が消えれば,その暗さはどれほどであろう。
だれも,二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、
一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。
あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。
神を見つめることによって使命が与えられる,「心は神に手は人に』は,
救世軍のモットーである。
ひたすら,聖なる神を見つめることによって,澄んだ目
(まっすぐに見る,邪心なく見る,二つのものを一遍に見ない,健やかに現実を見る)
が与えられる。
また,希望を持ち意欲的に生きる時,目は光り輝く。
地上の富はいずれ見苦しく朽ち果てぼろぼろになる。
神は,地上のだれひとりぼろぼろになって欲しくないと願われ,
地上にイエスキリストを遣わされた。
この愛こそが真の富である。
数々の地上の苦労の生活を主イエスは真実なものとされた。
主に従って日々苦労することは,神の栄えに生きることである。
澄んだ目をして,神の愛に身を委ね,天に宝を積む日々を・・・・。