4月28日  「あなたこそ私に必要だ」 マルコによる福音書116-20

「四人の漁師を弟子にする」

16 イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。

17 イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。

18 二人はすぐに網を捨てて従った。

19 また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、

20 すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。

私についてきなさい 人間をとる漁師にしよう」と呼びかけられて弟子たちは、イエスについて行った。主イエスは、私たちにも生活の真中にあってよびかけられる。

「私についてきなさい」私たちはこのみ声をどの様に受けとめるか。とまどったり困惑したり…・。素直な返答は出来ないのでは…・・。何故ならそれは主が、私たちを、生まれる前から見つづけて呼ばれていたことに気がつかなかったからである。尚も呼びつづけてくださるそのみ声の中には大きな愛が示されて、私たちに決断をせまられる。神のみ前に決断するのは、この自分より他にない。私共の生涯には、さまざまの出会いがある、また迷いもある。しかし神との出会いは、私共に永遠なるよろこびを与えられる。

主に従うとは、十字架と復活の主と共に、生きること。主イエスの「あなたこそ必要である」とのみ声を確信して、ここにしっかりと立つとき、豊な希望を覚える。このあふれる恵みを受けて、新しいこの一週間を力強く歩みたい。                                                                                                  



BGMはBachのカンタータ170番「満ち足れるやすらい、うれしき魂の悦びよ」 です。

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