9月30日 「福音を宣ベ伝えなさい」 エゼキエル書3章1−11節、

マルコによる福音書16章14−18節  

秋葉恭子牧師

                                                                                               

十字架の死によって我々の罪を贖われた主イエスは弟子たちの前にご自身を現されその不信仰とかたくなな心をとがめられた。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである。しかし、主イエスはこのような弟子たちを神の国の福音の伝道の働き手として用いられた。弟子たちは喜んでガリラヤの地から全世界に派遣されて行った。

私たちにとってガリラヤは教会である。教会はまさに主の約束のみ言葉が響いているところである。ここで主イエスのみ言葉を聞き、力を与えられ、この世へと派遣されていく。  

福音を宣ベ伝えるということは、主がガリラヤの地で行われた事柄、語られたみ言葉を伝えること、主の十字架と復活に示された救いの出来事を語り伝えること、神を愛し隣人を愛しなさいという主のみ言葉に従う信仰を証しして生きること、私も愛されているがあなたも愛されているとの神の愛を心と行動をもって伝えることである。伝道を通じて私たちも福音の理解を深め、信仰を成長させる。 富士見丘教会 は、この代沢の地にあって主によって伝道を託されている。

しかし、福音を宣ベ伝えることは容易ではなく、宣ベ伝える相手のかたくなさがあり、宣ベ伝える側の弱さがある。エゼキエルに「この巻物を食べ、行ってイスラエルの家に語りなさい。」と主は語られた。み言葉を食べることによって、「額も硬く心も硬い」まだ福音を知らない人たちに対し私たちの「額を岩よりも硬いダイヤモンドのように」してくださると主は言われる。今年の教会 全体修養会 のテーマ「神の国を前にした伝道」による学びを通じ、私たちの額を岩よりも硬いダイヤモンドのようにして、私たちの教会に託された主の伝道の業にますます励みたい。
                     
 
 

 

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